極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

緑の基本計画

2020年11月03日 | ネオコンバーテック



彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
成のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクター。愛称
「ひこにゃん」

  
                             
14 憲 問 けんもん
--------------------------------------------------------------
「士にして居を懐(お)うは、もって士となすに足らず」(3)
「貧にして怨むことなきは難く、富みて馴ることなきは易し」(11)
「古の学者はおのれのためにし、今の学者は人のためにす」(25)
「君子は、その言のその行ないに過ぐるを恥ず」(29)
「人のおのれを知らざるを患えず。おのれの能無きを患う」(32)
--------------------------------------------------------------
38 季孫きそんの臣、公伯寮こはくりょうは、同じく季孫につかえていた子路を季孫に
讒言した。大夫の子服景伯しふくけいはくがそのことを孔子に注進した。「季孫が公
伯寮の入れ知恵に動かされていることは確かであります。たとえわた
しが微力とはいえ、公伯寮を市場にさらし首にするぐらいの力はあり
ますが」
孔子は動ずる気配もなかった。
「ご忠告はうけたまわりました。しかし、道義が通るか通らないか、
ゆうの身が安全であるかないかは天命によるものです。いかに公伯寮が
小細工を弄そうと、天命を動かせるものではありません」

   

ポストエネルギー革命序論 221:アフターコロナ時代㉝
現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散の時代」




緑の基本計画とは、市町村が、緑地の保全や緑化の推進に関して、そ
の将来像、目標、施策などを定める基本計画。都市緑地法第4条に定
めがあり、これにより、緑地の保全及び緑化の推進を総合的、計画的
に実施することができるとしている。策定主体は市町村といった自治
体が策定し、策定の際には、公聴会の開催など住民の意見を反映する
ために必要な措置を講ずるよう努めることになっており、計画も公表
するよう努めることになっている。忙しない毎日から国勢調査から抜
ることができたが、今度は『緑のまちづくり』が舞い込む。「誰も住
みたくなる街」をと掲げてみたものの、スローガンと裏腹に変わりゆ
く街を追認する日々がつづいているのだが、風呂敷を広げてみても、
眼精脳疲労でばたばたしながら、「モデル事業構想」の裁植計画を素
描し、内外の関係者と折衝し終えたばかりなのに、今度はごみステー
ション増設は中止、国際調査やパンデミックとも関わり、普段は見え
ない世界の仔細な光景が展開している。

 



【盛岡首長市移転構想Ⅷ:地下都市構想】
世界の人口は2050年までに98億人に達すると予想され、すべてのヘク
タールがカウントされ、 地下拡張が魅力的な選択肢になるだろうと
香港やシンガポールなどでマスタープランが実行されようとしている。
"百年に1度の首長都市遷都"も当然、盛岡となれば積雪により途絶さ
れるではないかと、「緑の基本計画」を読みながら、ふと頭を過ぎり、
スイッチを切り換えた。



地下のインフラストラクチャとユーティリティのすでに印象的な記録
に基づき構築。水道管や電力供給ラインだけでなく、これらにはショ
ッピングセンター、列車網、歩行者用トンネル、5車線の高速道路、
空調冷却パイプ、さらには自転車用の自動化された安全な駐車場が含
まれる。
設計図のアイデアには、地下バス交換、深層トンネル下水道システム、
地下貯水池が含まれ。準備として、政府は私有地の下の土地を購入す
ることを可能にする法律を制定。マスタープランを調整しているシン
ガポールの都市再開発庁(URA)は、地下景観の最初の包括的な調査を
提供する。 現在、さまざまな地下資産の記録が多数の個々の当局(
エネルギー会社や水道会社など)によって保持されているため、これ
は大規模な地下開発を促進に重要。これにより、開発者は作業する必
要のあるスペースを明確に把握することが困難となる。ローレンスウ
ォン国家開発大臣によると、シンガポールはパイプや電力網など、地
下にあるものを把握する必要がある。私たちは在庫を取り、情報の優
れたデータベースを持っている必要があり、それを中央リポジトリと
してコンパイルしているので、優れた基本計画がある。
地下都市を正しく行う

エラーを修正の初期費用と諸経費が高い地下インフラストラクチャプ
ロジェクトには、重要な計画と開発が必要。地下に建設する場合適切
に行う必要がある。高層ビルは倒れやすい。地下それほど簡単ではな
い。国の施設の地下への移動を支援したが、より高いコストと、道路
の掘削を必要とする地下パイプの漏れなどの事故の可能性に言及し、
これらの施設が長期的に本当に持続可能であることを保証すには、地
上に十分なアクセスポイントを備えた保守性の迅速性と安全設計を必
要とする。利用可能なスペースを増やすために海から土地を埋め立て
もあり、浮かぶ建物などの新しい方法を試すことも含まれる。



香港は貴重なスペースを節約するために彼らの先導に従うことを検討
しており、ヘルシンキとモントリオールは1960年代に地下都市化を開
拓宇宙は将来さらに価値のある商品になる。世界の人口は2050年まで
に98億人に達すると予想され、すべてのヘクタールがカウントされ、
地下拡張が魅力的な選択肢になるだろう、と。
これは、体系的にないにしろ日本でも計画実施されている。
東京をモデルにしたとされる『ブレードランナー』劇中の近未来都市
では、常に酸性雨が降り注いでいるが、現実の首都圏も降雨と水害に
悩まされてきた。とりわけ埼玉県春日部市の一帯は、複数の河川に囲
まれながらも標高20~30mほどの低地であることから、浸水被害が慢
性化している。こうした状況を克服するために、首都圏外郭放水路の
建設プロジェクトが1992年に開始した。10年以上にわたる建設期間を
経て完成した放水路の運用以後、春日部市一帯の豪雨の際の浸水家屋
数は大きく減少した。放水路はそのディストピア的な外観に反して、
首都圏を守る「神殿」だ。
こうした非日常的な風景に見える放水路が、都市のインフラ機能のひ
とつであり、都市の一部である。普段生活している世界には、目には
見えない裏側の世界が存在している。素晴らしい技術や発見で満ちて
いる。雨が降ったら、水はどこへ行くのか。いま乗っている電車は、
何でつくられているのか。雨水は、下水に、河川に流れ、あふれた水
は、放水路へと導かれている世界が日常化しているように。
農産物や水産物、酪農産物が地下栽培することも技術的にもコスト的
にも実現される時代に突入しているのだろう。



分散型情報と電源融合事業の創成
電源がワイヤレスで分散できれば、分散しているセンサやデータロギ
ングの情報をリアルタイムに収集でき、その場で制御システムへ帰還
➲制御が可能となる。電波の過密化で安全性が証明できれば、大層な
ワイヤーは不要となりる。尤も。伝播メディアに障害物となるものが
無ければの話しではあるが。


太陽電池30%超を300分の1のコストで実現
再生可能エネルギーは天候に左右されると「RE100」に消極的な
発言を耳にするが、色素増感型などの太陽電池は、人工光や散乱光の
光子トラップ性能が優れているものであれば、多少の曇り空や朝夕の
光も上手に光励起可能である。近年は、太陽光の変換効率も理論効率
に漸近している。ペンシルベニア州立大学やデラウェア大学の研究グ
ループは、インジウム、ガリウム、硫黄、セレンからなる化合物半導
体(CIGS;Cu-In-Ga-S/Se)系太陽電池で、InやGa代替亜鉛(Zn)やス
ズ(Sn)を使うCZTSSe(Cu-Zn-Sn(Tin)-S/Se)系との“タンデム構
造”にすることで、変換効率34.45%が得られれている。但し、数値計
算上での話し。


図 ヒダ状バンドギャップで変換効率が飛躍的に向上へ
GaAs系多接合太陽電池はバンドギャップが異なる p-n接合を積層する
方式(a)。CIGS系太陽電池で 単接合ながら、バンドギャップを連続
的に変化させることで、多接合セルのような効果を狙ったものの、変
換効率は期待ほどには高まらなかった(b)。CIGS層のバンドギャップ
に“ヒダ状”の高低を付けることで、数値シミュレーション上は非常
に高い変換効率を実現(c)。

【関連論文】



理論的には、太陽電池の効率は2層の方が優れている:
Theoretically, two layers are better than one for solar-cell ><
efficiency
【概要】
光電変換効率は、太陽電池モジュールの重要要素である。薄
膜太陽電池は安価で製造が容易だが、結晶シリコン太陽電池に比べて
効率が低く改善を必要としてきた。両方でバンドギャップエネルギー
が段階的に変化する、2つの吸収体層(1つだけではなく)を備えた
薄膜太陽電池は、より広いスペクトル範囲で太陽光子を捕捉可能。厚
さ300nmのCuIn1-ξ1Gaξ1Se2 CuIn1−ξ1Gaξ1Se2 吸収体層と厚さ870
nmのCu2 ZnSn(Sξ2Se1−ξ 2)4Cu2ZnSn(Sξ2Se1-ξ2)4 バンドギャ
ップエネルギーの等級付けが両方の吸収体層で最適条件で、吸収体層、
34.45%の効率が詳細な光電子工学モデルで予測された。

高い開回路電圧達成に高GaCu(In、Ga)(S、Se)2を用いた前駆
体反応法
:
Precursor Reaction Method With High Ga Cu(In,Ga)(S,Se) 2
to Achieve Increased Open-Circuit Voltage

【概要】
Cu(In、Ga)Se2太陽電池を製造するための前駆体反応プロセ
スにより、低コストの製造と製造のためのスケーラブルな処理が可能
になる可能性がある。さらに、このプロセスにより、ラボ規模の実験
で記録的な効率が得られ。これまでのところ、前駆体反応法の研究は、
Ga /(In + Ga)≈25%の比較的低いGa組成に限定されてきた。Gaの比
率を大きくすることにより、バンドギャップを大きくし、開回路電圧
を大きくできる。この作業は、開回路電圧と効率を改善することを目
的として、Ga /(In + Ga)≈50%で使用するための前駆体反応プロセ
スを開発および特性評価します。Ga比が増加すると、Vが増加する
が、前駆体から吸収体相への変換速度が低下する。さらに、Gaを増や
すと、セレン化温度を上げると膜の密着性が向上し、膜の形態も向上
する。

近接空間蒸気輸送によるメチルアンモニウム鉛ヨウ化物ペロブスカ
イトの成長
The growth of methylammonium lead iodide perovskites
by close space vapor transport 
【概要】蒸着プロセスは大面積製造へのスケールアップのための潜在
的な経路を備えた高品質のペロブスカイト太陽電池の可能性を示す。
ここではPbI2の層を堆積し、それをCH3NH3I(MAI)蒸気と反応させるこ
とにより、CH3NH3PbI3(MAPI)ペロブスカイト薄膜を堆積する連続的な
近接空間蒸気輸送プロセスを示す。T = 100℃および圧力= 9トルで、
厚さ約225 nmのPbI2膜は、完全に反応したMAPI膜を形成するためにMAI
蒸気中で125分以上を必要とする。温度を160℃に上げると、反応速度
が上がり、15分以内にMAPIが形成されるが、表面被覆率は低下。より
複雑な関数関係の証拠はあるが、反応速度論はPbI2に関してほぼ一次
に近似できる。100℃で150分間反応させたペロブスカイト膜をSLG /
ITO / CdS / MAPI /Spiro-OMeTAD /Au構造の太陽電池に作製し、12.1
%のデバイス効率を達成した。これらの結果は、近接空間蒸気輸送プ
ロセスを検証し、連続的な蒸気輸送堆積によるスケールアップされた
気相ペロブスカイト製造への進歩として機能する。


図1 n型有機半導体PhCn–BQQDIのa)分子構造、およびb)BQQDIのパ
ッキング構造の模式図(e–は伝導電子を表す)
 世界最小クラスの接触抵抗を示す電子輸送性有機半導体
スマートフォンやパソコンなど現代に欠かせない電子機器には、シリ
コンを中心とした無機化合物からなる半導体(無機半導体)が用いら
れている。共有結合により原子同士が結びついている無機半導体は、
共有結合を介した電荷輸送に由来する、極めて高い電荷移動度を示す
一方で、重く、硬く、また、デバイス作製に約300–1000℃の高温が必
要といった課題がある。これに対して、有機半導体は軽元素により構
成されるパイ電子系分子が弱くて可逆的な分子間力で結びついた固体
なので、軽量かつ機械的に柔軟である特長を有し。さらに、真空蒸着
法、印刷法のいずれにおいても、無機半導体に比べて遥かに低温でプ
ロセスが可能、生産時のコストや環境負荷を軽減できるため、次世代
のプリンテッド・フレキシブルエレクトロニクスにおける鍵材料とし
て大変期待されていたが、重なりの小さな分子軌道を介して電荷輸送
が行われるため、一般に電荷移動度が低いことが有機半導体の欠点で
あった。同様の理由で、分子の集合構造は有機半導体の性能を決定付
ける重要な因子の一つであるため、分子が非常に規則正しく配列した
p型有機半導体単結晶では、無機半導体のアモルファスシリコンより
も1桁以上高い、10 cm2 V-1 s-1級の正孔移動度を示すことがわかって
きた。岡本敏宏東大准教授らの研究グループは、実用的なn型有機半導
体の基盤として有望なBQQDI骨格を開発しました。特に、フェニル部位
とアルキル部位から成る側鎖を有するPhC2–BQQDIは、印刷法により高
い電子移動度および大気安定性、耐熱性を示すことがわかった一方で、
柔らかいアルキル部位のみの側鎖を有するC8–BQQDIのデバイス特性に
は不安定さが見られたことから、固いフェニル部位の導入が、PhC2
BQQDIの集合構造やデバイス性能に重要な役割を果たしていると考えら
れていた。


図2 結晶構造を基にしたa)PhC2−BQQDIと b)PhC3−BQQDIの二分子層
薄膜における分子動力学計算
【要点】
•「固くて柔らかい」フェニルアルキル側鎖を導入することで、真空
蒸着法および印刷法のいずれでも高性能の薄膜を成膜できる電子輸送
性有機半導体材料の開発に成功した。
•パイ電子共役骨格とフェニルアルキル側鎖との協同的な振る舞いが、
基板上での集合構造の形成において重要であることを明らかにした。
•電界効果トランジスタにおいて、長期の大気安定性や低接触抵抗を
示すことが明らかとなり、実用的な有機半導体材料として期待が高ま
りまった。


積雪4M越え豪雪地対応太陽光ハイブリッド蓄電システム
10月28日、デルタ電子とスワロー工業は、住宅用太陽光発電と蓄電池
について、4メートル超えの豪雪地帯への設置に対応する新工法を開発。
一般的な太陽光発電モジュールの最大積雪荷重は5400Paで、これは積
雪2メートル以下を想定した設計。この場合、豪雪地帯の積雪には耐え
られない。また、特殊強化モジュールを導入すると、コストがかさみ、
経済性が大きく損なうので、デルタ電子とスワロー工業では、一般的
な太陽光発電モジュール、汎用架台で豪雪地帯向けシステムの構築を
検討。その結果、軒下・壁面設置をベースとした新工法を開発。軒下
・壁面に設置できる「SKソーラー・ウォール」を新たに開発。基本構
造はSKフレームのままで、各社の太陽光パネルの取り付けに対応する。
発電量を高めるため10~30度の傾斜角を付けることが可能。また、パ
ワーコンディショナー(PCS)と蓄電池を組み合わせたハイブリッド蓄
電システムを採用し、雪で閉ざされ停電になっても電力を確保できる。
開発したシステムについて両社は、長野県飯山市の山間部にある既築
住宅に設置し、発電モニタリングを開始。この住宅には出力5.44kW(
キロワット)のハンファQセルズ製太陽光パネルと、定格容量5.9kWの
PCSと容量5.6kWh(キロワット時)の蓄電池を組み合わせたデルタ電子
製のハイブリッド蓄電システム「SAVeR-H」を導入。太陽光パネルの
傾斜角は20度とし、一般的な壁面・垂直設置と比べて約20%強の日射
量を獲得できる。



積雪4M越え豪雪地対応・住宅用太陽光ハイブリッド蓄電システム
様諸元
ハイブリッドパワーコンディショナ定格容量:5.9kW AC 蓄電池定格容
量:5.6kWh
太陽電池容量:5.44kW DC 太陽電池
ストリング構成:8枚2直列(東南面、南西面)
架台工法:SKソーラー・ウォール工法(軒下・壁面設置 20度)
太陽電池モジュール:Qセルズ製 Q.PEAK DUO BLK G8 340W
SKソーラー・ウォール架台:鍍金鋼板材・ZAM採用、粉体塗装 住宅壁
面色に合わせた塗装色(チャコールグレイ)施工が容易なプレアッセ
ンブルされたSKフレーム 位置決め、スライド固定金具
ハイブリッド蓄電システム:デルタ電子 ES6JB1 独立3回路MPPT、マ
ルチストリング ワイドレンジ 30V-450V入力 最大入力電流 11A 蓄電
池定格出力 2.5kW 蓄電池最大出力 3kW 自立運転、系統運転自動切換
自立運転時、太陽光発電出力と、蓄電池充電、放電の何れか同時動作
可。
 デルタ電子は台湾の会社、雪国でも太陽光発電と蓄電池の組み合わ
せで対応できる事例となる。注目ソースだ。


図(a)温度可変ODPL分光法のスキーム。 (b)T = 300 Kおよび(c)
T = 12 Kで測定されたODPLおよびSPLのスペクトルとr(ODPL強度をSPL
強度で割ったもの)

 窒化ガリウム結晶の発光量子効率と光吸収の関係
照明や通信、太陽光発電などの分野において、電気エネルギーと光エ
ネルギーとを相互に変換する発光ダイオード(LED)や半導体レーザ、
太陽電池などの活用が不可欠。これら半導体デバイスの性能は、ウェ
ハの構成材料となる結晶の品質に強く左右される。東北大学多元物質
科学研究所の小島一信准教授、秩父重英教授は、全方位フォトルミネ
センス(ODPL)計測法にて観測される発光スペクトル(ODPLスペクト
ル)に特有の双峰性形状が、結晶のもつ光吸収に起因していることを
発見。本研究は、高性能な電子デバイスや光デバイスの製造に適する
省エネ材料である窒化ガリウム結晶の発光量子効率と光吸収の関係
明らかにするものであり、簡便な方法にて半導体結晶の光吸収スペク
トル計測を実現。

図 a)さまざまな温度の強度比スペクトル。各温度で最も急な勾配を
持つ強度比のスペクトルの一部が抽出。(b)共通点で収束した、抽出
された勾配の外挿によるさまざまな温度の強度比スペクトル:
(3.539 eV、-6.306)。
【概要】 全方向性フォトルミネッセンス(ODPL)および標準フォトル
ミネッセンス(SPL)分光測定は、12Kから 300Kの間のさまざまな温度
(T)で自立型GaN結晶上で実行されました。結晶のバンドエッジ(NBE)
発光は、基本吸収端エネルギー(Eabs)より下の フォトンエネルギー
(E)に対して直線的に減少する勾配を示し、勾配は Tが低いほど急に
なりました。さまざまなTでの勾配の線形外挿共通点(E、ρ)=(3.539
eV、-6.306)に収束した。この事実は、 ρに対して得られた傾きが光
吸収スペクトルのUrbach–Martienssen(U–M)テールに対応することを
意味する。 フォトルミネッセンスの一部が結晶内を移動し、散乱が結
晶の裏側で発生するという仮定の下での数値シミュレーションは、ODPL
スペクトルを実質的に再現した。したがって、GaN結晶の NBE発光周辺
のODPLスペクトルの2ピーク構造の起源は、U–Mテールの存在に起因し
た。Eabs値は、吸収係数が約16.7 cm-1になる光子エネルギーを示す。
これは、結晶の厚さの2倍の値(0.03 cm)の逆数に相当する。


北海道で81人が感染 過去最多
仏、ロックダウン再導入へ 「少なくとも」12月1日まで


コウモリが病気にならずウイルスを媒介するメカニズム
コウモリはエボラ出血熱を引き起こすエボラウイルスや重症急性呼吸
器症候群(SARS)を引き起こすSARS-CoV、中東呼吸器症候群(MERS)を引
き起こすMERS-CoVなどを媒介することがわかっており、2020年を通し
て流行し続けている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こ
すSARS-CoV-2もコウモリ由来のウイルスだと考えられている。コウモ
リがさまざまなウイルスを媒介しながらも病気にかからないという謎
について、シンガポールの研究チームが新たなメカニズムを発見しこ
とを公表している。ブラックフルーツコウモリ・ヨアケオオコモリ・
デビッドコウモリという3種類のコウモリを調査し、免疫反応や炎症
反応の媒介に重要な役割を果たすタンパク質の活動メカニズムについ
て解明を試みた結果、細胞死や炎症を含む多数のプロセスにおいて中
心的な役割を果たす「カスパーゼ-1」や、炎症反応を引き起こす炎症
性サイトカインの一種である「インターロイキン-1β」のレベルを低
下させるメカニズムをコウモリは有していると判明。さらに、カスパ
ーゼ-1とインターロイキン-1βのバランスを細かく調整することで、
インターロイキン-1βの成熟を阻害する機能も有していることがわか
った。こうしたメカニズムがコウモリが人獣共通感染症のウイルスを
保有しつつも感染しない要因になっている。このことから、人間の場
合は過活動性の炎症反応を抑制すると、加齢による衰えを防いで長寿
になることが知られ、今回の発見は、人体における感染症の制御や治
療に関する新たな戦略の開発につながる可能性があると研究グループ
の責任者ははなしている。(コウモリが病気にならずに多数のウイル
スを媒介するメカニズムとは? GIGAZINE, 2020.10.27)





風蕭々と碧い時代:いつの日か 矢沢永吉   
(作詞)秋元康(作曲)矢沢永吉




「いつの日か」は、1994年5月25日に発売された矢沢永吉の37枚目のシ
ングル。自身主演のドラマ『アリよさらば』のエンディングテーマに起
用される。同ドラマの主題歌である前作「アリよさらば」から約1か月
後にリリース。因みに、「アリよさらば」は、1994年4月27日に発売さ
れた矢沢永吉の36枚目のシングル。シングルCDとしては「時間よ止まれ」
の63.9万枚に次ぐ、自身2番目に高いセールスとなる35.6万枚を売り上
げている(オリコン調べ) 。前曲とことなり、『成り上がり』を地で
いく見栄を美学を「サブウエイ特急」と同様に披露する

 俺はごめんだぜ/一人で行くぜ/
 この道のどこかで/倒れても/俺の人生さ
 人は生まれ/いつかまた死んでく/一瞬のその時間に
 群れをなす蟻よさらば/蟻よさらば
                         アリよさらば

エリナビグリー、ジェームスボンドと別れ、ジェームス・ディーンのよ
うに「白いカベに ただ一人 命を燃やしたよ/ヤミに向って突走るのさ
何処までも/ホームのあの娘に HELLO GOOD-BYE」と歌うにはわたしも、
彼も歳を取り過ぎているのだがと考えながら、どこかでギャー・チンジ
しなければと反省していた自分を思い起こしている。



1994年は、Mr.Children:「innocent world」、 広瀬香美:「ロマンス
の神様」、篠原涼子 with t.komuro:「恋しさと せつなさと 心強さと
」、B'z:「Don't Leave Me」、中島みゆき「空と君のあいだに/ファ
イト!」など。出来事には、2月4日 - H-Ⅱロケット1号機、種子島宇宙
センタから打ち上げ成功。4月15日 - 世界貿易機関を設立するマラケシ
ュ協定署名、5月1日 - F1・サンマリノGPで、元ワールドチャンピオン
のアイルトン・セナが事故死、5月6日 - 英仏間の英仏海峡トンネル開
通、6月27日 - オウム真理教による松本サリン事件発生、7月8日 - 北
朝鮮の金日成主席が死去。7月25日 -イスラエルとヨルダンが平和協定
に調印、1948年以来続いていた戦闘状態に終止符、9月3日 -ロシアと中
華人民共和国、お互いを核兵器の照準から除外することに相互合意。12
月3日 -ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEI) が「PlaySt-
ation」を日本で発売し、家庭用ゲーム業界に参入。そのほか、ノーベル
文学賞 - 大江健三郎が受賞。

   


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レモンレインな清秋 | トップ | ゆずれもんの餡と胡椒 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ネオコンバーテック」カテゴリの最新記事