■波止場を我が手に(第150話) 発表1979年2月
評価 ★★★
依頼人 パリ中央麻薬防止局
ターゲット 麻薬密売組織の帝王レボニアン/ローラン警部
報酬 不明
今回弾丸発射数 8/ 通算弾丸発射数 962
今回殺害人数 11/ 通算殺害人数 865
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 73
<ストーリー>
フランス・マルセイユで「レボニアン一家」と「トラバス一家」の抗争が激化。ニック・ボランは抗争を利用して両者の共倒れを図るため、街で見かけたゴルゴに近づく・・・
<この一言>
その通り・・・おまえたちの”仲”をたしかめた上で・・・依頼遂行!
<解説>
マルセイユでは「レボニアン一家」と「トラバス一家」の抗争が激化し泥仕合の様相を呈していた。ニック・ボランは両者の抗争を利用し共倒れを図ろうと画策する。ゴルゴがレボニアン一家のチンピラ3人を秒殺するのを見たボランは、ゴルゴに相棒になるよう持ちかける。ゴルゴに娼婦を紹介した後、ボランはゴルゴの腕を確認すべく、レボニアンにゴルゴの居場所を教える。
まぐわい中にレボニアン配下のチンピラに踏み込まれたゴルゴは、全裸で彼らに対峙する。このときのチンピラのセリフが最高だ。
「この野郎、こんな時にまだおっ立てたままだぜ。おどろいた奴だ。」
「けっ、早く服を着ろっ!胸くその悪い!」
残念ながらゴルゴの全裸姿は背後から描かれているのでどの程度の「おっ立ち」具合か分からない。しかし、その前のページでは、ゴルゴの下腹部にかけられたシーツが盛り上がっており、ゴルゴは「左曲がりのダンディ」であることが確認できる。ゴルゴの利き腕を考えれば左曲がりは当然か・・・。
レボニアン邸に連行されたゴルゴは、麻薬捜査官ローラン警部とレボニアンの癒着関係を確認し、
「おまえたちの”仲”をたしかめた上で・・・依頼遂行!」と、時代劇のようなセリフを吐いて依頼を遂行する。その直後、ゴルゴを売ったボランも銃弾の餌食となるのは言うまでもない。
どんな事態でも”己の強靱さ”を失わず屹立するゴルゴに感服せずにはいられない。やはり、ゴルゴは男の中の男であり、男のロマンである・・・
ズキューン
<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>
>椅子に座って「ローズ」ことチンピラのニックと話していますねぇ!
たまには座りたくなることもあるのでしょう(笑)
>後ろに回られても殴ったりしなければ、いつもはイイ人で居られるのに(笑)
ゴルゴって、背後の人を殴ったり、握手をしなかったりという変なクセ・習慣がなく、人当たりがよければ、凄くいい人なんですけどね~口も仕事も固いし・・・
想うに、ゴルゴは相手に自分の正体が知られていない場合は、握手もするし椅子にも座るのではないでしょうか?
ついでに、後ろに回られても殴ったりしなければ、いつもはイイ人で居られるのに(笑)