徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

日本フェレロ nutella&GO!(ヌテラ アンド ゴー!)

2022-05-13 22:41:16 | 
今日はヌテラと行け!




カナダのお菓子。ペースト状のヘーゼルナッツとココアが入ったチョコレートスプレッドを、クラッカーのスティックに付けて食べます。スプレッドがとにかく美味しい!
なんかこういうの、日本にもありましたよね。子供のころに食べてた記憶あります。今でもあるのでしょうか。
本日は第46回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは原作・福本伸行、漫画・かわぐちかいじの『告白-コンフェッション-』(全1巻・講談社)です。ヤングマガジンコミックス版と文庫版があります。
『賭博黙示録カイジ』や『アカギ』で知られる博打漫画の第一人者、福本さんと、『沈黙の艦隊』や『ジパング』など、多くの社会派作品をものしているかわぐちさんがタッグを組みました。
尾張山に登山に来た2人の男。標高3200メートル地点で猛吹雪が起き、遭難してしまう。運よく山小屋が見つかり一命はとりとめるも、吹雪に閉じ込められて脱出は不可能。そんな極限状態の中、1人がある秘密を打ち明ける。その秘密とは・・・。
吹雪の中の山小屋という密閉空間で展開される至高のサスペンスドラマ。これはかわぐちさんの絵で正解ですね。言っちゃあなんですが、福本さんの絵柄では緊張感が生まれない。
いや、福本さんの絵には緊張感がまったくないというわけではないですよ。福本マンガにはよく「ざわ・・・ざわ・・・」っていう描写が出てきますけど、あれにはかなりの緊張感がある。
なんというか、緊張感の種類が違うんですね。ギャンブルの緊張感と、サスペンスの緊張感の違い。サスペンスの緊張感はかわぐちさんの絵柄であってこそ、ということです。
福本さんは、限定ジャンケンや電流鉄骨渡りなど、緊迫感のある状況作りの名手ですけど、本作の状況もまた手に汗握ること必死。
圧倒的興奮っ・・・!
単行本1冊分の分量に、話がきれいにまとまっており、かわぐちかいじにとっても、福本伸行にとっても「隠れた名作」と呼べる一本です。
ちなみに、本作は好評だったようで、かわぐち・福本コンビの第2弾、『生存-Life-』も制作されたのですが、正直こちらはオススメできません。つまらないというわけではないです。それなりには面白いのですが、『告白』と比べるとだいぶ落ちるのです。『告白』が良すぎるせいで見劣りしてしまうのですね。
雪山での遭難に備えて『告白』を熟読しておきましょう。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
こないだ、マスクを忘れる夢を見ました。うっかりマスクを着け忘れて外出し、人と話してる途中で気づいて「あ、ごめんね」ってなる夢。
これって、遅刻する夢やものをなくす夢と同じように、今や定番の「あるある夢」のひとつなのでしょうか。
なんかマスクのせいで精神的影響受けてるみたいでイヤですね。皆さんは見たことあります?
ほかにも、マスク絡みの悪い夢、いろんなパターンありそうですね。
たとえば、どうしてもマスクが外れなくなってしまうとか。マスクごと口が取れてしまうとか。口が消えてしまうとか。
なんか、大人のマスク姿しか見たことない子供が、マスク外した顔見ると驚いてしまうそうですが、そういう子供はマスクから何かが飛び出てくる夢を見そうですね。子供には気の毒なことです。ちゃんと表情や感情を読み取れるようになるといいんですけどね。