■震えるタクト(第386話) 発表1996年2月
評価 ★★
依頼人 ①不明 ②ルロイ・オッペンハイマー
ターゲット ①不明 ②ザウバー
報酬 ①不明 ②不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 2,087
今回殺害人数 2/ 通算殺害人数 4,240
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 102
<ストーリー>
旧ソ連より亡命した大物指揮者「オッペンハイマー」はCIAのスパイだった。若手指揮者「ザウパー」に事実を暴露されたオッペンイマーは・・・
<この一言>
力が落ちたようだ・・・
<もう一言>
妙な音は聞かなかった、と答えている。なぜ、俺にそんな事を聞く・・・?
<解説>
旧ソ連からアメリカに亡命した指揮者「ルロイ・オッペンハイマー」。マネイジメント会社「ハロルド・ハーバード・エージェント(HHA)」が亡命にあたり提示した条件はCIAのスパイになることであった。条件を飲んだオッペンハイマーは、アメリカへ亡命、大物指揮者としての地位を築きあげた。
しかし、指揮者とスパイの二重生活に疲れたオッペンハイマーは、契約更改にあたりHHAにスパイを辞めさせて欲しいと申し出る。超人的な聴力を持つ若手新進指揮者「ザウパー」は、防音扉を隔ててこの会話を聴き取り、自らの躍進のためにオッペンハイマーがスパイであることを暴露する。
指揮者生命を断たれたオッペンハイマーは、ゴルゴにザウパーの殺害を依頼する。しかし、殺害の条件は超人的聴力を持ったザウパーが指揮をしている最中に狙撃をするというものであった。指揮者がタクトを振っている折、好きなフレーズに差し掛かり絶頂の際には一時的に音が耳に入らなくなることに着目、サイレンサー付きの拳銃でザウパーに気付かれることなく狙撃を行う。
ゴルゴはクラシック音楽にも造詣が深いということが伺い知れる以外は、これといった見所のない作品。オッペンハイマーの演奏をザウパーに問われ、「力が落ちたようだ・・・」と答えたところを見ると、オッペンハイマーの演奏を過去にも聴いたことがあるのだろう。ちなみに本作で登場する楽曲は、ヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」と「朝の新聞」。ゴルゴのフェイヴァリットなのだろうか・・・
ズキューン
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>ゴルゴはクラシック音楽にも造詣が深いということが伺い知れる以外は、これといった見所のない作品
同感です。それを強調するために、狙撃タイミングの条件をつけたように思えます。(そもそも音が聞こえたところで、ゴルゴンの銃弾を避けられるはずもない)
ところで、ザウパーは小さな音も聞き分けられるようですが、その分大きな音には弱いのでしょうか(笑)
本日の一句「ゴルゴンは、頭脳も視力も、耳もいい!?」
コメントが遅くなりまして申し訳ありません。
>狙撃タイミングの条件つけ
ネタに困ったのでしょうかね(笑)
ストーリーを狙撃タイミングありきで作り、前半の指揮者同士の反目などは後付けのような気がします。