極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

華鬘草とティンカーベル

2009年06月10日 | WE商品開発



ヒム溢れ暗き静寂満々と チャペルに響き華鬘草咲く 


 治部煮

 

帰らじと思へばかねて梓弓なき数に入る名こそ留むる     楠木正行


羅馬国もかくのごときや聖堂に ヒム満ち栄えにつつまるる身は
     
                             
関根和美 

■           
ガーデン植物大図鑑 表紙 『百年小説』@天晨堂

村上春樹の小説『1Q84』が売れているということで、彼
女が近くのビバ・シティの天晨堂で堆く積まれた本を立ち読
みし「なんだ、ちっとも面白くなかった」といって帰ってき
て1週間も立たぬうちに売り切れ状態となり、買いに出かけ
た時には事既に遅し。

Rubber Soul cover Norwegian Wood (This Bird has Flown)

彼の作品への関心には波があり『ノールウェーの森』でかっ
たるくそれまでの熱心な読者は一変し無関心へと。そして、
『海辺のカフカ』で再び読者(最初の頃の熱中ぶりより遙か
にダウン)となり今日までつかず離れずの軌跡というのが正
直なところ。

MacBook  1984 Apple's Macintosh Commercial

『1Q84』と聞き、『デジタル革命』のビック・バーンの
引き金となったアップル社のマッキントッシュがテーマなの
かなと思った程のズレぶりだが、兎も角も入荷次第、読んで
みることに。


 超臨界クリーニング

【エコツールⅠ:超臨界流体】

在職中、超臨界炭酸ガス洗浄装置開発プロジェクトに関わっ
たことで、ダイダン株式会社の製品紹介を新聞で見たときは
目を凝らしたほど(朝日新聞 090609/F9)。



その概要は、空調設備などを手がける
ダイダン(大阪市)は、
炭酸ガスで工場の排気フィルターなどを洗浄する「超臨界炭
酸ガス」装置を開発した。炭酸ガスはほぼ全量繰り返し利用
でき環境への影響を抑えたという。実証試験を経て、10年度
の事業化を目指す。装置は高さ約6m、横幅と奥きが約4m。
この程埼玉県の同社技術研究所に設置し実証試験に入った。



主に半導体や液晶工場の排気処理設備で、大気汚染防止のた
めに使われる揮発性有機化合物(VOC)除去用フィルターや、
吸着剤の洗浄に使える。汚れた炭酸ガスをきれいにする新技
術を導入し、炭酸ガスを再利用できるようにした。同じフィ
ルターを長く使えるので、この点でも炭酸ガス排出の削減に
つながるという。

 Electroless plating as supercritical fluid

超臨界炭酸ガスは、温度31度以上、圧力73気圧以上の状態に
おいた炭酸ガスで、気体と液体の両方の特徴を備える。フィ
ルターからトルエンなどを取り除くほか、物質を「溶かし出
す」技術を応用し、コーヒ豆からカフェインを抽出したり、
植物から香水の成分を取り出したりできる。しかし、最大の
技術課題は高価な初期投資を軽減するシステムづくりやその
工学的手法の開発に移っている

 株式会社 超臨界技術研究所

最後に、ここで、『明日のエコでは間に合わない』というキ
ャッチ・コピーを言葉でなく、工学技法で語るとすれば「超
流体適応技術」は様々なスケール・サイズで、洗浄(=エッ
チング)やめっき、抽出、分解などの職域工程で使用される
可能性を秘めている。もしかして、家庭電化の一部として応
用展開する可能性を持つものと確信する。

もうけの花道


 

【第二の緑革命は新弥生時代?】

『明日のエコでは間に合わない』とは、「生産・消費両過程
でのエコ技術への転換と無駄撲滅」に尽きる。そんなことで、
『食糧ビジネスのしくみ』『現代の食料・農業問題』を読み
飛ばしたものの、『光合成の科学』『植物生理学入門』『図
解 植物分子細胞生物学』『<1分子>生物学』の4冊残って
しまい気の重い話となった
^^;。

 

ところが、傲慢なことに「白姫はつか大根」「赤丸はつか大
根」「ミント」の種蒔きをやり、イタリアンタンポポ(レッ
ド)、アーティーチョーク(パープル)、マスタードブラッ
ク、ミニキャロット(丸型)、ホワイトオニオン、セルパチ
コ、シナモンバジルの種を取り寄せ、『ネオ農業革命』の革
命家気取りの自分がいるではないか。そう、大変傲慢極まり
ないことに、『バイオメタノール原料にはサツマイモが最適
』。つまりは、吾に秘策ありと。


 

行き過ぎりゃ、妖精fairy)、聖霊spiitの世界で頭を冷やす
とするか。『ティンカー・ベル』/DVDを暫し鑑賞し、そ
の次に、辻井伸行の『
ショパンの子守唄』を暫し堪能すると
しよう。

ファイル:J. M. Barrie - Project Gutenberg eText 13103.jpg Sir James Matthew Barrie




ケマンソウ科Fumariaceaeは双子葉植物の科。16属450種ほど
の草本を含み、主に北半球に分布。高山植物のコマクサや、
観賞用に栽培するケマンソウ、春先に赤紫の花をつける野草
ムラサキケマン、漢方薬に用いるエンゴサクなどを含む。ケ
シ科に近縁でこれに含めることもある。ケシ科の「ケマンソ
ウ」。花言葉は「あなたに従います」。

コメント
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