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管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

大河ドラマ「江」第39回「運命の対面」感想

2011年10月11日 15時07分41秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。

今回の放送の目玉はなんと言っても19歳になった秀頼! 大坂における豊臣家の人気というものは、秀吉が亡くなったあとも、ものすごいものだったそうです。そこへもってきて、秀頼は背も高く、体格もよく、カッコよかったそうです。

今回のタイトル「運命の対面」は、そんな秀頼と家康との対面でした。この対面の場が映るまでは、「ああ、秀頼、もっとカッコいい俳優さんがいいなぁ、もっと背が高い俳優さんがいいなぁ」と思っていましたが、家康に向かっての物言い! すごいじゃありませんか! あっぱれ、秀頼! あの対面では、「秀頼が家康の下になった」とは言えませんね? 「これからもよろしく頼む」みたいなかんじでしたもの。あっぱれ、秀頼! 演じた俳優さんにも拍手!

そんな対面を終え、家康はショックだったはず。大坂にまだまだ豊臣家の人気があんなにもある。そして秀頼本人もすばらしい成長を見せている。秀頼についていこうと思う武将が多くなるのではないかと思ったはず。

今回の対面でそばにずっと付き添っていたのが加藤清正ですが、清正はこのあと病死してしまいます。一説によれば、家康の手の者が毒殺したのではないかとのことですが、そういう説があったとしてもいっこうに不思議ではない。加藤清正も秀頼があそこまで成長したのが、非常にうれしかったはず。秀頼を盛りたてて行こうと思ったはず。なのに亡くなってしまうなんて。

それから今回の放送での2番目の見どころは、初です。京極高次が亡くなって常高院と称しますが、彼女はこれからも豊臣家と徳川家の間をとりもつために奔走します。お母さんのお市の方の回想シーンが出てきましたね。あの場面が放送されたときに、絶対今後に回想シーンで出ると思ったのですが、やっぱり出てきました。姉と妹の両方を持つのは初だけだと、ふたりになにかあれば結びつけるのだと。

でも、難しそうですね。淀君があれだけかたくなでは。がんばれ、初。秀頼も初も応援しています!
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大河ドラマ「江」第38回「最強の乳母」感想

2011年10月04日 15時33分22秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。

大河ドラマはいつも録画して観ていて、最初のオープニング音楽の部分も早送りせず観ています。出演者もちゃんと観ています。俳優さんの名前だけではなく、「ああ、加藤清正が出るのか! 黒田長政が出るのか!」などと、武将の名前を観て、今日の放送で出る人たちを楽しみにします。

ところが、今回はうっかり出演者の名前が出ているときに目を離してしまった部分がありました。今回のタイトルは「最強の乳母」だったので、春日局が出るだろうことはわかっていました。前回の予告でも乳母が出ていたし。私は乳母が「春日局」という名前だと信じて疑わず、出演者が最後のほうになっても春日局が出てこなくて、あれ、出ないのかしらと思っていました。

そして観始めた今回の放送。出ましたよ、最強の乳母が! すごい乳母です! 恐いです! 笑顔も恐いです! いやぁ、加賀まりこさん演じるお局さんも恐かったけれど、この乳母も恐いです。江がかわいそうだ。NHKはこういう展開が好きなのかしら。

いったいこの女優さんは誰なのよ、すごい演技じゃないの。全部観終わってから、もう一回出演者の部分に巻き戻して観てみたら、富田靖子さんでした。え~っ、富田靖子さんだったのっ! ぜっんぜんわかりませんでした。それほどすさまじい演技でしたよ。女優さんってすごいわ。

どうやら「春日局」はその後の呼び名で、乳母になった当初は「福」という名前のようです。なので、出演者が表示されているときに気がつかなかったのですね。

と、今回はすっかり乳母に目が行ってしまいました。春日局は彼女だけでもドラマになるような人だし、今後も彼女に江は悩まされるのでしょうね。

うーん、富田靖子さんはすごかったけれど、そういう女と女の争いを観たいわけじゃあないのだけれどなぁ。まあ、そもそも女性が主人公のドラマだから、仕方のないことなのでしょうけれど。

宮沢りえさんは、相変わらずきれいで、だんだん凄みが出てきました。大坂の陣までまだ少しありますね。淀殿の凄みがどんなものになるか。恐いけれど期待しています。
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大河ドラマ「江」第37回「千姫の婚礼」感想

2011年09月29日 15時06分36秒 | 大河ドラマ感想
大河ドラマ、やっとおいつきました。今回は第37回の分、この前の日曜日に放送された分の感想です。

江の長女である「千姫」を演じているのは、人気子役の芦田愛菜ちゃん。この愛菜ちゃんはこの「江」でもうすでに出演済み。小さいときの茶々を演じています。正直、同じ役者さんを何回も使うのはどうかなぁと思います。「天地人」のときにも加藤清史郎くんが、小さいときの兼続役と、その後兼続の子ども役で出ましたが、なにも同じ役者さんを使わなくてもいいのにと思いましたし、今回も思いました。

が、しかし! いやぁ、愛菜ちゃんってば、やっぱりすごい子役なんだわ! お父さん(秀忠)との羽つきから始まって、最後のお嫁入りまで、途中笑いあり涙あり。千姫ってば、こんなに小さな子だったんだよなぁと、私も涙しました。

それからもうひとつ、今回の涙ポイントは、浅井三姉妹が再会するところ。ふたりではなく3人で再会するというのが重要です。3人のお母さんである市のナレーションが、3人で会えたのはこれが最後と言うのも、涙がこぼれました。

この後、どんどん豊臣は孤立していきます。次女の初は、豊臣と徳川をなんとかうまくまとめようと、両家を頻繁に行き来するようになります。でも3人で会うのは、今回が最後。もう3人で会うことはありません。涙、涙、ですね。

今回の放送で、江が産んだ女の子を初がもらうという話がありましたが、いったい江はどういう気持ちだったのだろうと、放送前から疑問に思っていました。今回の放送で、その疑問に対する回答がきちんとされていました。わずか3歳でお嫁に行った次女が夢に出てきたこと。自分が置いてきた大きくなった娘に「私のことを思うて置いていったと聞きました」と言われたこと。長女を7歳でお嫁に行かせたこと。また女の子が生まれたら、同じような目に遭うであろうこと。それなら初のもとへ行かせたほうが、その子にとっても幸せなのかもしれない。そういったところでしょうか。

豊臣方に、前回から大野治長が、今回から片桐且元が出ています。このふたりがもう少ししっかりしていたらなぁ。豊臣家ももう少しなんとかなったかもしれないのですが。今後の動きに注目です。
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大河ドラマ「江」第33回~第36回感想

2011年09月26日 16時13分41秒 | 大河ドラマ感想
大河ドラマの感想がずっとたまっていますが、そろそろおいつきそうです。第33回「徳川の嫁」、第34回「姫の十字架」、第35回「幻の関ヶ原」、第36回「男の覚悟」の4回分を見終わりました。関ヶ原の戦いはあっという間に終わってしまいました。

以前、知人から、「歴史物のドラマって、そのあとがどうなるかわかっているのに、観ていておもしろい?」と聞かれたことがありました。ええ、質問する気持ちはわかります。でもおもしろいのですよ。

そのドラマによって、脚本がちがうし、解釈もちがうので、出てくる人物の気持ちもちがう。戦いに込められた気持ちもちがう。それでも史実は同じなので、展開がわかる。安心して観ていられる。そして、「ああ、こういう解釈をしたドラマなんだな」と思う。そのへんがおもしろいのです。

今回の「江」は、石田三成は淀の方のことを好きである、という設定でしたね。観ていて切なかったですね。このドラマは江が主人公なので、関ヶ原の戦いはあっという間に終わってしまいましたが、本来ならとても2回や3回で描くことができるような戦いではなく。

私は上杉ファンだし、徳川家はあまり好きではないので、関ヶ原の戦いと言えば上田城の戦い! 4万もの兵を上田に足止めした真田父子、あっぱれ! なのですが、今回のドラマは秀忠のほうがたくさん描かれていて、しかも秀忠は戦いが嫌いという解釈のドラマ。観ていてちょっとかわいそうになりました。400年後の現在でも「関ヶ原に間に合わなかった家康の子ども」と言われてしまうのですものね。

4回分を観て、あら!と思ったのが、大蔵卿局。あれ、茶々の乳母のサキだったんですね! 乳母のサキは、「江」のドラマの最初っから出ていましたよね? 歴史小説をいろいろ読んで、大蔵卿局が関ヶ原の戦い以降、大きな力を持ち、淀を良く言えば支え、悪く言えば豊臣家を滅亡へ導いてしまった大蔵卿の局については知っているつもりでいましたが、このドラマの最初っから出ていた、あの乳母のサキだったとは。あれじゃあ、淀の方も逆らえないというか、頼りにしてしまうというか、しょうがない展開になってしまうのもわかります。そしてその息子である大野治長が出てきました。ああ、今後の豊臣家の展開は非常に不安です。まあ、展開はわかっているのですけれどね。

それにしても、向井理くん演じる秀忠が、だんだんと成長していく姿を観ているのが楽しみです。江はあんまり歳をとっていかないけどね。
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大河ドラマ「江」第29回~第32回感想

2011年09月12日 15時14分57秒 | 大河ドラマ感想
ずっと大河ドラマの録画がたまってしまっています。今日の感想は、いっぺんに4回分まとめてです! 興味のあるかたはどうぞお付き合いください。

第29回「最悪の夫」、第30回「愛しき人よ」、第31回「秀吉死す」、第32回「江戸の鬼」の4回分です。

4回放送されるうち、江と徳川秀忠の夫婦はどうなるのかと思っていたら、火事をきっかけに本当の夫婦になることができました。そして秀吉は死に、世の中は不穏な情勢となり、秀忠と江は江戸に移ることになりました。結婚した男が最悪の夫であったと思って心配していて、仲良くなって、あー良かった!と思ったとたん、江戸には鬼がいましたよ! 「江戸の鬼」というタイトルはいったいなんだろうと思っていたら、秀忠の乳母が鬼のような女だということなのですね。

いやぁ、加賀まりこさん、さすが大女優! こういう役を演じるとすばらしいです! 視聴者を敵に回してナンボ、というようなすさまじい演技。NHKって、こういう設定が好きなんでしょうかね。この加賀まりこさんが演じている乳母役は「江」の原作本には出てこなかったような気がします。手元に本がないのでわかりませんが、江が生んだ家光の乳母として春日局が出てくるのは原作にあったような記憶がありますが。

それから、石田三成。いかにも悪役っぽくて、家康のほうが良い人のように描かれている感があります。江戸時代の書物はすべて石田三成は悪役として書かれていたので仕方のないことですが、今回の石田三成は悪そうです。大河ドラマ「天地人」では良い役でしたよね。それは上杉家から観たドラマだったからかな。

それにしても、どのドラマを観ても、どの本を読んでも、秀吉の最後は哀れですね。見ていられないです。自分のあとつぎである秀頼が成人するまで、生きていたかったことと思います。秀頼のことを頼む、頼むと、何度も頼むと回りに言って死んでいった。死ぬ前になんとしても秀頼を中心とした世界を作っておきたかった。そういうことなのでしょう。家康は、織田信長の一生を見、豊臣秀吉の一生を見、それらを手本としたのか。きちんと自分のあとのことを作り上げてから死んでいった。あのふたりがいたからこそ、その後長く続く江戸時代の基礎を作ることができた。太平の世と言えば太平の世だけれど、それができるまでにどれだけの人の想いがあったのか。

江はこのあと江戸の鬼にいじめられるのかな。これでもか、これでもか、と困難が続きますね。がんばれ、江。
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大河ドラマ「江」第26回~第28回感想

2011年08月16日 23時59分05秒 | 大河ドラマ感想
今、「武神の階」という本を読んでいます。作者は津本陽。階は「きざはし」と読みます。上杉謙信の本です。戦国時代の本は、いきなり、むしょーに読みたくなります。

大河ドラマ「江」を3回分観ました。第26回「母になる時」(7月10日放送)、第27回「秀勝の遺言」(7月17日放送)、第28回「秀忠に嫁げ」(7月24日放送)です。

大河ドラマの長所であり短所であるとも思うのですが、進みかたがやっぱり非常にゆっくりだなぁと感じました。3回分観ても、あまりお話が進んでない。3回分で、江の夫である秀勝が亡くなり、大政所様が亡くなり、秀頼が生まれ、秀次が亡くなりました。あれ? こうやって書いてみると、お話は結構進んでいますか? いや、年数的には進んでいないけれど、出来事がたくさんあったということですね。

晩年の秀吉は、いったいどうしてしまったのかというほど、言動がおかしかったそうです。自分の人生が終わりに近づいているのに、自分の子どもはまだまだ小さい。焦りと不安が秀吉をおかしくしてしまったのでしょうか。それが観ていて恐いぐらいですね。

今回の大河ドラマでは、石田三成がとっても悪役っぽいです。悪そうです。歴史に残った書物には、徳川幕府にたてついた人間だったために悪役っぽく記述されていますが、この大河ドラマではあそこまで悪役に描かなくてもいいのにと思いました。

EXILEのAKIRAさんが観られなくなってしまうのは残念です。カッコ良かったのになぁ。向井理さんは、カッコいいのですが、役柄が意地悪っぽいからなぁ。まあそれでも楽しみにしています。
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大河ドラマ「江」第25回「愛の嵐」感想

2011年07月21日 17時31分45秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマ「江」の感想です。今回の感想は、7月3日(日)に放送された分です。ご了承のうえ、興味のあるかたはお付き合いください。

今回のタイトルは「愛の嵐」ですよ。なんだか昼のメロドラマみたいなタイトルですが、今回、江が結婚いたしました。お相手は、私がみつけることのできなかったEXILEのAKIRAさんが演じる豊臣秀勝です。

歴史物というのは、次にどうなるかわかってしまっているのでね、秀勝のその後もわかっているだけに、胸が痛いです。先日知人に会った際、大河ドラマを観ている人がいて、つい最近の放送で秀勝がどうなっているのか、話してくれましたよ。ネタバレですが、しょうがない。まあわかっていることだしね。

それから、今回、利休邸が出てきたときに、私の大好きな「龍」の旗が! 家紋も上杉の家紋が! これらが映るちょっと前に「上杉勢が守っている」みたいな会話があったのですが、旗が出てきて、どきっとしましたわ。こんなところで龍の旗を見られるなんて。なんだか、ごくごく普通のテレビ放送を観ているときに、テニスの王子様のCMを観てどきっとするような、そんな感覚でござるよ。顔は映りませんでしたが、「愛」の兜をかぶった兼続も出てきましたね。

まあ、秀勝と江がその上杉勢が守る屋敷にやすやすと入れるとは思わないけれど、ドラマ的演出としては、そのふたりが入るということと、最後の茶を江が飲むということが、大きなポイントなのでしょうね。そして利休が残したことばに対して、結婚式後の秀勝が江に「一緒に背負っていく」と言うあたり、にくい演出です。

結婚式の江、きれいでした。良かった、良かった、と思っていられるのはほんの少しなのですよね。今後も見守っています。
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大河ドラマ「江」第24回「利休切腹」感想

2011年07月14日 20時13分23秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマ「江」の感想です。今回の感想は、6月26日(日)に放送された分です。ご了承のうえ、興味のあるかたはお付き合いください。

利休が切腹を命じられた理由は、はっきりと「これだ」という形で残っているわけではなく、いろいろな推測がされています。本当はなぜだったのか。それは歴史の謎です。いろいろな説が流れていたなか、今回の放送では、銅像が原因だったのではとか、ほかの大名と手を組んでいるのではないかとか、そんなことが演じられていましたね。それにしても、石田三成って、利休と仲が悪かったのでしょうか。この大河ドラマでは、ずいぶんと三成は利休のことを嫌っているようなかんじに描かれていましたが。

金ピカ大好きな秀吉と、わびさび大好きな利休とでは、しょせん合わなかったのかなと思います。それでも怒涛の勢いで出世していく秀吉という人物に、最初は利休も魅かれていたのだと私は思います。それが、出世していくうちに、天下を自分のものにしていくうちに、金ピカ大好きになった。自分が一番偉いと、朝鮮の国よりも偉いと思うようになった。黒い茶碗など、竹の花器など、見たくなくなった。そんな秀吉のことを、利休は「合わない」と、おもしろくないと思うようになったのではないでしょうか。

秀吉と利休、最後の会話は、まるで恋人同士が別れ話をしているようでしたね。もうあなたのために茶をたてたくない。あなたのために茶をたてるのは楽しくない。そう言われた秀吉は涙します。恋人がふられたようでした。

私のこのブログのドラマ感想で、いいなぁと思うセリフを以前あげていました。なにより大事なことは、

  「好きか、好きとちがうんか」

と利休は言っていました。やはり、何度も出てくるセリフだったのですね。これこそが物事の本質だと利休は思っていて、もう「好きとちがう」ことになった秀吉に対しては茶をたてたくない。死ねと言うなら死ぬ、ということなのでしょうか。

原作の本では、利休が亡くなってから秀吉は「利休~」と大泣きし、それに対して江が「そんなに泣くなら殺さなければ良かったのに」というようなことを言った場面があったと思うのですが。次回の放送にそういう場面があるかしら。

そろそろ江は結婚ですか? AKIRAさん演じる武将はやっぱりカッコいい! 応援しています!
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大河ドラマ「江」第23回「人質秀忠」感想

2011年07月05日 17時19分58秒 | 大河ドラマ感想
いやぁ、暑いですね。本当に暑いです。今日の日記は大河ドラマ「江」の感想ですが、昔の夏ってもっと涼しかったのでしょうか。お姫様たちはあんな着物を何枚も着て暑くなかったのでしょうかね。今日の感想は、第23回放送、6月19日(日)に放送された分です。ご了承のうえ、興味のあるかたはお付き合いください

えーっとですね、ドラマは俳優さんが演じるものなので仕方がありませんが、小田原攻めのときに徳川秀忠は何歳だったと思いますか。11歳ですよ、11歳! 江は17歳です。江は織田信長が生きているころからずっと同じ女優さんが演じているので、実感がわきませんが、1回結婚して戻ってきているにもかかわらず、今回の放送の場面では17歳のはず。秀忠は11歳! 元服ですものね。

11歳で人質というのはあまり珍しくはないと思いますが、まだまだ子どもでしょう? 仕方ないとは言え、さみしかったでしょうに、まあなんとこの秀忠ってば生意気なんでしょう! それを向井理さんがまあとても上手に演じていましたね! 「江」の原作でも、秀忠はどこか冷めたところのある、熱く燃えることのないような人物として描かれていましたが、ドラマでは原作どおりのようですね。向井理さんはそういう役が合っているのかな。竹千代姿よりも秀忠姿のほうがお似合いです。カッコ良かったわ! でも本当はこのとき11歳の設定なんだってば~。

そう考えると、AKIRAさん演じる秀勝と、江と、秀忠と3人が揃うシーンがありましたが、それだって、秀勝は21歳ぐらいのはず。そこへ11歳の秀忠が来たって、ちゃんとした会話になるかどうか。ましてや恋愛ごとなど。ねぇ。

そして千利休。あぶないですね、あぶない。先がわかっているけれど、観ていてはらはらします。

江と秀勝はまだ結婚しないのかな。楽しみにしています。
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大河ドラマ「江」第22回「父母の肖像」感想

2011年06月27日 20時10分08秒 | 大河ドラマ感想
今日は大河ドラマ「江」の感想です。今日は第22回放送、6月12日(日)に放送された分です。だいぶたまってきちゃっているけど、ぼちぼち書いていきたいと思っています。ご了承のうえ、興味のあるかたはお付き合いください。

戦国時代の武将として必ず名前が出る織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。織田信長は天下統一まであと少しだったけれど、やっぱりまだ統一はできなかった。秀吉の場合は、せっかく天下統一したのに、それを託す人がいなかった。家康の時代になってやっと統一された天下をそのままの姿で後世へ残す仕組みができた。

そういうふうに考えれば、秀吉の場合はなんとしても自分の子どもが欲しかったのもわかります。何年ものあいだ側室が数えきれないほどいたのに、その側室たちの誰にも子どもができなかった。それなのに茶々にすぐ子どもができた。今回の放送でも触れられていましたが、鶴松は本当に秀吉の子どもなのでしょうか。このあと生まれてくる秀頼も、本当に秀吉の子どもなのでしょうか。今の時代ならDNA鑑定とかできるでしょうけど、昔はそんな鑑定はできませんものね。父親が誰なのかわかっているのは茶々だけなのでしょうか。

自分の子どもにこだわってしまったところも秀吉の弱い部分でありましたが、甥や弟に早くにゆずってしまっても良かったのではないかなぁとも思います。そしてまだ自分が元気なうちに、その後継者のそのまた次の後継者まで続くような道を作っておけば。でもそれはやはりまだ北条家がしたがっていないのであれば難しかったということのなのでしょうね。

家康には後継者がいて、自分は引退して、その後継者に続く形を作ることができた。その後継者が今回出ましたよ! 待ってましたよ! まだ今回は「竹千代」でしたが、のちの徳川秀忠です。私は徳川家はキライだし、秀忠もキライだけど、俳優の向井理さんは好きです!

今回の放送ではまだ髪型も子どものままでしたが、なんだかいやぁな子どもでしたね。クールというか、生意気というか、冷静というか。向井さん、なんだかまだ時代劇にはなじんでいないようなかんじがしましたね。AKIRAさんは初回からなじんでいたのになぁ。でもクールなかんじが向井さんに合っていて、これからが楽しみです。そして、あの勝ち気な江と言い合いするのが楽しみです。

そろそろ千利休と秀吉は危ないですね。「まつりごとを成す心」と「お茶を思う心」とはちがうのでしょうね。

さて、江はいつお嫁に行くのでしょうか。結構早く行っていたと思うのですが、まだまだみたいですね。楽しみにしています。
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大河ドラマ「江」第21回「豊臣の妻」感想

2011年06月13日 13時59分27秒 | 大河ドラマ感想
今日は大河ドラマ「江」の感想です。今日は第21回放送の分です。またたまっています。昨日放送されたのは第22回です。ご了承のうえ、興味のあるかたはお付き合いください。

今回のタイトル「豊臣の妻」はどういう意味なのか。放送の最後でわかりましたね。秀吉の妻である北政所が言います。

  「豊臣の家を守るのが わたくし。
   豊臣の子を産み 育てるのが 茶々どの。
   役目の異なる妻と心得られませ」

北政所は、茶々は側室ではないと。役目の異なる妻であると。

うーん、どうでしょうねぇ。なんとなくしっくり来ないです。秀吉がたくさん抱えていた側室の誰にも今まで子どもができず、初めて茶々という側室に子どもができて、そして茶々に「役目の異なる妻」と言ったのであって、もしこれが京極龍子さんに子どもができたら同じことを龍子さんに言ったかどうか。

それから今回の放送はやはり江の気持ちについて。人というのは、頭ではわかっていても感情がついていかないことが多々あると思います。江もきっと頭ではわかっていたのではないのでしょうか。茶々を許してあげるべきだと。でも感情的にはどうしても許せない。秀吉の子というよりは、自分の甥か姪が生まれるのだ、と自分を納得させたようでしたね。

三姉妹のまんなかの初が、今回は良い役目を果たしていました。初はこの後何年もたって、大坂冬の陣や夏の陣で、大変な思いをしながら大坂方と徳川方との交渉役をつとめることになるのですが、それを予想させるかのような役回りでしたね。ああ、なんか大坂の陣を観るのがつらいなぁ。

それにしても! AKIRAさんの武将姿はカッコいいです! あの髪形がいいです! なるべく長く出ておくれ~。
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大河ドラマ「江」第20回「茶々の恋」感想

2011年06月02日 18時58分27秒 | 大河ドラマ感想
今日は大河ドラマ「江」の感想です。今日は第20回放送の分です。やっと追い付きました。興味のあるかたはお付き合いください。

それにしても、京極高次がカッコよくて。瞳きらきら歯がまっしろ。コメディドラマだったら、後ろにバラをしょっていそうな、振り返った瞬間、歯のところにキラキラが描かれていそうな。そんな高次です。

それより今日はやっぱり秀吉と茶々でしょうね。男の人というのはそんなにも女の心がわからないのでしょうか。秀吉の頬を茶々がなぜ叩いたのか。明白なのに。秀吉も三成も全然わからないと。女は好きだけれども、なにを考えているのかさっぱりわからないと秀吉は言っていましたね。あ、江もわからないと言っていましたっけ。

でもやっぱりわかっている人もいましたね。京極龍子と千利休。さすがです。

茶々は赤い着物が勝負服なのでしょうか。前回の放送で、自分を秀吉にささげようと赴いたときにも赤い服を着ていました。今回も秀吉に呼ばれたときに同じ赤い着物を着ていましたね。とてもきれいでした。茶々の顔に映えます。きっと自分がとても美しく見える着物はこれだとわかっているのでしょうね。

それにしても、秀吉のセリフはもう、茶々でなくても女だったら落ちるでしょう。「そなたは父と母の仇じゃ」という茶々に対し、

  「さよう、仇にござる。
   ならばこそ、あなたさまに尽くします。
   尽くして、尽くして、あなたさまを命がけでお守りいたします。
   この手で守り抜いてみせますぞ」

ですよ? ここまで言われてねぇ、なんと答えればいいのですか。

それから、だいぶ前から出てきていますが「おもわれびと」という単語。「想われびと」という漢字かな。秀吉は嫌いだけれど、この単語は好き。自分の「想われびと」になってほしいと茶々に言うわけです。いいですね「想われびと」。ひびきもいいし、意味もいい。恋人になって欲しい、というよりもいいですわ。素敵な単語だわ。

さて、江がお嫁に行く日も近いかしら。そろそろ活躍しておくれ~。
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大河ドラマ「江」第19回「初の縁談」感想

2011年05月31日 17時36分46秒 | 大河ドラマ感想
今日は大河ドラマ「江」の感想です。今日は第19回放送の分です。すみません、相変わらず感想が放送とずれています。第18回は5月22日に放送された分です。興味のあるかたはご了承のうえ、お付き合いください。

今回もやっぱり京極高次がカッコ良かったです。芸能人は歯が命! 武将も歯が命だったのでしょうか。そんなわけないでしょうけど、きらきらと光る瞳に真っ白な歯! あの笑顔は本当に素敵です。そしてなにより、今日書いておきたいのが、高次が初に言ったセリフ。

  「ならば、私も菓子を好きになるよう努めまする」

おお、そう来ましたか! 私はてっきり「菓子が好きでも私は構いません、オッケーですよ。私の前で食べてもいいです。我慢せずに食べてください」みたいなことを言うのかと思ったら、自分が好きになるように努めるだなんて! おお、高次、良いではありませぬか。

前回の大河ドラマは「龍馬伝」でしたが、うちでは、これは「龍馬伝」でなはく「弥太郎伝」ではないかと言っていたのですが、今回も「江」というよりは「茶々」なのではないかと思うほど。演じている宮沢りえさん、素敵です。秀吉へ自分を差し出す決心をしたときの表情、歩きかた、着物の着方、茶々の心のうちが見えるようでした。

茶々、自分でもそうとはわからないうちに秀吉へ心が傾いてきているようですね。なぜ叩いたのかって? そりゃあもう「あなたは私のことが好きなのではないのですか。そんな娘といちゃいちゃして!」ということでしょうね。ああ、次回はついに側室になるのでしょうか。
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大河ドラマ「江」第18回「恋しくて」感想

2011年05月24日 22時15分35秒 | 大河ドラマ感想
今日は大河ドラマ「江」の感想です。今日は第18回放送の分です。相変わらず感想が放送とずれています。第17回は5月15日に放送された分です。興味のあるかたはご了承のうえ、お付き合いください。

私は、どうしても秀吉が好きになれないので、今回の放送では秀吉に絡む見どころもあったのですが、今回はなんと言っても、京極高次です!

京極高次は美男子だったと伝えられています。今回の大河ドラマで配役が発表されたときも、演じる俳優さんが斎藤工さんというので、とっても楽しみにしていました。その京極高次が今回初めて出たのですよ! ちなみに斎藤工さんはテニスの王子様のミュージカルにも出演していた俳優さんです。

京極高次は美男子だったそうですが、自分の功績よりも自分の姉(秀吉の側室)や自分の妻(初ですね。織田信長の姪です)のほうが有名で、それでもって自分も有名になったような部分もあり、「蛍大名」と呼ばれるようになってしまいます。

そんな高次ですが、今回の放送の初出演、いやぁ、カッコ良かったです。斎藤工さん、時代劇もいいじゃあないですか! 涼しげで、瞳もきらきらしちゃって、桜の下に立っている姿も絵になっていましたよ! 初がひとめぼれするのもわかりますってば。

それからもうひとり。豊臣秀勝。演じるのはAKIRAさん。前回も書きましたが、AKIRAさん、いいです、いいです。カッコいいです! 斎藤工さんとはまたちがった武将ぶり。髪の毛を、月代部分を剃っていない髪型がまた良いではありませんか! 私はこの剃っていない髪型のほうが好きです。髪の毛を無造作にひとつにしばっただけ。

これでもう少したつと、徳川秀忠が出てくるようになるはず。演じるのは向井理さん。あー、楽しみだわ。いやはや、なんのために大河ドラマを観ているのやら。目の保養ですか?

お話のほうは、あっという間に九州が平定されてしまいました。そういう部分はほとんど描かれませんね。三姉妹視点のドラマだから仕方ありませんが。次回も楽しみにしています。
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大河ドラマ「江」第17回「家康の花嫁」感想

2011年05月19日 22時13分48秒 | 大河ドラマ感想
今日は大河ドラマ「江」の感想です。今日は第17回放送の分です。相変わらず録画がたまっていて、第17回というのは5月8日に放送された分です。興味のあるかたはご了承のうえ、お付き合いください。

今回、なんと言っても、これぞというセリフは、江が秀吉に放った以下のセリフ。

  「なんと姑息な!」

今回の放送はまさにこのひとことに尽きます。私は秀吉が、なにはなんでもほととぎすを鳴かせようとする、その手段がイヤです。なかでもイヤなのは、今回の放送に出てきた、妹の旭の件。すでに夫がいたにも関わらず、離縁させて家康に嫁がせる、旭の気持ちもその夫の気持ちも考えずに。旭はこのあと病気がちだったそうです。夫は加増をことわって出家。夫も旭も、農民のまま畑を耕す生活のほうが幸せだったのではないでしょうか。

そしてもうひとつ。秀吉は母、大政所を家康のもとへ行かせます。もしかしたら二度と会えない状況になってもおかしくない戦国時代です。ただ、ただ、ただ、家康に頭を下げてもらいたいがために。それだけのために、妹と母を使う。私はどうしても秀吉のここがイヤでたまりません。まさに「なんと姑息な!」です。

今回の放送で、EXILEのAKIRAさんが出ましたね。AKIRAさんは以前私が楽しく観ていた男子新体操のドラマ「タンブリング」に先生役で出ていて、その先生役がぴったりでとても良かったのですが、戦国時代の武将役もいいじゃあないですか! あんな武将、いそうです。明るいのはいいことですわ。

前回の放送から気になるのはやっぱり茶々。だんだんと秀吉に心が傾き始めましたね。以前、私も日記に抜粋しましたが、今回茶々も引用していましたね、以下の江のセリフを。

  「猿は大うそつきです。
   でもその大嘘つきのなかに、まことがあるのです。
   そのまことに人は動かされるのです。
   心動かされてしまうのです」

さぁ、茶々、動かされてしまうのか! 続く。というかんじでしたね。次回が楽しみです。AKIRAさんも楽しみです。
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