今日から6月ですね。テンプレートを「ダイニング > お椀」にしました。今日の日記は、ドラマ「天地人」の感想です。興味のあるかたはお付き合いくださいませ。
今回のタイトルは「真田幸村参上」ですよ。出てきましたよ、出てきましたよ、幸村が! どんな登場をするのかなぁと思って楽しみにしていましたが、ひとりでやってきましたね。父の真田昌幸とふたりで上杉家に来たと「真田太平記」には書いてありましたが。ふたりとも殺されてもしょうがない、殺されるかもしれない、そんな気持ちで上杉家に行ったと。それが思いのほか手厚く扱われ、昌幸は安心して上田に帰ったとか。
その昌幸、非常に曲者だったようですが、いやぁ、その曲者ぶりがしっかり出ていましたね。俳優さんは岩松了さんというかたのようで。すばらしいです、この昌幸! ぴったりです! 真田の昌幸はこうじゃなくちゃ。
幸村は、まあそんな昌幸に育てられたわけですから、人を信じることなど知らず、人を見れば疑えと教えられれ、だますことや裏切ることなど日常のこと。だからこそ真田家は忍びを多く使い、仕える主を転々と変えてきた。それでなければ信州の小国など生き残れるはずもない。
今回の放送はそういうわけで、一番印象に残ったセリフは、兼続の
「ならば、わしは、たとえ裏切られても信じてみようかのぉ。
その生きかたのほうが楽しいぞ」
でしょう。上杉家にあたたかく迎えられ、およそ人質の扱いからは程遠い扱いを受け、自国がピンチのときには「父や兄の危機を救いたくば、幸村、手勢とともに真田へ戻るがよい」と言われた幸村。「なんなんだこれは!」と思ったことでしょう。人質がなくても援兵を出すなんて。「それが上杉なのじゃ」ですよ!
いやぁ、真田家も上杉家も、本当にその在りかたが気持ちよいぐらい対比されて描かれていて、今回の放送はおもしろかったです。
幸村が帰ったあと、上田城は徳川の攻撃を受けますが、これがまたすごかったのですよ。放送ではさらっと終わってしまいましたが、「真田太平記」にはそれが詳しく描かれています。真田家の完璧な勝ち戦。ここで勝ってしまったことが、のちのち徳川家と真田家の確執になっていくのでしょうね。それはもう少し先のお話。
カッコよかったですね、幸村! 演じている城田優くん、まあ立派になっちゃって。何度も書きますが、城田くんは私のなかではいまだに手塚部長なのに。応援してるよ~。
今回のタイトルは「真田幸村参上」ですよ。出てきましたよ、出てきましたよ、幸村が! どんな登場をするのかなぁと思って楽しみにしていましたが、ひとりでやってきましたね。父の真田昌幸とふたりで上杉家に来たと「真田太平記」には書いてありましたが。ふたりとも殺されてもしょうがない、殺されるかもしれない、そんな気持ちで上杉家に行ったと。それが思いのほか手厚く扱われ、昌幸は安心して上田に帰ったとか。
その昌幸、非常に曲者だったようですが、いやぁ、その曲者ぶりがしっかり出ていましたね。俳優さんは岩松了さんというかたのようで。すばらしいです、この昌幸! ぴったりです! 真田の昌幸はこうじゃなくちゃ。
幸村は、まあそんな昌幸に育てられたわけですから、人を信じることなど知らず、人を見れば疑えと教えられれ、だますことや裏切ることなど日常のこと。だからこそ真田家は忍びを多く使い、仕える主を転々と変えてきた。それでなければ信州の小国など生き残れるはずもない。
今回の放送はそういうわけで、一番印象に残ったセリフは、兼続の
「ならば、わしは、たとえ裏切られても信じてみようかのぉ。
その生きかたのほうが楽しいぞ」
でしょう。上杉家にあたたかく迎えられ、およそ人質の扱いからは程遠い扱いを受け、自国がピンチのときには「父や兄の危機を救いたくば、幸村、手勢とともに真田へ戻るがよい」と言われた幸村。「なんなんだこれは!」と思ったことでしょう。人質がなくても援兵を出すなんて。「それが上杉なのじゃ」ですよ!
いやぁ、真田家も上杉家も、本当にその在りかたが気持ちよいぐらい対比されて描かれていて、今回の放送はおもしろかったです。
幸村が帰ったあと、上田城は徳川の攻撃を受けますが、これがまたすごかったのですよ。放送ではさらっと終わってしまいましたが、「真田太平記」にはそれが詳しく描かれています。真田家の完璧な勝ち戦。ここで勝ってしまったことが、のちのち徳川家と真田家の確執になっていくのでしょうね。それはもう少し先のお話。
カッコよかったですね、幸村! 演じている城田優くん、まあ立派になっちゃって。何度も書きますが、城田くんは私のなかではいまだに手塚部長なのに。応援してるよ~。