とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

今日は[いい肉の日]なので

2018-11-29 12:11:05 | 日記
今日11月29日はゴロ合わせで[いい肉の日]なのだそうです。
あれっ?と思う方もおいででは。そう2月9日もゴロ合わせで[肉の日]でした。
肉といえば、食習慣の欧米化に伴い肉は全ての世代に欠かせない食材です。

健康志向の強い向きは[肉より野菜の方が体に良さそう!]とか[肉=脂肪が多い?]や[肉を食べるとカロリーの取り過ぎ?]等々肉食=不健康というイメージを持つ人が多いようです。

しかし、肉は私たちの生活に極めて大切な食材。人間の体の20%はタンパク質からできております。
筋肉、臓器や肌、髪など古い細胞と入れ替わるためには、日頃からタンパク質をしっかり摂取する必要があります。

肉には、人間の体内で生成できない9つの必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質で構成されております。
最近[とんぼ]のお客さまからも、予約の際に肉料理、それも豚肉のオーダーが多くなりました。

豚肉には、良質のタンパク質はもちろんのこと、ビタミンB1の含有量が他の肉類より10倍も多いことが特長です。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるときに必要な栄養素。
ビタミンB1の吸収を助けるアリシンが含まれるニンニク、ニラ、ネギ等と合わせることで疲労回復効果が高まると言われております。
更にビタミンEも豊富に含まれ美容にも効果が期待できます。

[とんぼ]で使用する豚肉は[越後もち豚]といわれる種類。
正式には和豚もち豚といわれるブランド肉。東北地方では[みちのくもち豚]と呼ばれ、越後もち豚は新潟産の豚肉です。新潟県内14の農場で飼育されているそうです。肉質は柔らかく、脂身がサッパリして甘味があるのが特長です。
この越後もち豚は、お客さまのお好みに合わせ生姜焼き、ステーキ、シャブシャブなどで調理させていただきます。

GINZA と ん ぼ
富士子

三の酉で縁起熊手を

2018-11-26 14:29:52 | 日記
賑はしき 匂いの中の 三の酉=みずえ=

好天に恵まれた昨日の日曜日。
浅草・鷲神社で開催の三の酉市に、お店の常連客と私と直子ちゃんの7名で訪れました。
例年だと夜遅く宵宮で縁起熊手を買い求めていましたが、今年の三の酉市は日曜開催。ならば午前中に、ということで昼の訪問となりました。
人混みを避けて午前中に、との思惑はあっさり崩れました。神社境内に通じる道路は参拝客で長蛇の列。

鷲神社は、開運・商売繁盛の神様として一般に信仰されております。
神社の境内は縁起熊手を売る露店が立ち並んでおります。
私はいつもの熊手商[錦徳]さんで、福を掻き込むという縁起熊手を贖いました。
熊手にはおかめのお面が中央に、その廻りを大黒、恵比寿さま、黄金の俵、打ち出の小槌、千両箱に福笹、宝船、商売繁盛、開運招福など縁起が良いと言われる小物やお札が煌びやかに飾られております。

[錦徳]の親父さんや若い衆の威勢のよい[銀座とんぼさんの益々のご繁盛を願って!]の掛け声と手拍子で、私の心情も高揚しました。
これを機に、この年末から来年にかけて、一層の福を掻き込めるよう頑張ります。

GINZA と ん ぼ
富士子

サケの炊き込みご飯

2018-11-22 12:39:04 | 日記
もの影の ごとくに鮭の さかのぼる=彗月=

産卵期のサケが生まれ故郷の川をさかのばるさまは大自然の命のドラマを見ているようで壮観です。
かつては秋から冬にかけて北海道から東北の河川をさかのぼるサケの遡上や漁が、それぞれの土地の風物詩でもありました。

サケはほど良く油がのりクセのない身で加熱すると独特の食感を得られ、食卓に欠かせないタンパク源です。
サケの特長を生かした料理法も、汁物、鍋料理から焼き物、揚げ物、乾物な様々あります。

今夜の富士子スペシャルは、このサケを活用して、私の得意とする炊き込みご飯を誂えてみました。
これまで様々な食材を使って炊き込みご飯を作ってきましたが、サケは初めてのトライです。
ご飯とサケのピンク色とが混ざり合いが食欲を刺激してくれそうです。

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富士子

ホワイトシチュー

2018-11-19 13:06:48 | 日記
昨日の日曜日、久しぶりに丸の内・大手町付近をブラブラと散策しました。
かつてこの界隈は、日本のビジネスの中心地として、世間の耳目を集めていました。
今やその面影が一変し、ファッションブランドショップ街に変身しておりました。
広い石畳みの並木通りの両側に著名ブランド店が立ち並んでおり、行き交う人々。
紅葉の始まっている樹木。高層ビル街の風情は、一幅の絵や映画のワンシーンを観ているような美しさです。
銀座でもない、原宿でもない独特の景観です。

そして気づいたのは、彼方此方にクリスマスツリーが、華やかに彩りを添えております。
如何にも丸の内らしい上品でエレガントな雰囲気のツリーが各ビルのエントラスを飾っています。
丸の内・大手町界隈では[北欧のクリスマス]をテーマに、クリスマスキャンペーンを展開中。北欧の自然が織りなす光や雪景色、独特の柄や色使いで心温かなクリスマスを演出しているそうです。
メイン会場の丸ビル一階には、松任谷由実さんの演出によるクリスマスツリーが飾られ、ユーミンの世界観を表現しております。

心暖まるクリスマスツリーに触発されて、今夜のとんぼスペシャルメニューは[ホワイトシチュー]を誂えることにしました。
用いる食材は、秋鮭にホタテ、ジャガイモ、ブロッコリー、玉ねぎなど具沢山。寒い夜にピッタリのレシピです。

GINZA と ん ぼ
富士子

新酒ワインの飲み比べ

2018-11-15 13:52:50 | 日記
今日11月15日(木)は、フランスの新酒ワイン[ボージョレヌーボー]の解禁日です。
例年11月の第三木曜日を新酒ワインの解禁日にしたのは、早出し競争による品質低下を防ぐために設けられたそうです。

今年のフランスのブドウ収穫は上々の出来映えとか。天候面でも日照と暑さを享受し、果実はゆっくりと順調に熟成。糖分が高く、よく凝縮したブドウを収穫できたそうです。
当然ですが新酒ワイン[ボージョレヌーボー]の味への期待も高まります。

一方、日本のワインの主産地・山梨ではいち早く[新酒ワイン・山梨ヌーボー]の解禁を去る3日にお披露目したばかりです。
今年から日本におけるワイン製造の定義が変わり、日本ワインを名乗るには[国産ブドウのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒]と制定されました。

私は、とんぼのワイン好きのお客さまたちと一緒に、山梨ヌーボー解禁日に山梨・勝沼を訪れ新酒ワインを存分に味わってまいりました。
赤・白とも甘さ、酸味、渋味のバランスも良く美味しかったです。
私の好みでいえば、辛口の白ワインが特に気に入りました。

この時、勝沼を代表するルバイヤートワイナリーの白と赤を購ってまいりました。
秋の夜長に、ボージョレヌーボーと山梨ヌーボー、それぞれの新酒ワインを飲み比べてみてワイン談義は如何でしょう。

GINZA と ん ぼ
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