還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

アツイ京都鴨川

2011-08-13 17:25:55 | 京都ウロウロ

今日も暑い朝でした。ウオーキングを躊躇したけれど、先日の教訓「少々暑くても頑張ってウオーキング」を肝に銘じて鴨川に出かけた。

こんな暑い朝でも、元気にジョギングをしている中年の男女がいる。ほんとに?元気なのかと心配になってくる。赤鬼さんみたいな顔をして走っているけれど・・・

朝のうちは鴨川の左岸を歩いていると、木々の影が散歩道を覆ってくれているので少しは暑さが凌げる。

蝉の亡骸が散歩道に。地中に7年いて、地上に出てきて7日位で亡くなっていくといわれている。鳴き声はオスがメスを呼ぶ声で、この声で呼び寄せて子孫を生んで死んでいく。そう思うとこのうるさい鳴き声が悲しい涙声に聞こえてくる。

ものは考えようで、蝉の人生のメインは地中の生活にあって、地上に出てくるのは子孫を残すためだけの期間なのかもしれない。

そう思うと少しは蝉がかわいそうに思わなくなってくる。7日ではあまりにも可哀そうだ。

 

鴨川を歩いていると、特に四条から三条の間の右岸に七夕の飾りが林立していた。仙台の七夕飾りも見える。今は「京の七夕」の催しが行われている。陽が落ちてからはライトアップして綺麗なのだろう。

今年は「大文字の送り火」騒動もあったので、七夕に頑張ってもらいたい。

今、京都の夏は最盛期だ。アツイ・・・

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 60代以上の生き方へにほんブログ村 家族ブログ 面白夫婦へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ


映画「ツリーオブライフ」

2011-08-13 16:50:12 | 映画日記

映画「ツリーオブライフ」を観てきた。観る前にイメージしていた内容と異なる映像の展開に少し戸惑ってしまった。

 1950年代のアメリカ・テキサスの片田舎の家族の物語だ。

今は成功をおさめたショーン・ペン演じる長男ジャックは、今も幼い頃の父母との生活の鬱積を引きずっている。

映像はジャックの子供のころに・・・

ブラッド・ピット演じる父は自分自身が夢を実現できなかった後悔と反省から、息子たちを夢に向けて賢く立ちまわれ、そして強い男になれと厳しく育てる。

一方、母は人にも動物にも草花にも優しく愛情を注げる人になりなさいと諭し続ける。いつしか長男ジャックは父への反感と父にあまりにも無力な母に失望していく。

 

このやるせない思いの打開を神に求めるが、神からの答えは返って来ない。

しかし、そんな神への問いかけや返って来ない神に対する失望やさらなる希望などの体験は父や母も、そして人が営々と経験してきているのだ・・・

突然、映像は万物の創世記をイメージするような画像が次々と映し出される。

どこかの火山活動やクラゲの大群、アザラシに恐竜の首がついたような海獣、恐竜たちが映像を飛びまわる。

テレンス・マリック監督の作品に対する意図がこの映像に表れている。

答えを返さない神の存在を観ているうちに・・・遠藤周作の「沈黙」を思い出した。

最後に、「神の世界」で父母や兄弟と和やかに接する自分を夢見るジャック。これで救われたとは思えない展開だが・・・・

 

勝手評価 ☆☆    訴求点は分かるけれど一般受けするとは思えない。途中退席した人も結構いました。

にほんブログ村 家族ブログ 面白夫婦へにほんブログ村 ライフスタイルブログ 60代以上の生き方へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ