管理人ぎんなんの日記

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大河ドラマ「天地人」第45回「大坂の陣へ」感想

2009年11月09日 15時01分29秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

前回の放送の終わりに今回の予告として「大坂の陣へ」と書いてあったけど、もう大坂の陣ですか? 早いなぁと思っていたら、今日の放送で一気に時が進みましたね。どうりでもう大坂の陣なはずです。時を進めるためにも、今回の放送は説明っぽいシーンが多かったですね。

それにしても、今までいろいろ本を読んできて思ったことと同じことを今回の放送を観ても思いました。それは、豊臣家を滅ぼしてしまった元凶はやっぱり淀殿だということ、それから豊臣家が作った鐘の文言に対して家康が言っているのはどうしても因縁をつけているとしか思えないということです。

鐘の文言については、いろいろ説があるようです。そもそもあの文言を作った人というのが、秘密裏に家康の命を受けてつくったとか。因縁がつけられるような文言にわざと作ったとか。本当かどうかはわかりませんが。今回の放送を観ていると、その説も本当かもしれないと思ってしまうほどでしたね。ホント、家康が悪役に描かれています。

今回の放送で残念だったのは、毛利輝元が関ヶ原の戦について悔いていると言ったこと。あれは言って欲しくはなかったなぁ。まあそうやって悔いていると言ったからこそ、そのあとの兼続のセリフがあるわけで。

  「生きていれば つらいことも ままならぬこともございます。
   されど、それらすべてに慈愛の一念をもって対することこそが
   人としてのあるべき姿と存じまする。
   さすれば、きっといつの日か
   天は良き報いを下されましょう」

兼続、どうもありがとう。本当にこのセリフのとおりだと思います。生きていればいろいろなことがある。楽しいこともつらいことも。楽しいときはいいんです。つらいときにどうするか。どう生きていくか。それは永遠のテーマかもしれません。

今回の放送でもうひとつ残念だったのは、仙桃院が亡くなる間際に、謙信の遺言は嘘だったと告白したことです。これは言って欲しくなかったです。でもきっと仙桃院は言わずに死ぬことはできなかったのでしょうね。景勝を励ましたかったのだろうと思うし、景勝はその告白を聞いても動揺しないだけの力を持っていると思ったのでしょう。うーん、でも私個人的には、景勝は謙信を越えてはいないと思いますが。

いよいよあと2回となりました。来週は大坂城が燃えるようです。最終回は大坂の陣のあとのお話でしょうね。それで終わり。どうやってどのシーンで終わるのでしょう。楽しみにしています。
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