{飛火野}では鹿が『錦繍』を謳歌!～ 《{漆金薄絵盤 香印坐}》～ {第65回正倉院展}

{大和盆地}の紅葉前線～{大台ケ原}から始まり
北和の盆地部へ紅葉.{椛}～落葉 広葉樹が
織りなす 鮮やかな錦織！
{第65回正倉院展}が催されている 温雅な頃
奈良公園.{飛火野}では鹿が『錦繍』を謳歌！
群れをなして戯れていました



近鉄{奈良駅} ～表玄関.{行基菩薩} 広場の
大屋根が威容に眼に付きました
完成{2013 5.30}～南都の景観については
奈良市景観審議会も開かれ 一部には
反対意見もあった様ですね！
{奈良の表玄関の近鉄奈良駅が この大屋根で
濡れずにイベントなどにも利用しやすくなる}
荒井奈良県知事{談}



{行基菩薩像}は元来{赤膚焼}で43年前に建立!
心ない人に壊され平成7年.台座のみが赤膚焼
{ブロンズ像}で 復元されました
ブロンズで作成されたの{行基菩薩像}は
行基ゆかりの霊山寺. 御所市楢原の九品寺に
東大寺に向けて建てられていますね！



{白帝}に誘わる様に 開幕日(10.26) 当日は
早朝から全国各地から多くの人達が行列を
作られていましたね！



{第65回正倉院展}～奈良国立博物館の
長蛇の列に混じり(遠来の方々とも談笑!）
毎年 必ず正倉院展に足を運んでいますよ！
と言われた方々も数人おられ『天平』の
息吹を伝える数々の至宝を心往くまで
鑑賞されていました



君は《{漆金薄絵盤 香印坐}》を観たか！

正倉院の至宝～23年ぶりに公開された
{漆金薄絵盤}～蓮は32枚の花弁.
細かい絵が描かれている{正倉院宝物}



聖武天皇 御遺愛の螺鈿や琥珀で
背面を飾った美しい鏡！
{平螺鈿背円鏡}{径27.2cm縁厚0.8cm　
重2473.6g}と屏風も出陳されています

また楽器や伎楽面.貴族の遊びの道具
飾り.刀子等装身具.宮中の年中行事に
係る道具等.天平の人々の暮らしを伝える
文書も数多く出陳されていました



「蘇芳地金銀絵箱」に「ふたや周囲だけでなく
底板にも鳳凰のような動物を描いている
見えないところまで手を抜かずに作っている
ところに当時の人々の仏教への深い思いを
感じる」～{東大寺}.森本公誠長老{談}

君は《{漆金薄絵盤 香印坐}》を 観たか！



{君は天平を観たか！～「正倉院展」で
皆さん方も大和路の{錦秋の一日}楽しみの
極み『錦繍』を謳歌 されては如何ですか！



奥山に　紅葉踏みわけ　鳴く鹿の
　　声きく時ぞ　秋は悲しき
　　　　{猿丸太夫}『古今集』