■スフィンクスの微笑(第418話) 発表1998年2月
評価 ★★★★
依頼人 エジプト政府
ターゲット ”真実のイスラム”指導者ジェセル
報酬 不明
今回弾丸発射数 4/ 通算弾丸発射数 2,303
今回殺害人数 7/ 通算殺害人数 4,598
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 107
<ストーリー>
古代エジプトの財宝が盗掘・転売され、テロ組織の資金源になっているという。依頼を受けたゴルゴはサハラ砂漠に向かうが・・・
<この一言>
”神(アラー)”の奇跡を信じるんだな・・・
<もう一言>
イスラムの教えでは”目には目を”、”歯には歯を”だったな・・・?
<解説>
エジプトで古代遺跡の盗掘が相次ぎ、盗掘品を処分したカネがテロ組織に流れているという。エジプト政府の依頼を受けたゴルゴは日本の商社マンを装い、現地ガイドを雇ってテロリストのいる集落を目指す。サハラ砂漠の真ん中で、ガイドがゴルゴに銃を向けカネを脅し取ろうとする。ゴルゴは右手でカネを差し出し、左手で拳銃を抜く。相手の手首・足首を撃ったゴルゴはとどめを刺すべくガイドに銃を向けるが、「アラーのお慈悲を」との哀願を受けると、「”神(あらー)”の奇跡を信じるんだな・・・」と言ってガイドをサハラに放置する。
集落についたゴルゴは盗品を吟味する。しかし、そこい砂漠に放置したはずのガイドが舞い戻りゴルゴに銃を向ける。目には目を、ということでゴルゴの左手と足首に銃弾を見舞い、サハラ砂漠にゴルゴを放置する。重傷を負ったゴルゴは生存可能時間を2日と見積もり、超人的なサバイバルを見せる。ラクダの骨で杖を作り、骨折した箇所の添え木とし、野生のキツネを食べ、自らの傷口のウミを舐めて水分を補給する。ゴルゴの執念が勝り、集落に戻ったゴルゴは、ガイドに復讐を果たし、テロリスト集団”真実のイスラム”が盗掘を行っている場所へ向かう。
真実のイスラムの指導者『ジョセル』を仕留め、女性考古学者の嘆願により、盗掘を指示していた考古学者の父を遺跡もろとも爆破し、ゴルゴは砂漠を後にする。
ゴルゴのサバイバルが凄い!
凄いのだが、なぜ、こんなにも無防備にあっけなく至近距離で狙い撃ちされてしまったのだろう?ガイドにとどめを刺さなかったこと、無防備に撃たれてしまったことなど、ゴルゴらしくない振る舞いが目立つ作品でもある。サバイバルの描写とラストが素晴らしいだけに、ゴルゴの軽率な振る舞いが残念でならない。
ズキューン
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あれを、思い出しながら、オナニーしています
パトリック三平さんの「大海原にほっぽり出されるゴルゴ!」いいですね~ゴルゴ版『太平洋ひとりぼっち』!でも、やっぱりゴルゴ版『いるかに乗った少年』?になってしまい、ギャグ路線(笑)
マリヨ神父さんのゴルゴ版『ロビンソン・クルーソー』も最高です。ロビンソンの従僕となる”フライデー”は出てくるのでしょうか?それとも、最終回らしく女性とともに余生を過ごすのでしょうか(あり得ない・・・)
パトリック三平さんのGOOGLE EARTHを使ったネタも登場しそうですね。無人島サバイバルだけでなく、ゴルゴへのコントタクト手段の一つとして取り上げられそう。ナスカの地上絵に”13”の文字が加えられてGOOGLE EARTHにキャプチャーされるとか(苦笑)
ゴルゴのサバイバルもの「絶海の孤島」編、勝手ながら妄想してみました。
……絶海の孤島で脱出ルートを破壊されたゴルゴ!
しかし彼はもう一つの最終脱出ルートを用意していた…!
ゴルゴは間接的に全世界に存在する「GoogleEarth」マニアに賃金を払い、定期的に全世界の各地をチェックさせていたのだ!
ゴルゴは孤島でのサバイバル中に、山火事(あるいは海底火山の噴火に見せかけた爆発)を故意に引き起こす。GoogleEarthでマニアにより異変が確認され、最終脱出ルートが発動、生還を果たす……というのはどうでしょうか?
自分で書いといてなんですが……厳しいですね(汗)。
ゴルゴのサバイバル戦、地域限定と云う事に主眼を置くと、どこかの孤島か、どこかの地下坑道あたりが望ましいですね!!
前者には『装甲兵SDR2』や本誌466話『赤い5月の使命』(単行本未収録、別冊ビック171収録)
後者には『最後の戦場』や『ミッション・イン・ヘル』などがありますが、まだまだゴルゴに正面から腰を据えて対戦しているとはとても思えません!
あっ、ゴルゴの最終回はひょっとして、絶海の孤島で強敵を倒した後に、通信手段も移動手段も無く、緊急連絡網も上手く機能せず、その島でロビンソンクルーソーのような生活を送って、余生を過ごすと云う内容じゃないですかねぇ~!?(笑)
とは言え゛サバイバルもの゛にハズレ無しといった印象です。…このジャンル、砂漠に高山、南極までと出し尽くした感がありますが……私はまだ゛外洋゛が残っているんじゃないかと思っています。
太平洋や大西洋のど真ん中、周囲何百Kmにもわたって島影無しの大海原にほっぽり出されるゴルゴ!
最初は絶対面白そうと思ったんですが…、イルカやジンベイザメの背に乗って「海のトリトン」みたく陸地を目指すゴルゴの姿が頭に浮かび、ギャグにしかならんな………と脳内で勝手に却下しました(笑)。
となると残りは…、地雷源か…宇宙空間!?。
>ひょとしてゴルゴってM!!(笑)
同感です。しかも、放置プレー好き!!
>ゴビ砂漠でおんなじ事やってますねぇ~!!(笑)
脚本チームもネタ切れか。。。それとも、余程のドSか・・・(笑)
左手でムハマドを撃っているぐらいだから、サハラ砂漠での放置プレーも想定内?(笑)
それにしても間が抜けていませんか~?
ひょとしてゴルゴってM!!(笑)
今回の砂漠放置プレーがよっぽど気に入ったのか、本誌497話『楼蘭さまよえる死神』(単行本・別冊ビック未収録)では、今度はゴビ砂漠でおんなじ事やってますねぇ~!!(笑)
>高山サバイバルは復数回、それもアルプスとヒマラヤでゴルゴにやらせたので、次は砂漠サバイバルをやらせようという事でこの作品が出来たのでしょうね。
なるほど~、ネタに困っての砂漠サバイバルだったのですね(笑)
>ゴルゴにポカを犯させることになってしまった
ポカもポカ、大チョンボですね(←ちょっと、言い過ぎ?(笑))
しかし実際にやらせる為に、ゴルゴにポカを犯させることになってしまったという事でしょう。飛行機の不時着等、不可抗力の理由でサバイバルさせる訳にはいかなかったですかね。
>けなさすぎて、書くこともありません
あまりにも無防備ですね。あまりのあっけなさに拍子抜けした位です。ペロさんのコメント・句もドスが効いていて秀逸です。
>ガイドにとどめを刺さなかったこと。
“情け”をかけるなんて、“情け”ない!情けなさすぎて、書くこともありません
本日の一句「プロとして、今日のお前は、失格だ!!!」