とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

宮城米ひとめぼれ

2011-05-27 13:36:28 | インポート
宮城米ひとめぼれ

宮城県の特産米「ひとめぼれ」を購いました。今夜から炊飯し、お客さまにお出しいたします。

「食材王国」と謳われた宮城県。山海の産物の豊富さは全国でも傑出しています。 それが、今回の「東日本大震災」の大きな揺れと巨大津波で、生産現場は壊滅的なダメージを受けました。

中でも人気ブランド米「ササニシキ」や「ひとめぼれ」を作付けする農家の悩みは深刻です。米処の仙台平野は津波の塩水に覆われてしまい、山間部の田圃は亀裂が走り、水路が破壊されてしまいました。田植えの季節を迎えても何も農作業ができない状態とか…。

このままでは秋の収穫期に大きな影響が出そうで、心配です。 私が購った「宮城米ひとめぼれ」は昨年収穫したものです。冷害に弱かった「ささにしき」の代替品種として、ここ数年は作付け面積は飛躍的に拡大し、宮城や東北各県を代表するブランド米として人気があります。

「ひとめぼれ」は、コシヒカリの特徴を受け継ぎ、粘り、ツヤ、旨み、甘味、香りのトータルバランスに優れふっくら、モチモチ、艶やかな炊き上がりで、様々な料理に合うごはんだそうです。

宮城産「ひとめぼれ」と一緒に福島産のひとめぼれも仕入れようとしましたが、叶いませんでした。福島第一原発事故による放射能汚染を心配した消費者が騒ぎ、一斉に首都圏のスーパーから福島産、茨城産のお米が撤去されたから、と聴いてます。私が購ったお米は、少なくとも原発事故以前の昨年秋に収穫されたものです。 安全圏に住む人たちが騒ぎ立てる行為、実に意味がなく愚かに見えます。 こうした風評被害を生み出す背景には、今回の未曾有の大事故に遭遇しても、放射能の含んだ食品安全基準を提示できない政府の混乱オタオタぶりにあるのでは…。 (少しの間、里田米はおやすみします…。) GINZA と ん ぼ 富士子


第3回とんぼカップゴルフコンペ】

2011-05-24 12:34:04 | インポート
第3回とんぼカップゴルフコンペ】
 
「第3回とんぼカップゴルフコンペ」が、先週21日(土)茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部で開催されました。
 
当日は真夏を思わせる好天に恵まれ、心配された地震もなく、参加25名は和気あいあいとした雰囲気の中で、熱戦を展開いたました。
 
優勝したのはテンノサンダースという勇壮な馬名で駆け抜けたAさんです。
Aさんのプレイぶりを、上がりの3ホールをパーで切り抜け、疾風怒涛の馬名通りの強さだった…とは命名者であるお客さまの弁です。
 
表彰パーティを終え、参加メンバーの大半は上野にあるNさん経営の焼肉店におじゃまし、Nさん厳選の美味しい肉をいただきながらゴルフ談義に華が咲きました。
 
コンペよりも二次会の方が楽しみで参加してる…というお客さまも…。
私は本命視されていたブービーを回避できた嬉しさと無事にコンペを終えた歓びに浸りながら、美味しくお肉とお酒をいただきました…。
 
GINZA と ん ぼ
富士子



とんぼカップ争奪ゴルフコンペ…

2011-05-17 15:14:33 | インポート
とんぼカップ争奪ゴルフコンペ…
今度の週末21日(土)に「第3回とんぼカップ争奪ゴルフコンペ」が、茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部で開催されます。

参加するのはお店のお客さまを中心とした25名。それぞれ立派で強そうな参加者の人柄や個性を表現したユニークな馬名を掲載した「競馬新聞」まで発行されて、お客さま同士の酒の肴に盛り上がっています。

そんな中、このゴルフコンペの主催者でもあり、参加者でもある私の心配は二つあります。一つは、当日の天候と地震です。何しろ過去2回のコンペでは台風など悪天候に見舞われ、中止順延の憂き目にあい、口の悪い常連客は、真面目な口調で「お祓いしたほうがいいよ」と言います。聴いてる私も、冗談だと知りながらも、時期が時期だけに本気に心配になります。当日の好天と地震の襲来のないことを祈るだけです…。

もう一つの心配は、私自身のこと。コンペの競馬新聞を作成してくれた自称編集主幹のお客さまが、前回ハンデに救われて際どくブービー逃れの戦績だった私が、その後、練習もしないで危機感ゼロでコンペに参加する姿勢を鋭く見抜き、ブービー候補の筆頭にあげたのです。

いくら何でもブービーは恥ずかしいし、慌てて練習場に飛び込み、五ヶ月ぶりにクラブを振りました。結果はまずまずです…。一瞬、私って才能があるかも…という思いが頭を過りました。 コンペの結果については、また来週ご報告いたします。

GINZA と ん ぼ 富士子


青森産天然ホヤ

2011-05-09 13:45:58 | インポート
青森産天然ホヤ

初夏から8月にかけてが旬の天然ホヤ。産地の宮城、岩手の三陸海岸は「大津波」の襲来で壊滅的被害をうけ、名物の「ホヤ」を食するのは今年は無理かな…と諦めておりました。

そのホヤが、しかも天然活きホヤをいつもの魚屋さんで仕入れてきました。【青森産天然ホヤ】です。

ホヤは、外見からも食感からも海のパイナップルとも呼ばれる珍味中の珍味。独特の姿と味で、ちょっと…と敬遠する向きも多いようです。が…しかし一度でも鮮度のいいホヤを食べるとやみつきになる美味しさで、何よりも酒、特に日本酒の冷酒と相性抜群の肴です。


それにホヤには、カルシウム、ビタミンCが多く含まれているほか、貧血欠乏症を防ぐ鉄分や、グリコーゲンは牡蠣の2倍も含まれていて栄養面からも、正に海のパイナップルなのです。

今日仕入れた【青森産天然活きホヤ】は、肉も厚く食べごろ。いろいろな食べ方がありますが、オーソドックスに刺し身でおだしするか、キュウリとあえてポン酢でお客さまに提供いたします。

GINZA と ん ぼ 富士子


立夏…初鰹

2011-05-06 13:03:32 | インポート
立夏…初鰹
今日5月6日は立夏。暦のうえではもう夏です。“目には青葉 山ホトトギス 初鰹”と季語が三つ重なった有名な俳句は、三百年ほど前に詠まれた句だそうです。

初夏の頃、黒潮に乗って日本近海にやってくる鰹を、江戸時代の人々は「初鰹」と称して珍重したそうです。当時は鎌倉辺りの漁場で水揚げされた極めて高価な「初鰹」を、粋を好む江戸っ子の間では「初鰹は女房を質に置いても喰え」と言われたほどとか…。

鰹の旬は初鰹より、脂ののった戻り鰹の方がいい…という食通の方が多くなりました。 確かに脂タップリの戻り鰹は美味しいですが、私はどちらかというと、爽やかな舌触りの初鰹の方が好みです。 その爽やかな初鰹には、清冽な香りの大葉、生姜がなどの薬味との相性も抜群です。初鰹に薬味タップリかけて食べながら、キリリとした冷酒を舌に転がす醍醐味はたまりません。 今日、その活きのいい初鰹を馴染みの魚屋さんで仕入れてきました。連休の谷間の今夜、薬味タップリの初鰹と東北の日本酒でくつろぎませんか…。 谷中生姜もご用意しています。 GINZA と ん ぼ 富士子