■海底の豚(第423話) 発表1997年11月
評価 ★★★★
依頼人 不明
ターゲット ボス
報酬 不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 2,327
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 4,618
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 107
<ストーリー>
仕事を終えたゴルゴに不測の事態発生!海中からターゲットを仕留めたゴルゴだが、戻るべきクルーザーが破損。サメに囲まれたゴルゴは・・・
<この一言>
は―っは―っ・・・
<もう一言>
ハ―ッハ―ッ・・・
<解説>
ダイビングスーツを纏いクルーザーに乗った標的を海中から仕留めたゴルゴ。しかし、ゴルゴが乗ってきたクルーザーと標的が乗っていたクルーザーが衝突、行き場を失ったゴルゴは、サメの大群に囲まれる。
クルーザーの衝突を受け現場に急行した沿岸警備艇の艦長は、射殺事件の犯人が海中に留まっていることを発見、現場で待機する。
海面に浮上することができなくなったゴルゴはサメと格闘を続ける。酸素ボンベが空になるやゴルゴは海底に沈んでいる難破船を目指す。難破船にわずかに残留している空気を吸い続け、沿岸警備艇が去るのを待つゴルゴ。待つこと30分、警備艇が去ったと察したゴルゴは40メートルを一気に浮上する。またしてもサメの大群を相手に闘いを繰り広げるゴルゴ。万一の保険のために手配してあったボートを救命花火で呼び寄せて、難局を乗り切る。
面白い!40ページの短編であるが、追い込まれたゴルゴがサメと大立ち回りを演じるシーンが凄い。さすがのゴルゴも酸素切れには勝てず、ここまでか!と思わせるものの、一気にボンベなしで40メートル潜り、海底の難破船に逃れる。わずかに残留した空気を『は―っは―っ・・・』とあえぎながら吸い込むゴルゴが痛々しい。保険として確保していた逃走手段で難を逃れる場面では、ゴルゴの慎重さが伺われて思わずほくそ笑んでしまう。ボートを操縦する少年に『ボーナスを出してよ、旦那!安い買い物をしたんだから!』と軽口をたたかれて、マジにムカついているゴルゴの表情は一見の価値あり!
ズキューン
<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>
想定外の範囲を超える事態が起こってしまった訳ですが、それでも何とかするのが超一流のプロフェッショナルなのでしょうね。
>軽口をたたかれて、マジにムカついているゴルゴ
流石のゴルゴンも、生命の危機から生還した直後だっただけに、イラッとしたのでしょう。
本日の一句「サメ達よ、襲った相手が、悪かった」
>流石のゴルゴンも、生命の危機から生還した直後だっただけに、イラッとしたのでしょう。
「人が死にそうになってるのに、ふざけたこと言ってんじゃねえ!ぶっ殺すぞ」くらいのセリフが口をついて出そうな状況ですが、さすがゴルゴ、<イラッとした>だけで収めてますね(笑)しかし、最後のゴルゴの表情、何度見ても笑えます・・・
>最後のゴルゴの表情、何度見ても笑えます・・・
おっしゃる通り(笑)。何時も無表情のゴルゴンですが、あんな顔が出来たのですね~。ゴルゴンにあんな表情をさせたあの少年、称賛に値しますね。よくやった!
>あの少年、称賛に値しますね。よくやった!
ゴルゴにあんなことを言って生還したのは、あの少年だけでしょう。よくやった!(笑)
どんな警護の厳重な相手でも、なにもあんな場所で海中から接近、スナイプなんて考えられません!!
勝手に相手が海中から接近した鮫に喰われるのを見てた方が良かったような気がします!
第一、1km離れていたとはいえ、スナイプ後の逃走経路が緩すぎます!相手のボディーガードがよほど間が抜けていれば別ですが?(笑)
脚本担当の横溝邦彦も含めて、本作のゴルゴ間が抜けているぞ~!!(笑)
>脚本担当の横溝邦彦も含めて、本作のゴルゴ間が抜けているぞ~
笑・・・ゴルゴが必死に闘っているのが滑稽だったりします。でも、この話隙なんですよね~