とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

【還暦祝いと酉の市】

2015-11-30 12:08:16 | 日記

明日から師走。銀座の街並みも華やかなイルミネーションが光り輝き、すっかり年の瀬モードです。先週の土曜28日は、同じ銀座の仲良し麻衣子ママが無事に還暦の誕生日を迎えたことをお祝いするパーティに出席。その後、浅草・鷲神社の三の酉の市宵宮に赴き「縁起熊手」を購ってきました。

麻衣子ママの還暦パーティーは、お店の女の子と計画し、本人には内緒の「びっくりぽんサプライズ」。ママのお店の常連客などが集まり、皆が愉しんでお祝いしました。還暦を迎えたとは、とても信じられない若さのママも嬉し涙の連発。そんなママをみて、私も一緒にもらい泣き。
20年以上お店をやって、色々大変な時もあったと思いますが、これからも元気に銀座を盛り上げてほしいなぁと思いました。

三の酉の市・宵宮が行われている浅草・鷲神社と隣接する酉の寺・長国寺の境内は、穏やかな天候と週末とが重なり大勢の人たちで賑わっておりました。

境内の入り口には、大小様々の江戸文字で描かれた数百の提灯と、縁起熊手が飾られています。境内は百数十軒の縁起熊手屋が並んでいて江戸情緒満載で華やかで独特の雰囲気。

いつも縁起熊手を購う「錦徳」の親父さんと熊手購入の商談。親父さんと値段の駆け引きを楽しみ、威勢のよい半纏姿の若い衆との三本締めの手拍子。来年の酉の市までの一年間、今年よりより多くの福をかき込むことを願いながら、縁起熊手を高らかに掲げながら帰宅しました。

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富士子

【冬の味覚】

2015-11-26 13:10:16 | 日記
雪国の北海道は数十年ぶりの大雪。東京もこの冬初めての寒波襲来で、道行く人たちは、一気に冬の装いになりました。近所の魚屋さんの店先にも、冬が旬の魚介類が並べられています。その中から能登産の「ナマコ」と、青森の日本海側で獲れた「ハタハタ」を仕入れてきました。いずれも新鮮で活きのいいものです。

日本海にぽっかり突き出ている能登半島周辺の海は、一年を通じて豊富な魚介類が水揚げされる宝庫。中でもナマコは「能登ナマコ」として、ひときわ磯の香りも強く、冬の味覚として食通の間でも、そのしっかりした味わいが評判です。

一方の「ハタハタ」は、雷鳴が轟きみぞれ混じり寒風が吹き荒れる頃、大波に乗って産卵のため、海岸に押し寄せてきます。このハタハタには、青森県沖から秋田県沖、新潟県沖を回遊・移動する日本海北部系統群と、他に朝鮮半島東岸から鳥取県や島根県沖まで回遊する日本海西部系統群、大きな回遊をしない北海道系統群に分類されているそうです。

ナマコもハタハタも、それぞれ色んな調理法や食べ方があります。私は日頃から、新鮮な食材は、シンプルな調理法で、お客さまにお出しするのが最良と考えております。
「ナマコ」は、適度な大きさに切り、ぽん酢味で。「ハタハタ」は、軽く塩をふりかけて焼くか、味噌田楽風にして召し上がっていただきます。

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【七五三のお祝いに】

2015-11-24 12:49:35 | 日記
一昨日の日曜日から泊まりがけで、母と直子ちゃんの三人で、千葉県の利根川沿いにある弟の家に行ってきました。弟の三人の子供。私には甥っ子たちが、それぞれ結婚して子供もできました。今年、その子供たちが、無事七五三のお祝いをすることになり、母の誕生日のお祝いを兼ねて、大袈裟に言えば菊地一族の大集合です。

弟夫婦、長男一家4名、次男一家5名、三男一家3名、お嫁さんのお母様、それに母と私と親戚同様の直子ちゃんと総勢18名の賑やかさです。母の曾孫は6名。その中の2家族の子供が七五三を迎えました。弟の家近くの神社に全員でお詣りした後に、料理店でお祝いの宴席となりました。

七五三は、7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝う日本伝統の行事。子供に持たせる千歳飴には、子供が元気に成長し、長生きするようにとの願いがこめられております。生まれた時から成長ぶりを知っている三人の甥っ子。その甥っ子がパパとなり、子供が七五三。歳月の流れを懐かしく感じながら、健康であることの大切と、人と人との繋がりが薄くなっている今、一族みんなが集まり談笑し、お祝いできる事にしみじみと幸せを。

甥っ子たちとは、仕事の話をしたり、たわいない話に大笑いしたりと、夜中まで賑やかに愉しく過ごしました。お嫁さんたちもみんな明るく、しっかり家庭を支えていて頼もしくおもいました。

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ボージョレ・ヌーボ解禁

2015-11-19 13:25:22 | 日記
今日は11月第三木曜日。待望のボージョレ・ヌーボの解禁日です。ボージョレ・ヌーボは、フランス・ボージョレ地区でその年採れたブドウで造られたワインをいいますが、今年の産地では、日照時間が長く、雨が少なかったおかげで、品質の良いブドウが採れ、フルーティーで香り豊かなワインに仕上がったようで、前評判も上々です。

2週間ほど前の11月3日に「とんぼ」のワイン好きのお客さまたちと、その日解禁になった山梨の新酒ワイン「山梨ヌーボ」をたっぷり味わってきました。山梨ヌーボの出来ばえも、好天気に恵まれフルーティーに仕上がって美味しくいただきました。

ボージョレ・ヌーボVS山梨ヌーボ
二つの産地の新酒ワインの出来ばえを比較さながら味わうのもワイン好きには堪らない試み。「とんぼ」ではボージョレ・ヌーボと山梨ヌーボそれぞれの新酒ワインを取り揃えております。

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とんぼ忘年会予約の特典!

2015-11-16 13:21:59 | 日記
今日は小春日和の良い天気。東京の街は、すっかりクリスマス・イルミネーションに華やかに彩られております。気の早いお客さまからは、忘年会の予約申し込みが、チラホラと入りはじめております。

「とんぼ」はメニュー無しで、その日その日に仕入れた新鮮な食材に工夫を加え、美味しく召し上がっていただく「お任せ料理」を基本にしております。今年の忘年会から、ご予約をいただいたお客さまの人数、ご予算、お好みに合わせた食材を用意し、ご相談のうえコースメニューを呈示させていただくことにいたしました。

雑誌のニュース等では、今年の忘年会の人気は「プチ贅沢鍋」が熱い!そうです。特に高級肉鍋など、ワンランク上の、見た目のインパクトと美味しさを求める傾向にあるとか。食べてるその場でスマホで撮影しSNSのネタに展開するためだそうです。

忘年会のルーツを辿ると、約600年前の室町時代まで。連歌仲間が開いた12月の納会や、御用納めから大晦日まで連夜飲み明かす「歳忘れ」などがあったそうです。明治時代になって官僚や会社員の間でハイカラな行事として取り入れられ、現在のような国民的行事となったのは、戦後になってからだそうです。

「とんぼ」では、前々回のブログでもお知らせしましたが、しゃぶしゃぶ鍋、すき焼き鍋など、厳選された国産牛肉、黒豚肉などを使用した鍋料理も人気です。なお、忘年会のご予約を4名さまからのお客さまには、店から焼酎(芋・麦)、ワイン(赤・白)の何れか一本をプレゼントさせていただきます。お気軽にお申し付けくださいませ。

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