■誕生日に白豚を殺せ!!(第42話) 発表1972年2月
評価 ★★★
依頼人 ジャクソン神父
ターゲット スコット・パーカー知事候補
報酬 $50,000
今回弾丸発射数 1 / 通算弾丸発射数 231
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 213
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 28
<ストーリー>
神父から「クイン牧師殺害」の黒幕を殺してほしいとの依頼を受けるゴルゴ。聖職者からの依頼にゴルゴは・・・
<この一言>
おれはもってまわった話はきらいだ・・・
<もう一言>
浄財も悪銭も金の本質自体には変わりはない
<解説>
ニューヨークを舞台に、人種差別・ベトナム戦争といったアメリカの病巣を描く作品。本作中「クイン牧師が暴力に倒れる」との記述があるが「クイン牧師」は「マルチン・ルター・キング牧師」の暗喩と思われる。また、本作においてマルコムXの誕生日に依頼がなされているが、マルコムXの誕生日は5月19日。
黒人神父から、人種差別主義者のリーダーを探し出し殺害して欲しいとの依頼を受けるゴルゴ。神父が回りくどい説明をすると、「おれはもってまわった話はきらいだ・・・」と面倒くさそうに話を切り上げようようとする。ゴルゴに依頼をするには明瞭簡潔・単刀直入に話さなくてはならない。
このセリフに続く「浄財も悪銭も金の本質自体には変わりはない」というセリフは、ゴルゴのカネに対する考えが顕れているが、ある意味本質を突いていると言えよう。
本作で見逃せないのが、ゴルゴの拷問テクニックである。警察の取調室でキンバリー署長から暴行を受けるが、二人きりになると形勢を逆転、署長を文字どおり「ボコボコ」にしたうえで、人種差別主義者グループのリーダーの名前を聞き出している。拷問を受けた署長は怯えきっており、半狂乱状態。どのような拷問テクニックを使ったか記されていないが、署長の恐慌振りから察するに、地獄を見せられたのだろう。ゴルゴの拷問テクニック恐るべし。
ズキューン
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>最近の拳を痛めないようにもっぱら手刀を使う
おお!そういうことなんですね!てっきりプロレスと同じでグー・パンチは禁止なのかと(笑)←年バレ注意
そういえば、昔、阪神のバッキーが乱闘でグーで殴って骨折したとか、最近では何年か前にダイエーの杉内が打たれて投手交代の後、ベンチの壁を殴って骨折してましたね~
最近の拳を痛めないようにもっぱら手刀を使うゴルゴに比べると、若さ爆発と云う感じですねぇ(笑)
この調子で、キンバリー署長をボコボコにシバき倒したんでしょうねぇ(笑)