とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

舞茸

2018-01-31 15:37:42 | 日記
まるで、人々が集まって群舞しているようだ!。または、野生のキノコを発見した人が、喜びのあまり舞い上がった!、という命名伝説のあるキノコ・舞茸。その舞茸伝説を彷彿させるような見事な大きさの[舞茸]を入手することができました。

今、流通している[舞茸]のほとんどは人工栽培もの。野生のものも極少量で、その希少性からかなり高価で、幻のキノコといわれ、松茸と同等に珍重されてるそうです。[舞茸]は、生食以外ほとんどの調理法で美味しく食べられるます。炒めもの、鍋料理、天ぷら、炊き込みご飯等です。

旨みが強く歯切れも良く[舞茸]は栄養価にも優れています。キノコ類に含まれるβグルカンが多く含まれているそうです。βグルカンは、免疫機能を回復させ、血圧・血糖値・コレステロールを下げる効果が期待できるようです。また、腸を刺激して腸内をキレイにする効果もある、と報告されております。

私は、この見事な[舞茸]を使用して、得意の炊き込みご飯、天ぷら、炒めもの等々、お酒の肴になるような料理に仕立ててご提供させていただきます。

GINZA と ん ぼ
富士子

鹿児島産・そら豆

2018-01-29 13:43:11 | 日記
そら豆は まことに青き 味したり =綾子=

花の後に、そら豆は次々と莢をつけ、その莢が空を向く格好なので[空豆]と呼ばれるようになったとか。そら豆の豆は平たく、親指ほどの大きさ。薄緑色の色合いが綺麗です。

[そら豆]が八百屋さんの店先に並び始めましたので、早速購ってまいりました。
鹿児島・指宿産です。
[そら豆]は、店頭に並ぶ期間は短く、季節や旬を感じさせてくれる希少な食材。温暖な気候に恵まれた指宿産[そら豆]の旬は12月~4月。天候不順の影響で野菜価格が高騰している今の時期、とてもありがたい野菜です。

この[そら豆]は、若返りの野菜ともいわれております。[そら豆]の主成分は、でん粉とタンパク質。ビタミンB1、B2、ビタミンC、鉄分なども豊富に含まれている優秀食材。特にビタミンB2は、子どもの成長を促し、健康を維持してくれる大事な栄養成分で、豆類の中でトップクラスです。

[そら豆]は、茹でて食べるのがお酒のおつまみとして最適です。
富士子流の[そら豆]の茹で方のポイントは、茹でる直前に莢を剥き、沸騰したお湯に、塩とお酒を加えて約2分茹でます。大粒でほっくりした味を楽しめます。

GINZA と ん ぼ
富士子

シジミ汁で締めます

2018-01-24 14:01:44 | 日記
ヘルシー家庭料理を掲げる[とんぼ]では、今年から締めの一品[シジミのみそ汁]をサービスしております。
シジミは、昔から二日酔いに良く効くということで知られており、今ではシジミといえば、肝機能を高めたり、身体から毒素を排出するデトックス効果で定着しているようです。

シジミは二枚貝。因みに二枚貝でも小型なので、通常の大きさの二枚貝が[縮み]、それが転じてシジミと名付けられたという説が。日本では汽水性のヤマトシジミと、淡水性のマシジミとセタシジミの3種類が生息しており大きさは2~3㎝程度。

シジミに含まれているオルニチンという成分は、肝臓の機能を高める効果があり、二日酔いの防止につながるのです。お酒を飲むと、胃で2割吸収され残りは小腸で吸収され血液に乗り肝臓に運ばれます。アルコールは肝臓で分解されアセトアルデヒドという物質になり、最後は水と二酸化炭素になって体外に排出されます。
さらに、オルニチンは身体に有害なアンモニアを排出するというデトックス効果もあるのです。肝臓でアルコールの分解処理が間に合わないと二日酔いになります。

二日酔い防止のためのデトックス効果を期待でき、さっぱり美味しい富士子特製の[シジミのみそ汁]で明日への活力を。

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富士子

白シメジの炊き込みご飯

2018-01-18 14:49:26 | 日記
[香り松茸 味シメジ]という余りにも有名なことわざ。
今夜は、味・シメジでも珍しい[白シメジ]の炊き込みご飯を調理してみました。この欄でも何回も触れましたが、炊き込みご飯は私が最も得意な料理レシピです。

食材の[白シメジ]は、元々はブナシメジが品種改良されたもの。苦味が少なくなっております。生だと真っ白ですが、加熱するとクリーム色に。このブナシメジは、北半球の温帯以北の広範囲に、ブナの枯れ木や倒木から自生していたキノコです。一般的に食用として食べられるようになったのは、ブナシメジの人工栽培が成功してからだそうです。

このブナシメジには、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシンなどなビタミン類、カリウム、鉄などのミネラル類を豊富に含み、ダイエット、代謝の向上、便秘の解消、疲労回復などに効果がある、といわれております。

炊き込みご飯には[白シメジ]と、栃尾の油揚げを細い短冊形に切り、昆布と鰹でとった出汁と煮込みます。

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富士子

豚の角煮を作りました

2018-01-15 14:38:09 | 日記
豚の角煮を作りました。昨年暮れからお正月にかけて、沖縄や鹿児島の郷土料理を食べる機会が何度かあり、その時に出された[豚の角煮]にハマってしまいました。口の中でトロけるような柔らかな美味さに、ホッペも落ちそうでした。

中華料理(福建料理・台湾料理)の影響を受けて発展した沖縄の食文化の中心的食材が豚肉。
[ヒヅメと鳴き声以外は全部食べる]といわれるほど、一頭の豚を頭から足先まで料理に使用しています。調理方法は、中華料理に似てますが、料理酒は沖縄では泡盛を用い、鹿児島では芋焼酎で隠し味をつけるようです。

富士子風[豚の角煮]の作り方は、豚バラ肉を、黒砂糖と醤油、芋焼酎で作った出汁と一緒に圧力鍋で、柔らかくなるまで煮込みます。
臭みを除くため生姜を添えます。冷まして、ラードを取り除き、煮汁を煮詰めて照りをつけて、富士子風のヘルシー[豚の角煮]の完成です。

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