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One For All~All For One! 倭は 国の まほろば たたなずく 青垣 山隠れる 倭し美し!

(啓蒙主義時代のウィーン⇒)ウィーン世紀末の巨匠の作品が集結~『ウィーン.モダン クリムト.シーレ 世紀末への道』日本・オーストリア外交樹立150周年記念(国立国際美術館)

2019年10月20日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-
大阪市立科学館にて(星空歴史秘話)~(秋の四辺形)を
観賞の後先ず訪れたのが向の(国立国際美術館)です
1977年国内外の現代美術を中心とした作品を収集し
展示.調査研究を目的で開館した(国立国際美術館)



日本万国博覧会開催(1970)~万国博美術館を活用.
大阪.中之島に完全地下型の美術館にて新築.移転!
建物は竹の生命力と現代美術の発展.成長をイメージ
外観デザイン.人と美術との交流を生み出し歴史.文化を
継承し中之島の新たな文化の拠点.現代美術を発信する
美術館として内外の美術動向を紹介していますね!



(前世紀初頭の前衛芸術としての抽象と戦後
美術批評に擁護されたアメリカの抽象美術史上の
主要な先例であり代表的動向!
近年ヨーロッパとアメリカにおいて注目を
集めている(抽象芸術)~(国立国際美術館)で 
先日まで(抽象世界)が開催されていました!



(日本・オーストリア外交樹立150周年記念)
『ウィーン.モダン クリムト.シーレ 世紀末への道』




(ヨーロッパ有数の(博物館.所蔵品100万点)
(ウィーン.ミュージアム)のウィーン世紀末主要
作品.18世紀後半やビーダーマイアー時代の傑作
(クリムト))シーレ)(ココシュカ)等々
ウィーン世紀末の巨匠の作品が集結!
油彩74点.工芸やグラフィック.テキスタイル
東京で約400点.大阪展.約300点⇒圧巻の作品で
ウィーンの芸術文化の全容が紹介されています



第1章:(啓蒙主義時代のウィーン) 
女帝マリア.テレジア 皇帝ヨーゼフ2世(1740-1790)
第2章:(ビーダーマイアー時代のウィーン) 
  外相・宰相メッテルニヒ(1804-1848)
第3章:(リンク通りとウィーン) 
  皇帝フランツ・ヨーゼフ1世(1848-1916)
第4章:(1900年-世紀末のウィーン) 
  ウィーン市長カール・ルエーガー(1897-1910)
「モダニズムへの過程」を辿る事ができます!



(芸術の都・ウィーンの芸術文化を網羅する展覧会
絵画.建築.応用芸術等(ウィーン・ミュージアム)
約300点の至宝!~ウィーン世紀末の巨匠の傑作が
一堂に集結されて芸術の秋を堪能出来ますね!



『秋の花 種々にありと 色ごとに
  見し明らむる 今日の貴とさ』
    (大伴家持)『萬葉集』巻19-4255



秋時花種尓有等色別尓見之明良牟流今日之貴左



(星の集団 (昴)ギリシア神話(七人姉妹)プレアデス星団 ~『ONE TEAM』快進撃でラグビーワールドカップ(W杯)宇宙とエネルギーインフィニウム ∑「大阪市立科学館」

2019年10月18日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-
関東地方に上陸した(台風15号)観測史上最強
クラスの勢力で千葉県を中心に甚大な被害を出し
(台風19号)は関東.甲信.東北地方で記録的な大雨!
爪痕は計り知れ無く広域豪雨に対応する(防災)
気候変動に抜本的に検討すべき段階ですね



快進撃でラグビーワールドカップ(W杯)
8強入り.感動を残す祭典を築いた(桜)ジャージ
正に『ONE TEAM』ですね!



(台風20号⇒21号)~日本列島に牙を向けそうな
台風の束の間に10月の星空を観賞致したく大阪
中之島の(大阪市立科学館)へ駆け付けました!



「インフィニウム ∑―OSAKA」



光学プラネタリウム投影機をリニューアル
宇宙とエネルギーをテーマ「大阪市立科学館」



『大阪市立科学館開館30周年』です!
(科学館の学芸員さんと光学メーカーが全力で
美しさを追求⇒光学プラネタリウム!



大阪市立科学館でプラネタリウムを投影する
7人の天文担当学芸員さんは流星.太陽.恒星.
銀河.宇宙論.観測歴史.気象など多岐に渡り
活動されてますが学芸員さんによる.おまかせ
投影も楽しみの一つですが今日の大阪の星空
(プレアデス星団)~「すばる」に特に興味が
注がれたものです~大阪では(プレアデスの
七人姉妹)は仲々見え無いよ!ユーモラスな
学芸員さんの解説もありました!



(プレアデス星団~若い青白い高温の星の集団!
約6000万~1億歳とされ核融合の速度が速い為
寿命は比較的短く星団を構成する星の周囲は
青白く輝くガスが広がり星団の光を反射して
いる為だそうですね



ギリシア神話の(プレアデス)はティタン族の
アトラスと海のニュムペであるプレイオネとの
間に生まれた(七人姉妹)とされ(メトロポリタン
美術館所蔵)~エリュー・ヴェッダー作の
『プレアデス』にも 描かれていますね



今年は「アポロ月面着陸から50年」
「月へ行こう!おためし月面生活」
石坂千春学芸員の解説も楽しい時間



『星空歴史秘話』現在投影中~12月1日迄
古代メソポタミアで誕生(5000年前)した星座
星空を眺めその動きの中に法則を見つけ
季節の移り変わりを知り星を頼りに生活した
過去の人々が出会った星空を紹介!



『天の川をさぐる』現在投影中~12月1日迄
「天の川銀河」二千億個もの星が集った
巨大な天体⇒天の川銀河の大きさや形は?
(天の川銀河)を形作るものは輝く星だけ?
人類の探求の歴史を交え乍ら説明!



『奥山の 岩垣いはかき もみぢ散りぬべし
照る日のひかり 見る時なくて』
(藤原関雄) (古今集283)



秋芽之落乃乱尓呼立而 鳴奈流鹿之音遥者



(唐土にて月を見てよみける『天の原 ふりさけ見れば ~『春日なる御笠の山に月の舟出づ~(夕涼みをする舞妓.加茂川舞妓夕涼図[吉川観方](日本文化へのまなざし)

2019年10月08日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-
『春日なる 御笠(みかさ)の山に 月の舟出づ
風流士(みやびを)の飲む 酒杯に影に見えつつ』
(作者未詳)萬葉集 巻7-1295
春日の三笠の山に船の様な月.風流な人達が飲む
酒杯の中に映る月の姿を影として~



(唐土にて月を見てよみける)
『天の原 ふりさけ見れば 春日なる 
御笠の山に 出でし月かも』
(古今和歌集 巻第九 羇旅歌)



庶民生活の味わいが濃く出ていた人麻呂歌集と
風流な人達が飲む酒杯の中に映る月を愛でる
繊細美とも言える貴族趣味が横溢している
『萬葉』と『古今和歌集』の歌を対比し
(春日の三笠の山)を想うのも一興ですね!



春日在三笠乃山二月船出遊士之 飲酒坏尓陰尓所見管



(大和三山)⇒香具山(東)畝傍山(西)耳成山(北)
(平城京の三山)春日山(東)生駒山(西)奈良山(北)
平城京を守る三山~春日山は平城京東方を守る山
御蓋山は平城京に住む人びとにとって月の出の山
有名な阿倍仲麻呂の歌も遠く唐の明州の地から
故郷.平城京の御蓋山の月の出を思う歌でしょう!



(万葉挽歌の史的研究)(万葉文化論)が御専門の
上野 誠(奈良大学教授.文学博士)さんは
『奈良の地は『万葉集』の故郷.窓を開ければ
そのまま教材だ.万葉びとは.どの様な生活し
生活の中から.どの様な歌を生み出したのか!
30年間考え続けてきた』と述べていますね!



今年の「御即位記念第71回正倉院展」は
「天皇陛下の御即位を記念し正倉院宝物の
成り立ちと伝来に関わる宝物など宝庫を
代表する宝物が顔を揃えると言われいます



(天平美人)として名高い「鳥毛立女屏風」は
20年ぶりに全6扇を出陳され「金銀平文琴」は
盛唐期の高度な工芸技術を伝えています



「紫檀金鈿柄香炉」を拝見するのも楽しみ
(会期)10月26日~11月14日の20日間が
待ち待ち遠しい限りです!



吉川観方-日本文化へのまなざし(奈良県立美術館)



日本画家.風俗史研究家~日本の歴史.文化の振興に
貢献された吉川観方は絵画や染織等の美術工芸品の
収集品から計1500件の美術工芸品を県に寄贈され
県立美術館が開館する切っ掛けになっていますね



開館300回目.吉川観方の生誕125年.没後40年を
記念し県立美術館等に収蔵されている約140件!
夕涼みをする舞妓~「加茂川舞妓夕涼図」
観方渾身の「伊東マンショの像(天正遣欧使節)
観方の幽霊画「朝露・夕霧」のうち「夕霧」
観方コレクション「伝 淀殿画像」等々~
11月17日(日)迄展示されています



「春日大社 春日若宮おん祭」(連携展示)
(ミュージアムコンサート)も開催されていますが
1955年の春日大社式年造替時に絵所預職を務めた
(吉川観方)は春日大社社殿の壁画制作にも
携っていますね
奈良県立美術館1階ギャラリーにて開催され
写真撮影OKの展示室も有り.ボランティアの
方々によるによる作品解説も聴けます!