今日はお盆だというのに、出勤の地下鉄も退勤の地下鉄も沢山の人が乗っていた。
盆・正月と言えば、皆がお休みをする日であり、地獄でさえも、そこに働いている鬼さんたちが休みをとるため、「地獄の釜も開く」期間のはずなのだが・・・
もう、時代は変わってきたのだろうか。
ところで、「地獄の釜」の中身といえば、血の池地獄とか針山地獄とか、火あぶりにされるとか、舌を抜かれるとか、輪切りにされて鬼に食べられるとか・・・・
いつごろ、この素晴らしく恐ろしい絵図の基本的な構図ができたのだろう。仏教が伝わってきた中国や韓国でこういう絵図が残っているというのはあまり聞かないし、日本に仏教が伝来してから、日本人が逞しい想像力を駆使して作り上げたのだろうか。
まあ、それはともかく、今は地獄の釜も動いている時代だから、気をつけないと・・・