今朝は、西高東低の冬型の気圧配置で、日本列島は一転して寒くなりました。
これからは、ミネラルなどの栄養豊富な「牡蠣」が美味しく食べられる季節になります。いつもの魚屋さんから薦められて広島産の「牡蠣」を購いました。鮮度もよく、身もプリプリしています。
今年は、東日本大震災の巨大津波で、一大産地である「三陸の牡蠣」は全滅だそうです。でも被災地・三陸の牡蠣産業支援のためのプロジェクト「復興かきオーナー制度」や「カキ産地に光を!募金」が、日本オイスター協会が音頭をとり推進しています。 近い将来、また「三陸産の牡蠣」を美味しく食べられそうで、楽しみです。
「とんぼ」では、今日購った「広島産牡蠣」を、ガーリックオリーブオイル焼き、フライ、グラタンなどに調理してお出しいたします。 GINZA と ん ぼ 富士子
秋の深まりとともに、新鮮なイカが廉価で入手できるようになりました。 先週末、いつもの魚屋さんから薦められて、活きの良い「スルメイカ」を購いました。
この時期の酒の肴にピッタリの「イカの塩辛」を作るためです。美味しい「イカの塩辛」を作るポイントは…。手間暇を惜しまず丁寧に時間をかけること。これはは全てのお料理に通じる事ですが「イカの塩辛」作りには特に大事です。
作り方は、いたって簡単です。まず皮を剥いたスルメイカの身とキモを分けます。身を2~3枚に切り分け、平たいザルに並べて塩を振ります。特にキモには、念入りに塩を振り、一晩以上冷蔵庫に入れて水分を飛ばします。
これが「スルメイカの塩辛」を上手に美味しく作る最大のポイントです。特にキモは、イカの肝臓。肝臓はアンキモ、フォアグラ、仔牛のレバーなど重要な部位で、ビタミン源です。
塩を振り一晩以上寝かせて、水分を切ったキモの薄膜に包丁を入れて、トロリとしたキモの中身を裏ごしします。 裏ごししたキモに、水分を切った身を細く切ってよく混ぜ合わせて、これを冷蔵庫でさらに二~三日熟成させます。寝かせることで、適度に発酵が進み、うま味も増します。
特製の“イカの塩辛”をご用意しています。秋の夜長のお酒の肴に女将からのお奨めです。
GINZA と ん ぼ
富士子
来る11月5日(土)に第四回「とんぼカップゴルフコンペ」が開催されます。参加者は私も含めてお店のお客さま13名です。
その優勝者、準優勝者を競馬レースになぞらえて予測する競馬新聞も完成し、コンペ当日までの2週間は、お客さまたちも喧々ガクガクとにわか評論家に変じて優勝者占いで賑やかになります。
参加者には、全員それぞれに相応しい馬名がつけられていて、参加者は騎手として登録されています。
この競馬新聞を作ってくれた常連のお客さまは、ご他聞にもれず大の競馬ファン。馬券が当たった…とは聞いたことはありませんが。 今度のコンペの優勝候補(新聞で言えば有力馬)は、ずば抜けて強く上手なお二人で決まりそう…。 それじゃ新聞作っても面白くない…と、無理矢理本命に抜擢したのが、先頃亡くなったことをニュースで報じられた無敗の三冠馬皇帝シンボリルドルフと同じ馬名のYさん。
自称、編集主幹を名乗るお客さまは、この馬を抜擢した理由を、もっともらしく、鋭い飛びが魅力で大駆けもある…と主張していますが、私にはただ単に馬名が同じだから、面白可笑しくするために本命にしたのだと観ています。 それでも、本命に推されたYさん、頑張って下さい。応援してます…。
GINZA と ん ぼ
富士子