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「高知ファンクラブ」 の連載記事集1

「高知ファンクラブ」に投稿された、続きもの・連載記事を集めているブログです。

鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・高知と韓国

2010-11-17 | 鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」
高知と韓国                                 情報プラットフォーム、No.1787(2002


 


高知に来て、知寄町二丁目のマンションに私達が住んで間もなくの頃である。そこは散歩の距離である。動乱の中で行方不明になった韓国出身の夫の意思を継ぎ、木浦共生園で3000人の孤児を守り育てた彼女は韓国孤児の母と慕われている。


 


  晋州(Chinju)公立農業学校の校長を20年間、務めた今村忠夫さんの頌徳碑が土佐市の彼の旧家の跡、土佐市民病院前に建っている。


彼は戦前、日本統治の厳しい時代に、民族の違いで分け隔てをしない親身の教育を行った。今なお多くの人々からの尊敬を集めており、日韓両国の教え子達により十数年前に建立されたものである。


 


 このように高知は韓国と深い縁があって、高知工科大学や高知大学は、晋州産業大学(前身が晋州農業学校)との間で学術交流協定を結んだのである。共同開催のワールドサッカーの報道を聞く度に思い出されるのである。


 


 


ご感想、ご意見、耳寄りな情報をお聞かせ下さい。

鈴木朝夫<s-tomoo@diary.ocn.ne.jp>高知県香美郡土佐山田町植718   Tel 0887-52-5154

 注:奥物部に矢筈峠、別名アリラン峠がある。強制労働で日本に連行された人たちが、戦後、道路開削工事に従事したとき、故郷を偲んでその名を付けたと案内書にある。何があったのかと思い悩む地名である。
田内千鶴子さんの記念碑が199710月に出来た。生誕の地に近く、五台山の見える橋のたもとである。

鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・ホームページ

2010-11-17 | 鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」

ホームページ             情報プラットフォーム、No.1776(2002




PCimage07.jpg サーチエンジンで検索できることは素晴らしい。


昔は、ほんの少し前までは、図書館に、本屋に走らなければならなかった。


このシリーズを書くに当たって最大限に活用している。不確かなものを確認できることは、書くときの自信につながる。新しい発見もある。


 



 


秩父三十四カ所観音巡りを成し遂げ、次は四国八十八カ所に挑戦したいとのホームページの記述が、テープの音源を厚かましくお願いするきっかけを作って呉れたように思う。


この大型連休の始めから四国へ向かう予定とのメールを頂いた。高知を通過するときは是非とも電話を下さいとお願いした。お会いできるのが楽しみである。(記:4月24日)


 



 


連休明けに携帯に電話をして見ると既に今晩は須崎市安和の泊まり、明日は三十七番札所岩本寺を打つ予定とのこと。


遅すぎた、しまったとの思いである。時々、携帯で連絡をと反省している。(記:512日)


ご感想、ご意見、耳寄りな情報をお聞かせ下さい。


鈴木朝夫<s-tomoo@diary.ocn.ne.jp>高知県香美郡土佐山田町植718   Tel 0887-52-5154

お会いすることができなかった。遠慮されたのである。
「めだか」を聞いて内容を確認できたのは、落語の収集をなさっている忠三郎さんを探し当てることが出来たからである。

鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・めだか

2010-11-17 | 鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」
めだか                     情報プラットフォーム、No.1776(2002



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落語「めだか」を聞いたことがある。高知の地名が沢山でて来る。

この時は漠然と聞き流していた。検索してみると八代目林家正蔵の演題であることが分かり、内容を確かめたくなった。


取り寄せたテープからは、高知、高岡、戸波(へわ)、須崎、そして久礼、上ノ加江(かみのかえ)、葉山、船戸などの地名が聞こえてくる。


「回船問屋の万七は後妻に財産を乗っ取られ、なさぬ仲の幼い男の子を連れて高知から須崎に戻る。途中で高価な帽子を欲しがる。なけなしのお金で買った帽子で無邪気にめだかを掬う。


その子が大きくなり、東京に出て十年が過ぎ、上ノ加江の診療所に医者として戻ってくる。


上品な五十絡みの女性と一緒に峠の茶屋で商売をしている幸せそうな義父と再会する。


戦勝記念の花火を高知に見に行く途中で、めだかを掬った場所を通り掛かる」と云った人情話である。


 



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                                         写真:MAPPLE 観光ガイド


  この親子の通った道を調べ出し、歩いて辿りたいと思っている。


峠の茶屋のあったところは道の駅布施坂の近く、新庄川(葉山村)と四万十川(東津野村)を距てる峠ではないかと思っている。


関連する情報を頂ければ幸いである。


ご感想、ご意見、耳寄りな情報をお聞かせ下さい。鈴木朝夫<s-tomoo@diary.ocn.ne.jp>-------------------------------- 鈴木朝夫  高知県香美郡土佐山田町植718   Tel 0887-52-5154


鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・秋の水田

2010-11-17 | 鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」

秋の水田                                 情報プラットフォーム、No.1765(2002

 

職場には農家出の職員が大勢居る。聞いて廻ったが、その事実さえ知らないのである。答は得られなかった。

  そのようなとき、水田転作で長なすを作っている福岡県のことを小耳に挟んだ。

ホームページは便利である。ちゃんと出ている。収穫後に水を張ることのできる水田にハウスを作り、長なすを栽培している。

これこそ、禍を転じて福と「なす」である。これで病害虫を死滅させ、連作障害を防ぎ、30年以上にわたって長なすの全国シェア6割を守り続けている。

受粉には「まるはなばち」を使っている。長なすを食べる習慣のない関東圏に、レシピ付きで販路を拡げる努力もしている。


 稲作が寒冷な東北・北海道にまで進出できたのも水田のお陰である。寒の戻りがあるとき、早苗が水没する程に水かさを増やしている。

米に執着する日本人の知恵である。    

注:なお、安芸市周辺での「なす」の生産量は全国トップであるが、栽培法の詳細を検索で知ることは出来なかった。

 

 

水を張った水田を南国市内で見かけた。春先ではない。二毛作が可能な高知であっても、秋に田植えをするはずがないと我が目を疑った。