極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

超加齢と東洋医学

2017年12月26日 | 医療健康術

  

        離婁(りろう)篇    /    孟子  

                                 

      ※  毀誉は気まぐれ:思いがけない誉め言葉をもらうことがある。万全を尽く
          しても非難されることもある。 

  

      No.122 

【小型水力発電篇:最新小型水力発電技術】 

 
❏ 特開2017-122430  多軸多段回転ピストン駆動装置 株式会社WGE

下図のように2軸回転ピストンを、自然エネルギーだけを取り込み、効率よくコンパクトな、発電装
置や動力装置に運用、分散型で都市型発電をも可能にする環境機器を提供すること。
軸回転ピストン
は、金属ブロック内で密閉され、外部からの圧力流体注入で自動回転駆動する為の、自動吸排切り替
え機能・受圧機能・排反負荷回避の3機能を、規則正しく2軸が相関して作動する回転ピストン構造
であり、回転中は絶えず機密・密閉・密接の滑らかな機能が持続回転駆動する。この駆動装置ば、簡
易な省エネ循環ポンプ(連続流体移送装置)等で空気や溶液を導入し循環させる時に、2軸回転ピス
トンは自動的に回転を始め、その回転により、同時に開閉弁も作動し、連続回転稼動する構造は、駆
動装置が一定量の溶液に位置エネルギーに相当する圧力(mgh)を設定し(自在加圧装置)(90)
省エネ循環装置で圧力流体に流れを生み、この力学的エネルギーの注入・排出・循環をさせるだけで、
都市部でも簡単に電気エネルギーを取り出す事を可能にした。ことで、本駆動装置は単純安価でコン
パクトな発電装置として、幅広く運用され、また、適宜な場所への運搬設置が容易にでき、応用範囲
を限りなく広め多種多様な機器への活用ができる。

【効果】

本発明に係る駆動装置によれば、簡易な省エネ循環ポンプ(連続流体移送装置)等で空気や溶液を導
入し循環させる時に、2軸回転ピストンは自動的に回転を始め、その回転により、同時に開閉弁も作
動し、連続回転稼動する構造は、本駆動装置が、一定量の溶液に位置エネルギーに相当する圧力(m
gh)を設定し(自在加圧装置)(90)省エネ循環装置で圧力流体に流れを生み、この力学的エネ
ルギーの注入・排出・循環をさせるだけで、都市部でも簡単に電気エネルギーを取り出す事を可能に
した。ことで、本駆動装置は単純安価でコンパクトな発電装置として、幅広く運用され、また、適宜
な場所への運搬設置が容易にでき、応用範囲を限りなく広め多種多様な機器への活用ができる。

河川の包蔵水力を導入した場合は、落差エネルギー(mgh)が100%(利水量効率)電気エネル
ギーに喚取することができ、従来のペルトン水車(利水量効率34%)・カプラン(利水量効率21
%)・フランシス(利水量効率62%)等の包蔵水力の利水量効率を遥かに上回る性能を発揮し、大
きな工事費や立地条件(場所)を必要とせず、環境へのダメージは一切なく、未利用包蔵水力の活発
な活用を促せることを可能にした。

また、空気に可燃性ガスを混合注入し発火させると、コンパクトで、シンプルナなエンジンに応用で
きる事を可能にし、LPガスから水素を取り出し注入する場合は、排出物は水だけで、環境に優しい
エンジンとなり、車・船舶は簡素化され、機器が単純安価で軽量化される事で、応用される範囲を大
きくすることを可能にした。

並列・重ねの組み合わせ構成により、多軸多段回転ピストン駆動装置になり、組み合わせとシステム
化において、大出力を可能にし、設置場所スペースに合った出力運用を図ることを可能にした。



【図1】本発明の実施形態に係る2軸回転ピストンシリンダー装置の一例を示す部分概略平面図
【図2】本発明の実施形態に係る2軸回転ピストン装置の一例であり、部分原理を示す概略平面図
【図13】本発明の実施形態に係る2軸回転ピストン駆動装置システムの一例であり、作動の原理
を示す概略
斜視立面詳細図

【符号の説明】

1r 円筒シリンダー半径  1y スパイラル流体移送装置シリンダー 2y  円筒シリンダー2分の1半径 
1n  シリンダー(金属ブロック可) 1  瓢箪型シリンダー 1a  瓢箪型シリンダー内壁  2  回転ピス
トンローター部 2e   回転ピストン外周と第二芯軸との距離 3  回転ピストン第2芯軸 4 回転ピスト
ン芯軸(シャフト) 5  シール  6 吸排口  6n ベンチュリ管バイパス口  6t  ベンチュリ管バイパス 
7  平ギア   8  心房(シリンダー) 8a  負荷重(回転方向前方) 9  機密・密閉された心房 
9a  
作動荷重  10 ダイナモ(発電モーター)10a スパイラル流体移送装置初期始動モーター  
10b  ス
パイラル流体移送装置初期始動モーター減速機   11a  受圧面  11 回転固定壁  12 フランジ
12y 
 スパイラル流体移送装置フランジ  13  注入口  14  排出口  15 機密・密接  16 ピストン衝突回
避安全角(すみ)欠  17 左第1回転ピストン  18 右第2回転ピストン  19  圧力伝達口  20  回転
方向  21 配管
  21a  配管接続口  23 芯線  24  円心平行線  26 バッテリー  30  回転ピス
トン受圧面  31 ピストン外周受圧面  32 回転ピストン背受圧面  33 軸回転方向  34 水道  35
流体流れ方向  36  排水収集フランジ
  55 右巻きスパイラル羽  56 左巻きスパイラル羽  57 角切
り  60 左押し出し圧力負荷  60a 吸入圧
  61 右押し出し圧力負荷  62 スパイラル流体移送装置
ギア  63 スパイラル流体移送装置シャフト(軸)
64  高圧室   64t 加圧シャフト  65  高圧伝
達配管戻し管   66 高圧伝達調整バルブ  67 高圧伝達調整バルブ   68 加圧シリンダー  69 自在
加圧装置シリンダー  70  スパイラル羽受圧面  71 スパイラル羽
  72  吸引流路  73  スパイラル
流体移送装置  74 スパイラル軸受  75  狭い吐き出し部  76 吐き出し流体左右振り分け突起  77  
水道圧  78  自在加圧装置フランジ  79 自在加圧装置の圧力液の戻し過ぎ防止ストッパー
  80 動力シ
ャフト  81  大歯車  89  逆台形配管  90 自在加圧装置  91 ケーシング内軸受(芯ンシールの構
造)  91a  高圧シール軸受け100  フライバランスギア101  スパイラルシリンダー 102 省エネ
モーター 
103  スパイラルシャフト104  スパイラルシャフトギア105   総反力 106  フライバ
ランスギア支点 
107 1/2フライバランスギア自重 108 フライバランスギア回転方向 109  ス
パイラルシャフトギア回転方向 
110 スパイラルシャフトギア反力  回転方向 111 モーター回転方向
112 M  モーメント  113  中心線  
114 ノンバランス錘 115 錘受フック 116 連結ギ
ア 117  錘移動ギア

❏ 特開2015-048844  羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置

面白そうで参考掲載したものの実用化は疑問。比較に、「特開2015-048844  羽根車を有する流体機
械および流体機械を備えた流体発電装置」( 株式会社茨城製作所 2015年03月16日)の方がコンパ
クトで実用向き。下図のように流体の圧力によってケーシングが変形して、羽根車の羽根がケーシ
ングのディフューザ部に接触する不都合が生じる。ケーシングの変形を防止する。ケーシングに羽
根車を備えた流体機械において、ケーシングのディフューザ部の上外周、ディフューザ部の流体が
流れる内部およびディフューザ部の下外周を貫通するディフューザ部の前方に前支柱体を配置する。
前支柱体は上固定具と下固定具を有する。ディフューザ部の上外周、ディフューザ部の流体が流れ
る内部およびディフューザ部の下外周を貫通するディフューザ部の後方に後支柱体を配置する。後
支柱体は上固定具と下固定具を有する。ディフューザ部の上外周に配置されるアルミニウム製上プ
レート、ディフューザ部の下外周に配置されるアルミニウム製下プレートを備え、上プレートと下
プレートを対向させて配置した二重プレート構造。前支柱体と後支柱体は、アルミニウム製の座付
き両ねじボルトである。

 

【最新使い捨てカイロ技術】

今回、製品の表面には昇温フィルムが貼付してあります。使用中にこの“昇温フィルム”をはがす
だけで温度をさらに上げることができるというオカモト株式会社製の「快溫くん プラス」を肩こ
りと下半身の保温の用途で使ってみる(テスト中:詳細は下図参照)。そこで企業技術(オカモト
/桐灰化学の2社に加え、廃棄物のリユースなど(ゼロウエスト)を考慮し、素材メーカの出光ユ
ニテック社の特許技術を調べる。

 Jun. 15, 2015


❏ 特開2017-176632  発熱具 桐灰化学株式会社

【概要】

発熱具1は、図1及び図2に示すように、空気と接触することで発熱する発熱性組成物2が扁平状
の袋体3内に封入されてなるものであり、手に持って手足や腰部、背中、腹、足の裏、肩、臀部な
ど身体の種々の部位に当てることで温熱を与える、いわゆる身体に貼らないタイプのカイロである。
そのため、袋体3は、貼るタイプのカイロのように、使用時に衣服や皮膚に貼り付けるための粘着
剤層をその表面には有していない。発熱性組成物2は、空気との接触により発熱するものであれば
よく、例えば、被酸化性金属、活性炭、保水剤(木粉、バーミキュライト、けい藻土、パーライト、
シリカゲル、アルミナ、吸水性樹脂など)金属塩(食塩など)及び水をそれぞれ適宜の含有量含む、
従来から使い捨てカイロに用いられている公知の組成物を使用することができる。発熱具1は、使
用前においては、気密性を有する扁平状の外袋(図示せず)に収容されている。

袋体3は、表裏2枚の平面視長方形状の第1シート材30及び第2シート材31からなり、両シー
ト材30,31を重ね合わせ、外周縁(四つの方面の側縁)を公知の接着剤を用いてシール(接合)
する。あるいは熱接合(ヒートシール)することによって、内部に発熱性組成物2の封入空間を有
する袋状に形成されている。
両シート材30,31は、発熱具1が手で揉みほぐされたり身体にフ
ィットしたりするように可撓性を有している。両シート材30,31のうち、少なくとも一方の第
1シート材30は通気性を有している。


第1シート材30としては、強度や発熱性組成物2の発熱に対する耐久性などを考慮すると樹脂フ
ィルムを用いることが好ましい。樹脂フィルムに使用される樹脂は、特に制限されるものではない
が熱可塑性樹脂を使用することが好ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビ
ニルポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、エチレン-酢酸ビニル共重合体などを例示すること
ができるが、その中でもポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体を好ましく
例示できる。これらの樹脂は単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。


第1シート材30に用いる樹脂フィルムには、通気性を確保するために、複数の穿孔が形成されて
おり、複数の穿孔を介して空気が袋体3の内外を連通して発熱組成物2に触れることで発熱性組成
物2が発熱する。穿孔は、樹脂フィルムの全域に形成されていてもよいし、一部に形成されていて
もよい。また、穿孔の大きさは、発熱性組成物2の袋体3外部への漏出を防止できる程度の大きさ
であれは特に制限されないが、0.1mm~0.3mmを好ましく例示することができる。穿孔の
外形及び数も特に制限されず、穿孔の大きさ、形状、数は、袋体3の通気度に応じた使用時の発熱
具1の体感温度を考慮して、適宜設定される。樹脂フィルムに穿孔を形成する方法は、従来公知の
方法を用いることができる。


また、第1シート材30は、発熱具1の肌触りを良好とすることを考慮すれば、通気性を有する織
布又は不織布をさらに用い、樹脂フィルムに織布又は不織布を積層されてなる積層体により構成す
ることが好ましい。この場合には、発熱性組成物2側となる内側に樹脂フィルムが、外側に織布ま
たは不織布が配置される。
通気性を備えた織布又は不織布の繊維素材としては、ナイロン、ビニロ
ン、ポリエステル、レーヨン、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、アセテート、ポリ塩化
ビニル、ポリブチレンテレフタレートなどの合成繊維、綿、麻、絹、紙などの天然繊維、また、合
成繊維と天然繊維との混合繊維などを例示することができる。その中でも、肌触りを良好とする観
点から、繊維素材としてはナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンなど、より好ましくはナイロ
ン、ポリエステルを例示することができるこれらの繊維素材は単独で使用してもよく、2種以上を
組み合わせて使用してもよい。織布/不織布の目付は、発熱性組成物2の袋体3外部への漏出を防
止できる程度の目付であれば特に制限されないが、20g/m~70g/mを好ましく例示する
ことができ、
他方の第2シート材31は、上述した第1シート材30と同様に、樹脂フィルム単体
もしくは樹脂フィルムに織布又は不織布を積層させてなる積層体により構成することができる。樹
脂フィルムに使用される樹脂、及び、織布又は不織布の繊維素材としては、第1シート材30で例
示したものと同じものを好ましく例示することができる。


第2シート材31は、第1シート材30とは異なり、第2シート材31を構成する樹脂フィルムに
は通気のための穿孔が形成されていない。そのため、第2シート材31は、非通気性であってもよ
く、また、多孔質の樹脂フィルムを用いることで通気性としてもよい。
第1シート材30及び第2
シート材の厚みは、特に制限されるものではないが、厚みが小さいほど発熱具1を柔らかくかつ手
になじみやすくできる一方で、厚みが小さすぎると袋体3の強度が低下するため0.1mm~2.0
mm程度であることが好ましい。
上述した本発明に係る発熱具1は、第1シート材30が非延伸性
を有している一方で、穿孔が形成されていない第2シート材31は延伸性を有しており、第1方向
及び前記第1方向に直交する第2方向の少なくともいずれか一方向に延伸可能である。なお、「延
伸性」は、第2シート材31を構成する全ての層を重ねた状態での伸びやすさ(伸長性)のことを
言う。本実施形態では、第2シート材31が平面視長方形状であり、第1方向を長手方向としかつ
第2方向を幅方向としているので、第2シート材31は、長手方向及び幅方向の少なくともいずれ
か一方向に延伸可能である(詳細下図参照)。

 

❏ 特開2017-064029  使い捨てカイロ及びその製造方法 オカモト株式会社

【概要】

発熱体において特に粒径の小さい活性炭が袋体の通気面から漏れ出ることを防止しながら、繊維層と
発泡層の剥離強度を高める。

酸化反応によって発熱する粉粒状の発熱体1と、発熱体が収容されてその少なくとも一方側に通気面
20を有する袋体2とからなる使い捨てカイロAであって、袋体の通気面は、繊維21bの間に連通
孔21bを有する繊維層21と、連続した気泡22aを有する発泡層22と、を備え、繊維層及び発
泡層は、熱可塑性樹脂23が熱可塑性樹脂の融点よりも高く且つ繊維層及び発泡層の融点よりも低い
温度で溶融し圧着され、繊維層の連通孔及び発泡層の気泡に沿って形成される微細孔23aを有する。

❏ 特開2017-023368 使い捨てカイロ及びその製造方法 オカモト株式会社 

【概要】

従来の使い捨てカイロでは、摘み片を設けていない場合、非通気性シートの面全体が接着剤で袋の通
気面に貼り合わされるため、非通気性シートを剥離することが困難であり、使用者が通気量を簡単に
コントロールして発熱温度を調整できず、使い勝手が悪いという問題があった。特に、使い捨てカイ
ロの粘着面を使用者の背中側に貼り付けた場合には、非通気性シートの剥離開始位置が全く見えなく
なるため、視覚以外の勘で非通気性シートの剥離開始位置を推測して剥離することは極めて困難であ
り、事実上、使用者が発熱温度を簡単に調整することはできなかった。

そこで、非通気性シートの各区画に摘み片を設けているが、非通気性シートにおいて帯状に形成され
た各区画の全体面積に比べ、帯状の各区画の長手方向一端縁に一体形成された各摘み片の面積は遥か
に小さいため、視覚以外の勘で各摘み片の位置を推測して剥離することは困難であり、使用者が発熱
温度を簡単に調整できるものではなかった。
  また、使い捨てカイロの製造方法として、大量生産を可能にするために、複数の発熱体がそれぞれ
封入された一連の袋を作成する工程と、一連の袋を切断分離するための工程と、複数の非通気性シー
トが連続して形成された一連のシートを袋の通気面に貼り合わせるための工程と、一連のシートから
非通気性シートを裁断する工程と、を含むことが考えられる。しかし、非通気性シートの摘み片が袋
から外側へ突出するように一体形成される構造の場合には、複数の発熱体が封入された一連の袋を切
断分離する工程と、一連のシートから非通気性シートを裁断する工程と、を別々に行う必要がある。
そのために製造段階で生産性に劣り、大量生産に不向きである。簡単な構造でありながら使用者が通
気量を容易にコントロールして発熱温度が調整可能な使い捨てカ
イロを提供する。非通気部材3において、接着部3aが通気面2aとの密着で変形し難い状態である
のに対し、非接着部3bは通気面2aから離隔する方向へ変形可能で且つ非通気部材3の一端縁又は
両端縁に沿って長尺に形成される。これにより、非通気部材3において接着部3aと感触が異なる非
接着部3bを広範囲に配置可能となる。そのため、使用者が手探りでも非接着部3bを容易に探し当
てることが可能になる。使用者は非接着部3bを摘んで通気面2aから離隔する方向へ引っ張ること
により、通気面2aから接着部3aが界面剥離して、通気面2aの通気面積が増大し、発熱体1の酸
化反応が促進されて、発熱温度が上昇する。

 
【符号の説明】

A  使い捨てカイロ   1  発熱体   2  袋体   2a  通気面   3  非通気部材   3a  接着部  3b  非接着部                   L  袋体の長さ寸法

❏ 特開2004-338103  積層体 出光ユニテック株式会社

【概要】

不織布と熱可塑性樹脂層とを貼り合わせた積層体について、使い捨てカイロ等の構成材料に適用した
場合におけるシール部の安定性に優れるとともに、外気温度の変化に対する人体の感知温度の変化が
小さく、かつ、リサイクル性にも優れ、リサイクル時における浮沈分離等による選別にも簡便に対応
することができる積層体を提供すること。

ポリプロピレン系不織布2とポリプロピレン系樹脂層3からなる積層体であって、前記ポリプロピレ
ン系樹脂層3のMD方向の引張弾性率が200MPa以上であって、かつ、前記ポリプロピレン系樹
脂層3同士をヒートシールした場合における当該ポリプロピレン系樹脂層3同士のシール強度が8N
/15mm以上であることを特徴とする積層体1。こ
の積層体は、ポリプロピレン系不織布とポリプ
ロピレン系樹脂層という同一系の材料で構成されており、積層体を構成するポリプロピレン系樹脂層
が、高い引張弾性率を有し、かつ、シール層となるポリプロピレン系樹脂層同士のシール強度も高い
ため、例えば、ポリプロピレン系樹脂層をシール層として製袋化した場合においても、製袋のヒート
シール部の安定性が優れたものとなり、また、収納物の発熱体組成物の発熱によるデラミ現象も起こ
ることはなく、使い捨てカイロ等の発熱体組成物収納袋の構成材料として好適に使用することができ
るものである。

また、この積層体は、リサイクル時に各層を分別する必要もなく、また、構成材料の比重も1以下と
なるため、比重を利用した浮沈分離手段にも簡便に対応することができる。更には、積層体を構成す
るポリプロピレン系樹脂は熱伝導率が低いため、外気の温度変化に対する体感温度の変化が小さい使
い捨てカイロを好適に提供することを可能とする。
従って、本発明の積層体は、使い捨てカイロをは
じめとして、温シップ、発熱シップ、エステ用発熱シート用の構成材料等として好適な積層体を提供
することができる

 【符号の説明】

1   積層体  2  ポリプロピレン系不織布  3  ポリプロピレン系樹脂層  4  層間樹脂(ポリプロピレン樹
脂)  10    ポリサンドラミネート装置  11   ホッパ  12   単軸押出機  13   ダイ  14   第1繰出機  
15  押圧ロール  16   冷却ロール  17   第2繰出機  18   巻取機  19    スリッター  20  ロー
ル   30    押出ラミネート装置  40   使い捨てカイロ(発熱体組成物収納袋)  41   発熱体組成物  
42   折り返し部  43  ヒートシール部

今夜で3日めとなるが問題なく経過。「使い捨て」という側面からの新技術の開発が是非とも欲しいと痛感す
る(残件扱い)。

 Dec. 13, 2016

【インフルエンザ/風邪の効果のある予防法】

加齢と共に免疫力が低下することは広く認知されているが、冬になると気温が低くなって体調を崩し
やすくなるうえに、空気が乾燥することでウイルスの活動が活発になってインフルエンザが流行する
ようになる。今年の冬はそれが顕著になることを自覚。病気にかからないためには「手を良く洗う」
「マスクを着用する」などさまざまな対処法がとられているが、その中にはきちんと効果が期待でき
るもの、そして逆に実は全く効果がないものなどが混在していという。実際にはどのようにしてイン
フルエンザなどの病気は伝染するのか、そして病気にかからないためにはどうすれば良いのか、スミ
ソニアン研究所が運営するSmithonian.com では6つのポイントについてまとめた記事を見つける(上
写真参照)。

① 会話やくしゃみはもちろん、息をするだけでもインフルエンザは伝染する
③ マスクはあまり効果がない
③ 手を握る程度ではウイルスはうつらない
④ 病気の人が触れたモノが危険
➄ ビタミンCを採りまくれば良いというわけではない
⑥.「万能ワクチン」に期待

  
March 7, 2013                         doi: 10.1128/AEM.02051-06

例えば、マスクはこれは日本でも広く知られるようになってきたことですが、マスクは病気にかから
ないようにするために着けるのではなく、病原体を持っている人が飛散を防ぐために使う、というの
が本来の目的です。インフルエンザウイルスの大きさは1ミリメートルの千分の1の、さらに千分の
1程度しかないため、マスクの編み目をいとも簡単に通過してしまいます。マスクが果たす役割とは
飛散物をせき止めることで、ウイルスが拡散されることを防ぐところにあるのです。もし病原体を持
つ人が近くにいたとして、マスクなどの措置をとっていないとすると、いくら自分がマスクを着けて
いたとしても防御効果はほとんど期待できない。しかし一方で、マスクをつけることによる保湿効果
で、粘膜からのウイルスの侵入を防止することにはつながる

 Sep. 30, 2016

また、⑥はインフルエンザのワクチンは、その年に流行するウイルスのタイプを南半球での流行デー
タをもとに予測して生産。そのため、年によっては予測が外れて流行が拡大することも十分にあり得
るが、現在は、いくつものタイプのウイルスに効く「ユニバーサルタイプ」のワクチンも開発されて
おり、アメリカで流行するウイルスの9595%、全世界でみても88%のウイルスに有効なワクチン
の開発が計画されており(上図参照)、今後生産が始まるとワクチンの効果がさらに高まることも期
待されている。



● デジタルオーダーメイドマスク事業 ?

彼女は、現在使い捨てのマスクは使い勝手が悪い、従来の個人向けの布製のマスクが欲しいと言うので、
考えてみたが、デジタルオーダーメイドマスク事業も悪くないが、保湿剤/保湿材をインナーする構造の問題
あるいは、使い捨てを避ける方法、例えば、保湿力の回復に電子レンジなどで除湿/殺菌できる保湿剤(材)
の開発が必要となる(:残件扱い:参考までに関連特許を下記に掲載しておく)。

 ・特開2013-244153  衛生マスクインナーシート 株式会社ニチエイ 2013年12月09日
特開2009-221136  糖誘導体製剤 金子 達雄 他 2009年10月01日
特許6244007  マスク 株式会社無有 2017年12月06日
・特開2011-021001  水分補給剤又は保湿剤と組み合わせた、抗酸化剤としての高ポリフェノール植
 物抽出物の使用 エルブイエムエイチ レシェルシェ 2011年02月03日
・特開2011-167226  抗菌マスク、マスク用抗菌フィルタ及びそのマスク又はフィルタを用いる抗菌
 方法 中村 憲司 他 2011年09月01日

 


● 今夜の寸評:超加齢と東洋医学

長時間座っていると、胃腸に不具合が起こるということは体験しているが、腧を刺激するだけで矯正
できる、あるいは、免疫力アップや成人病予防にも費用がかからず予防できるということを耳目する
ことが多くなった。そこで、市立図書館で小雨降る中貸し出しに車を走らせる。これで正月(15日
までのの読み物は決まった。テーマは「超加齢時代と東洋医学」(経脈療法)。 

                                            

  

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