管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
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やっぱり筋肉痛

2009年11月23日 14時25分21秒 | 日常
昨日予想したとおり、今日は全身筋肉痛です。特に足。ひざ。それからおしりの筋肉。うー、参った、参った。

春日山城はネットで調べてみると、みなさん「登るのが大変!」と書いている。ヒールの靴なんてとんでもない。「山登り」をする覚悟で。ちゃんとした靴で。往復で軽く1時間は見積もって。などなど書いてある。覚悟して行きましたが、まあもう本当に大変でした。ちなみに私は往復で1時間半かかりました。

なにが大変って、きれいな階段があるわけじゃあないのですよ。足元はもちろん土そのもので、丸い木を利用して階段が作ってある。土の部分は前日が雨だったこともあってぐちゃぐちゃだし、落ち葉がたまっていてすべりやすくなっていたりする。木の部分を踏みしめながら登るにしても、木とその次の段の木が離れている部分もあって、よっこいしょとなんとか体を持ち上げて次の一段を登るかんじ。離れているかと思えば狭いところもあり、リズミカルには登れない。それがずっとずっと続くのです。

途中、直江兼続の屋敷跡やら、お花畑跡とか、見どころもあるのですが、それらをつなぐのはすべて丸い木でできた階段。やっとのことで本丸までたどりついた時には、もう足はがくがくでした。本丸までたどりついてもね、なにがあるっていうわけじゃあないのですよ。広い場所に記念碑みたいなものがいくつかあるだけ。景色がきれいなだけ。その景色を説明する看板のみ。

でもね、私はどこよりもなによりも、ここに来たかったのです。謙信がどんな景色をどんな場所から眺めていたのか。どんなところで生活していたのか。詩を詠んでいたのか。琵琶を弾いていたのか。月を見ていたのか。本丸にはなにも残っていないけれど、謙信が見たであろう光景を見ることができました。眼下には平野が開け、かなたには海も見えました。きっと本丸から、平野に育つ稲の様子を見ることができたでしょう。山に雪が降る様子や、ときには穏やかなときには荒れ狂う海を見ることができたでしょう。本丸で深呼吸をしました。来れてよかった。登れてよかった。

それにしても、私ってば、謙信の家臣にはなれないわ。太鼓が鳴って本丸に集合!なんてことになっても、かけつけられないわ。家臣のみなさんはやっぱり体力があったのね。それでなきゃつとまらないわよね。

本丸の近くには、謙信が崇拝していた毘沙門天を祀った毘沙門堂もありました。それからお花畑跡も。お花畑跡ですよ! 戦国武将の本丸そばにお花畑ですよ! 仏様などに供えるためのお花を育てていた場所らしいですが、お花畑ですよ! どんなお花が育てられていたのでしょう。謙信もみずからお花畑に行くようなことがあったのでしょうか。あったはずよね、だって毘沙門堂の隣ですもの。いやぁ、想像するだけで楽しいです。

春日山城は、謙信が存在しているあいだは、ただの一回も攻められたことのない城です。あれじゃあ攻められないわ。攻めるのも大変だわ。そう思いました。

続きはまた後日。
コメント (3)
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