先日、ブログで踏水会の話をしたら、夷川ダムで踏水会が水泳学校を開いていた頃のコメントをいただいた。
おそらく僕と同年代の方だろうと思う。今はそのそばに立派なビルが建ち、そこでスイミング・スクールが開かれている。さぞかし、衛生管理も行きとどいていることだろう。
今から50年ほど前は、琵琶湖から山科を通って流れてきた疎水の水を夷川発電所のところで、少し滞留させていたのを利用して水泳学校が開かれていた。
水面に木製桟橋をあちこちに設け、水深が結構あるから泳げない初心者向けの所には、矢板みたいなのを敷き詰めて浅くしていた。
当然、琵琶湖から延々と流れてきて、初めての水の滞留場所なので、いろんなものが集まってきていた。泳いでいるとスイカの食べカス、茄子のヘタ、胡瓜のヘタ・・・そんなのは親しいお友達感覚でいつも一緒に泳いでいた。
たまにネズミや猫の死骸などもやってきた。それに僕は見たことはないが、土座衛門も流れてきたこともあるという。
まあ、素晴らしい衛生環境でのびのびと泳がせていただいた。おかげで少々のことでは壊れそうにない頑丈な身体に育ててもらった。
今でも「ふんどし」の付け方を覚えている。あんなに嫌だった「ふんどし」なのに・・・・