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(お松明 走れば僧も影も走る~世界の平和や五穀豊穣を祈り-春を呼ぶ (1273回目.東大寺二月堂修二会.お水取り)

2024年03月16日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-


『お松明 走れば僧も 影も走る』  (鷹羽 狩行)



人が知らず知らずに犯している過ちを 東大寺.二月堂の
本尊「十一面観世音菩薩」に懺悔する修二会.お水取り
大仏開眼と同じ天平勝宝4年(752)年から戦乱.疫病でも
一度も途切れる事のない「不退の行法」東大寺二月堂の
「お水取り」旧暦2月に 人々の幸せを祈る 法要『修二会』
今年で1273回目を迎えました




新型コロナウイルスの5類移行を受け. 今年(令和6年)は
参拝者が二月堂内の局で勤行の様子を見守る 聴聞が
復活しました



『西天に 赫き オリオン 修二会後夜』(橋本多佳子)



世の人々の罪を懺悔し. 世界の平和や五穀豊穣を祈る
お水取り~(松明)は 本行(1日)から 毎夜ともされます



12日夜. ひときわ大きな「籠松明」が登場!
通常の松明(40キロ)より 一回り大きい長さ約8m
約60キロの 松明が使われています



練行衆(こもりの僧)を補佐する 童子が これを1本ずつ
担いで 二月堂の舞台に上がり. 欄干から外へ向かって
揺さぶると. 大量の火の粉が辺りを赤く照らしました.
松明が堂の欄干から振り回され.無病息災の御利益が
あるとされる火の粉が周囲を舞っていましたね



二月堂.修二会 お松明等の拝観方法 (東大寺より)
(コロナ禍での経験を活かし行事に携わる 参籠衆.
各講社をはじめ団体・個人それぞれの立場で行事を
支えて下さる方々参拝者の皆様安全にも配慮し.行法を
構成する様々な場面で課題について 将来にわたって
改善して行けるよう引き続き対応を検討します.
ご不便をおかけいたしますが 今後とも ご理解と
ご協力をお願いいたします.

(修二会は参籠衆のみならず参拝誘導や警備の部分で
多くの方々に支えられております.
感染による 療養、離脱が起きると運営に支障をきたし
お松明 拝観の受け入れも困難となり 関係者と接する
場面では今後も充分ご配慮をお願いいたします.



天平勝宝 {752年}~連綿と途切れず幾多の辛酸を
潜り抜け1250年以上. 連綿と続けられている
1273回目『春を呼ぶ』東大寺二月堂の(修二会)
「身体健全に 守らせたまえ 南無観自在菩薩」


東大寺二月堂の修二会は13日未明には.練行衆が
本尊・十一面観音に供える神聖な「香水」
二月堂下の閼伽井屋.若狭井でくまれ 二月堂へと
3往復して 内陣に納められました



「お水取り」の儀式に こんな伝承がありますね
修二会を始めた 奈良時代の僧.実忠が全国の神々を
法会に招いたが.若狭の遠敷明神は 魚を捕り遅刻.
お詫びして.若狭から霊水を送り.二月堂のそばに
湧き出させたと言われています.



前行も含めて 約1カ月続いた 二月堂.修二会は
15日未明 満行を迎え11人の練行衆(こもりの僧)は
周囲がまだ暗闇に包まれた 午前4時半ごろ補佐役を
務めた童子らが掲げる松明の明かりに足元を照らされ
ゆっくりと階段を下りて宿所へと入っていった



厳かに下り修二会の行法「達陀」で用いた達陀帽は
火の行の 達陀で 練行衆がかぶる金襴の帽子で
子供がかぶると呪力が宿り健やかに育つと伝わる.



[身体健全に 守らせ給え. 南無観自在菩薩]と念じ
子どもたちに 帽子をかぶせた 上田豊さんは
「皆さんの健康を願ってご奉仕し.自身も御利益を
いただいています」



『しら梅や 若狭の水に 夜の声』 (松瀬 青々) 



春寒の 弥生三月十五日未明 大和路の春を呼ぶ
煌めく(炎)~古都の祭典は世の平穏.祈りを捧げ
厳格な清浄さで 慰霊と災害.復興への 祈願!
二月堂本尊の十一面観音に人々の罪を 懺悔
『五穀豊穣}『万民快楽』---幸せを祈る1273回目

修二会』3月15日未明に(満行)を迎えました!



『煤あびて 我も籠人 お水取り』 (長谷川 櫂)



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