還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

特別の苦虫顔

2011-08-23 20:03:19 | 日記

人間の頭の中はどういう仕組みになっているのかと思ってしまう。

今日は朝からあまり元気がなく、仕事は曲がりなりにもこなしたけれど、帰りになっても気が晴れず元気なく地下鉄に乗って帰宅の途に・・・・

僕はタダでも「苦虫をかみつぶした顔」という位、鬱陶しい顔をしているから、本当に鬱陶しい時は「苦虫を二匹かみつぶした顔」になると思う。

今日はそんな顔で地下鉄を降りる。「妻にこんな顔を見せたら、心配するかもしれないなあ・・・」と思いながら交差点の所に来ると、止まっている車がクラクションを・・・

何かと見ると、前の職場で少し一緒に仕事をした後輩が運転していた。「○○さん。ご無沙汰してます。お元気そうですね」・・・僕「ひさしぶりやなあ。仕事頑張ってるようやなあ」

この時に愛想笑いをしたわけだが、その愛想笑いが頭の中のモヤモヤを一瞬のうちにすっかりぬぐい去ってくれた。

それこそ今までのモヤモヤは何だったのかと思う位に・・・・不思議だ。頭の中を覗いてみたいくらいだ。

それにしても、彼は僕の苦虫顔を知ってはいるけれど、今日の特別の苦虫顔に臆せず声を掛けてくれたことに感謝しなければ・・・

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六地蔵巡りで夏も終わり

2011-08-23 19:18:28 | 京都ウロウロ

仕事の帰りに山科・四ノ宮の徳林庵に寄ってきた。

今日は京都の夏の最後のイベント?である「六地蔵巡り」の日で、六地蔵の一つにあたる徳林庵に行ったわけです。

謂れを少し紹介すると、こういう話の時はいつも顔を出す小野篁が一度冥土に行ったが、地蔵菩薩に拝して蘇ったのちに木幡山の大木で六体の地蔵尊像を彫り、木幡の大善寺に祀ったという。

それを後に、後白河天皇が疫病除けをするために、京都に入る街道の入り口に六体の地蔵菩薩を移し替えたことに始まる。

後年に少し移した場所は変わったようだが、今はこの四宮徳林庵に桃山大善寺、上鳥羽浄禅寺、桂地蔵寺、常盤源光寺、鞍馬口上善寺になっている。

この六つの地蔵尊をめぐると疫病退散、福徳招来になるという。

ちなみに、子供たちの夏休み最後の楽しみである「お地蔵さん」はこの六地蔵めぐりの子供版ということになるという。


ということで、徳林庵に行ったが、たどりつくまで露店と露店の間にひしめく人の流れに任せて歩かざるを得なかったが、露店の前に群がっている子供たちを見ていると、時々吹き抜けるさわやかな風も相まって、今年の夏の終わりを感じずにはいられなかった。

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