とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

節分に手作り恵方巻を

2017-01-31 14:17:18 | 日記
ちょっとご無沙汰してしまいました。
相スミマセン。

今年もあれよ、という間に一月も今日で終わり。寒さのピークも峠を越えてような気がします。
出勤途中の民家の庭先や神社の境内には紅梅が色鮮やかに咲いていて、季節は確実に[春]の足跡を刻み始めています。

春といえば、今週の金曜3日は節分です。最近では、節分の豆撒きに加えて[恵方巻]を食べるのが、新しい風習になりつつあります。恵方巻は、その年に制定された恵方に向かって、黙々と恵方巻を食べることで[福]を招くことができると言われております。

今年の恵方は、壬(みずのえ)=北・北・西=だそうです。映画好きの常連客は今年の恵方の方角を聞いて[そういえば、ヒチコック監督の映画で【北北西に進路を取れ!】というサスペンスものがあったなぁ~。主演のケーリー・グラント良かった!]と懐かしそうに。といわれても、私にはチンプンカンプンです。

節分といえば、翌日は立春。何となく明るく浮かれた気分にもなります。歌舞伎の[三人吉三巴の白浪]の大川端の場で、お嬢吉三の[月も朧の白魚の 篝(かがり)も霞む春の空 ~ ほんに今夜は節分か ~ こいつあ春から縁起がいいわえ]という有名な台詞があるそうです。これも歌舞伎愛好家の常連さんからの受け売り。私は観たことはありません。

私にできることは、節分に富士子手作り[恵方巻]をお客さまに召し上がっていただくだけ。北北西の恵方に向かって、心で願い事をしながら無言で食べ尽くしていただきます。
節分の夜には、これまた縁起をかついで[福豆]も召し上がっていただきます。

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富士子

津軽の郷土料理[けの汁]】

2017-01-16 15:22:07 | 日記
二、三日前から最強の寒波が日本列島を覆いつくしています。こんな折りに青森の郷土料理店の女将さんから手作りの郷土料理[けの汁]が送られてきました。[けの汁]は青森・津軽地方に伝わる冬場の料理。ダイコン、ニンジン、フキ、ワラビ、ゼンマイ、ゴボウ、凍豆腐、油揚げ、大豆、コンニャクの食材を細かくサイの目状に刻んで昆布汁で煮込んだ汁物です。

[けの汁]の名称は[粥の汁]が訛ったものと伝えられているそうで、女性の正月といわれる小正月に食べる行事食でもあり、風土に根ざした冬場のビタミン不足を補う栄養豊富な保存食でもあります。

せっかく頂戴した[けの汁]と一緒に召し上がっていただくために、こんやは私が得意とする[ホタテ炊き込みごはん]をあつらえます。ホタテは、青森・陸奥湾で獲れたホタテの貝柱をふんだんに混ぜてあります。ホカホカの[ホタテ炊き込みごはん]と[けの汁]の組み合わせは寒い夜にピッタリです。

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鏡開きにお汁粉を振る舞い

2017-01-10 14:02:05 | 日記
正月松の内も過ぎて[とんぼ]は今夜から本格のスタート。
そして明日11日は【 鏡開き 】です。お店に飾っていた鏡餅(パック)を開いて[お汁粉]の振る舞いをさせていただきます。

鏡開きは、鏡割りとも言い、正月に歳神や仏にお供えした鏡餅を下げて食べる日本伝来の行事。神仏に感謝し、供えものをいただいて無病息災を祈ってお汁粉やお雑煮などにして食べました。鏡開きは武家社会の風習で、刃物で餅を切るのは[切腹]を連想させるので、手や木鎚で割り[切る・割る]という言葉を避けて[開く]という言葉に置き換えたようです、

鏡開きしたお餅を甘い[お汁粉]にして食べる訳は、お汁粉の小豆には、昔から魔除けの意味があります。甘いものは苦手、という向きには、ご安心ください。
鏡開きしたお餅で、富士子特製の[かきもち]を作って召しあがっていただきます。

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富士子

新年 おめでとうございます

2017-01-05 13:51:42 | 日記
新年 明けまして おめでとう ございます

正月三が日は穏やかな晴れの好天気続き。初日の出も、富士山も厳かに鮮やかに見られ、幸先の良い年の始まりでした。

[とんぼ]は今日5日からご用始めです。気持ちも新たに、お客さまの憩いの交流の場づくりに一生懸命頑張る決意です。どうぞ旧年同様のご愛顧ご贔屓をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

新年も皆さまから好評だった[年末・年始謝恩メニュー]=8500円=を引き続き継承して提供させていただきます。【黒豚シャブシャブ】もしくは【お魚シャブシャブ】の何れかと、お任せコース料理に、お酒(シャンパン・ワイン除く)は飲み放題という内容です。

皆さまのご来店をお待ちいたしております。

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富士子