とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

騒然とした中で開店12周年を

2020-03-26 13:53:59 | 日記
> 花の雪 とんぼ舞い飛び 十二年=太郎左衛門=

> 満開の桜とはウラハラに[オーバーシュート=爆発的患者急増=の懸念が強まった!]と、東京都の小池都知事が緊急記者会見で、この週末の不用不急の外出を控えるよう要請されました。
> 新型コロナウィルス問題は、もはや対岸の火事ではなく、私たちの身近な問題となりました。元より私も[とんぼ]の店内も早くから、より入念に消毒に励み清潔さを第一に、お客さまをお迎えしております。
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> この新型コロナウィルスの拡散により花見の宴や、各種スポーツ大会、イベント・公演の中止延期が相次ぎ、とうとうオリンピックまで延期となりました。自粛ムードの閉鎖感で一杯です。こうした最中、私も迷いに迷いましたが[とんぼ開店12周年]のご案内を皆さまに発信させていただきました。
> 4月13日の週は、お客さま達とささやかに控え目に12周年のお祝いをいたしたく思います。
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> また、私事ではありますが4月15日で60歳の還暦を迎えます。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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飛鳥山の桜を愛でました

2020-03-23 15:50:49 | 日記

六義園の枝垂れ桜も、見に行きました。



> さまざな事思ひだす 桜かな=芭蕉=

> 昨日の初夏を思わせる気候に誘われて母と一緒に、近所の飛鳥山公園に赴き満開の桜を鑑賞してきました。
> 徳川8代将軍・吉宗公がこの地に桜を植えて一般に解放したという都内有数の桜の名所として親しまれております。
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> 飛鳥山公園はJR王子駅に隣接している小高い丘。公園内にはソメイヨシノやサトザクラ、カンヒザクラなどの桜が約600本植えられております。
> 例年なら、花見客の宴会などでごった返す公園ですが、今年はコロナウィルス騒動で、イベントや催しものの自粛要請を受け花見の宴は、家族連れの少人数や、ベンチでの飲食でした。
> 人手も少なく、その変わりゆっくりと散策しながら満開の桜を愛でることができました。
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> よく桜をゆっくり鑑賞したい方は、例年なら、早朝の客足の少ない時間帯を狙って訪れると聞きますが、昨日の飛鳥山公園は、午後の時間帯でもそぞろ歩きで桜鑑賞に集中できた人が多かったようです。
> コロナウィルス騒動が一日も早く収まることを願わずにはいられません。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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: 【 野蕗をいただきました 】

2020-03-19 12:18:04 | 日記
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> 母の年 超えて蕗煮る うすみどり=綾子=

> 新型コロナウィルスは、パンデミックとなり世界中を巻き込む騒動となりました。第二次世界大戦後の最大の危機といわれています。
> オリンピック開催の有無など懸念事項山積みです。
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>> 一連の騒動とは無縁に季節は春。
>> 山の幸でもある山菜が出始めています。
>> 常連のお客さまから、伊豆の知り合いから送られてきたという野蕗をお裾分けしていただきました。下田・石廊崎近くの山中で採取したものです。
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> 野蕗は、古くから日本人に親しまれてきた山菜です。
> 今夜はこの野蕗で野菜の炊き合わせとキャラブキを誂えることにしました。
> 山野に自生する蕗のことを、野蕗または山蕗とも呼ばれています。
> 早春の頃芽生えた蕗の薹(とう)は、やがては長い葉柄の先を傘のように広げて、葉柄は肉厚で柔らかく、香り高くほのかな苦みが好まれております。
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> 野蕗はアクが強いので、まな板の上に並べて塩をかけ、両手で前後に押し転がすように塩ずりします。
> ポイントはこの塩ずり。塩ずりすると蕗の茹で上がりの色が良くなります。塩がついたまま熱湯で3~4分茹でて、冷水につけます。
> 冷めたら皮を剥きます。野蕗を適度な長さに切ります。
> 薄口醤油とみりんで出汁を作り、茹でて皮を剥いた野蕗と一緒に圧力鍋で煮ます。柔らかくチョット苦みのある季節感のある味わいです。
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> 煮た野蕗に、竹の子、新じゃが、高野豆腐を合わせた煮物を召し上がっていただきます。
> 野蕗は沢山いただいたので、残りはキャラブキにしてみます。
> また、野蕗特有のホロ苦さの元は、アルカノイドという成分で、新陳代謝を促進し、血圧の上昇を抑える働きがあるそうです。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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: 【 お客さまのお好み通りに 】

2020-03-16 16:05:03 | 日記
> コロナウィルス騒動は、今や世界中に拡散し政治・経済から生活、人の往来の禁止など止まる気配はありません。
> あらゆるスポーツ、公演などが次から次へと中止になりました。オリンピックの聖火リレーも中止になり、オリンピック自体の開催の有無まで取り沙汰されています。世の中自粛ムードが漂い息がつまる思いです。
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> [とんぼ]もご多分にもれず騒動が始まってから、極端にお客さまの来店が少なくなりました。
> 正に危急存亡の瀬戸際にあります。
> でも世の中捨てたもんじゃありません。こういう時期だから耐えて頑張れ!と激励の陣中見舞いをしてくれるお客さまも、数多くおいでで、私富士子の涙腺を緩ませてくれます。そんなお客さまの叱咤激励に応じて、まだまだ頑張り、耐え抜く決意でおります。
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> [深夜食堂]という人気漫画があります。
> ビッグコミックに連載されております。安倍夜郎さんの作品ですが、この店の特徴は、マスターが作れる料理なら、お客が言えばなんでも作ってくれます。
> [とんぼ]も、この深夜食堂にならい、お客さまのリクエストに応じて、私が作れる料理レシピなら、なんでも和洋中のジャンルを問わず作らせていただきます。
> ご来店の際に、食べたい料理を、例えばラーメン、ウドン・蕎麦、ステーキ等々なんでもご注文ください。標準以上の味付けでご提供できることを保証いたします。
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> コロナウィルス騒動は、まだまだ続く気配ですが[とんぼ]は、この自粛ムードいっぱいの沈滞感を、少しでも払い除けるため、ささやかですが頑張ります。
> ご一緒にイヤなムードを払拭しましょう。また来月4月は、とんぼの開店12周年を迎えます。
> その時にも世の中の自粛・沈滞ムード一掃のための、元気キャンペーンを展開いたします。ご期待ください。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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竹の子ご飯

2020-03-12 16:53:57 | 日記
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> 竹の子の 力を誰に たとふべき=凡兆=

> 新型コロナウィルス肺炎が、WHOから世界的流行のパンデミックであることが正式に発表されました。
> 選抜高校野球も中止となり衝撃が広がっております。さらにはオリンピックの開催すら危うくなってきました。どうなるのでしょう。一日も早い収束を祈るばかりです。
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> 異様ともいえる暖冬の影響で、桜の開花が早まっていて、東京では今週末に咲き始めると予想されています。
> 近所の八百屋さんの店先に、早くも竹の子が出回っています。早速、購ってまいりました。
> 静岡産の孟宗竹です。今夜はこの竹の子で、富士子得意のレシピ[竹の子ご飯]を誂えます。
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> 竹の子は[筍]とも書きます。
> ツル性を除く植物の中で一番成長が早く、旬日(10日)で数メートルも伸びることから、旬に竹冠をのせて筍と読むようになったそうです。
> 竹の子は、地上に先端部が出るか出ないかの時に掘り出して、地中にあったものを食用とします。
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> 富士子の最も得意とするのは、炊き込みご飯です。
> 竹の子の旨味がご飯に染み込むので、春の季節感を楽しむことができます。
> 予め茹でてアク抜きした竹の子を一口大に切り、油を抜いた油揚げを細かく刻んでおきます。炊飯器に、醤油で味付けした汁とお米、切った竹の子と油揚げを入れて、平らかにしてから炊き込みします。
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> 旬の食材の竹の子と油揚げの旨味が混ざり合い、竹の子のシャキシャキした食感を味わうことができます。
> まさに春宵一刻の値千金です。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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