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管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

堺さんだそうです

2014年06月20日 23時41分03秒 | 大河ドラマ感想
2016年の大河ドラマは、脚本が三谷幸喜さん、タイトルは「真田丸」、主人公は真田幸村であると、5月に発表があり、私はそれをとても悲しんでいるとこの日記に書きました。

そうしたら、主役の真田幸村を演じる俳優さんが発表されました。堺雅人さんだそうです。

うーん、うーん、うーん。

私は堺雅人さんは嫌いじゃあないけれど、でも真田幸村じゃあないよなぁ。それに、この発表、どうなんだろう。堺雅人さんの「倍返し」ドラマの前から決まっていたのか、ドラマが当たったあとに決まったのか。

私は、少なくとも、「わー、堺さんかー、それじゃあ脚本が三谷さんであろうと、観るわー!」とは言えないなぁ。とっても微妙。

まだ堺さんしか発表がないので、なんとも言えません。幸村のお父さんやお兄さんは誰がやるのかな。

それにしても、2016年の大河ドラマよね? みんな2016年の前には2015年があるのだよ?
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第23回「半兵衛の遺言」感想

2014年06月09日 14時16分38秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。

今回の放送は泣きました~。涙ポイントがたくさん。

牢から黒田家臣に助け出された官兵衛。本当に良かった。

涙ポイント1。官兵衛が無事との知らせが官兵衛のお父さんと官兵衛の妻の光もとに届きます。うれしくて涙する光。もらい泣きする侍女たち。

涙ポイント2。秀吉と一緒に信長のもとへ。そこで松寿丸と官兵衛が会います。お互いに抱き合って涙します。それを見守る黒田家臣たち。

涙ポイント3。足が思うように動かず道で倒れてしまう官兵衛。倒れたままの視界に妻の光が。「矢も楯もたまらず」会いに来てしまった光。抱き合って涙するふたり。そこに松寿丸も加わります。それを見守る黒田家臣たち。

涙ポイント4。とうとう処刑されてしまう荒木村重の妻だしと、荒木家の女や子どもたち。最後に歌を歌う場面には涙しました。

涙ポイント5。姫路城にようやく帰ってきた官兵衛。居並ぶ家臣たちを前にして話をします。自分はもう元のようには動けないと言うと、自分たちを使ってくれと家臣たち。ああ、いいですね、黒田家臣団。以前からずっと思っていたけれど、本当にこの家臣たちがいい! よく画面に映っている3人の家臣たち、浜田岳さん演じる栗山善助、速水もこみちさん演じる母里太兵衛、高橋一生さん演じる井上九郎右衛門。この3人がとっても良いです。本当に官兵衛は家臣に恵まれていますね。

戦国時代には親や子どもや兄弟同士だって殺し合いになってもおかしくはない。信頼できる家臣がいるかいないかは、大事な要素。家臣のほうだって、この殿はついていくに値するか否かはいつも考えていると思うし、「この殿こそ!」と思えば、一生ついていくでしょう。黒田家、いいです、今後も黒田家臣団、注目して観ていこうと思います。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第22回「有岡、最後の日」感想

2014年06月03日 18時58分21秒 | 大河ドラマ感想
6月のテンプレートは「夏 > 浴衣(龍)」にしました。龍、かわいい。

さて。今日の日記は大河ドラマの感想です。

いよいよ官兵衛が牢から出てきました! 良かった、良かった、ほっ。

それよりも今回の涙ポイントは、竹中半兵衛でしょう! 松寿丸へ軍配を渡すときの真剣なまなざしが心に残りました。小さな子どもにでも、半兵衛の気持ちが伝わったと思います。心安らかに布団の上では死なないという軍師の心。官兵衛に引き継がれるのですね。せめて死ぬ前に官兵衛に会えていれば。いや、会えないのがわかっていたからこそ、軍配を松寿丸に渡したのでしょうね。

それからもうひとつの涙ポイントは、荒木村重の妻である、だし。夫であり城主である村重が、まさか城からいなくなるとは! どうしようもないですよね。自分も逃げますか? 家臣を置いて? 子どもを侍女にたくすところに涙しました。来週はもっと涙ポイントでしょうね。

今回も宇喜多直家が出ましたが、以前に比べるとおとなしくなってしまって残念。まあ、自分でも、お酒がおいしくない、と言っていますしね。もう観念したのでしょう。あれだけ存在感があったのになぁ。どちらにも味方していなかったから存在感があったのか。もうどこかに所属してしまうとなると、ひとりの武将ですものね。今後、もうひとあばれ、してくれるのかどうか。

来週は荒木家の残された女たちには悲劇の回。タオルを用意しておくことにします。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第21回「松寿丸の命」感想

2014年05月26日 15時58分51秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

うー、まだ官兵衛が出てこられないよ。土牢にいるシーンは心が痛いですね。早く出てきておくれ。

いろいろな歴史小説を読みましたが、牢にいる官兵衛の心の支えが、村重の妻だしだったとか、牢屋番の男が官兵衛の味方になってしまったとか、諸説あるようです。牢の外は冬から春へ。そんなにも長い時間捕まっていたのかと思うと、よくぞ生きのびてくれたと思います。来週は出られるかな。早く明るい官兵衛が見たいです。

それにしても、前回から同じ感想になりますが、大殿の官兵衛パパがいいですね! 今回もとても良かったです。柴田恭兵さん、熱演です。松寿丸が殺されたと聞いたときの大殿の表情。見ていた私も涙がこぼれました。

松寿丸を生かしておこうと考えたのは竹中半兵衛の独断だったのでしょうかね。秀吉とは相談しなかった? もし信長にばれて、もし半兵衛が切腹するようなことになっても、半兵衛は病で先が短いと自分でわかっていたからいいということ? このあとの展開が歴史を知っている人ならわかってしまっているだけに、このあたりの描きかたはなんとも難しいところ。でも松寿丸の笑顔はかわいい! 良かった、あの笑顔を見ることができて。そう思います。

でもなぁ、松寿丸は大きくなったら黒田長政になるのよね。長政時代がどこまで描かれるのかな。関ヶ原の戦いでは家康側についてしまうのよね。そのへんも気になります。今後が楽しみです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第20回「囚われの軍師」感想

2014年05月21日 20時15分55秒 | 大河ドラマ感想
先週は大河ドラマの感想を書く時間がありませんでした。あまり書くポイントがなかったのも理由のひとつではあります。

さて今週。先週にひき続き、官兵衛は牢のなかです。主人公がそういう状態だとやっぱり観ていて張り合いがないなぁと思ったところへ、カッコ良かったのが官兵衛パパ! いやぁ、良いです。私ね、「大殿(おおとの)」という単語の響きも好きです。

「なにかあったときには大殿の指示に従うように」と官兵衛に言われた家臣たち。大殿の前に集合します。隠居していた身とは言え、家臣たちからの信頼度はばつぐん。統率力もばつぐん。本当にあのパパがいて、官兵衛良かったね。

ほかの見どころとしては、高山右近でしょうか。キリスト教徒を皆殺しにされるよりは、荒木村重を裏切り、信長の配下につくことを選びました。苦悩する右近。がんばれ。

荒木村重の妻が官兵衛を助けようとしたところは創作が入っていると思うけれど、そういう話があったかもしれない、そういう話があってもおかしくないかも、と思ってしまうところはドラマの良さでしょうか。妻のだし、その後どうなるかがわかってしまっているだけに、観ていて切ないです。

観ていて切ないのは官兵衛の息子の松寿丸。かわいいですねぇ。こちらはその後がどうなるかわかっているので、なんとなく安心して観てしまっていますが、やっぱりかわいい。

官兵衛、いつになったら牢から出てくるかしら。もうあのジメジメは、観ているこちらまでジメジメしてきます。早く出てきておくれ。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第18回「裏切る理由」感想

2014年05月07日 20時51分27秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

いよいよ荒木村重が織田信長を裏切りました。今回の放送のタイトルは「裏切る理由」ですものね。荒木村重、叫びました。

「わしは信長を信じることはできぬ!」

と。裏切った理由を知りたかったです。史実がどうなのかわからないけれど、どうして裏切ったのか。理由がわからないのが一番もやもやします。でもこうやって叫んでくれればわかりやすい。

明智光秀もなぜ裏切ったのか。日本史のなかの大きな謎ですが、「これこれこうだったから裏切った」とことばで表わすことができるものなのか。それともことばにはできない小さな小さなことが積もって積もって裏切ったのか。

今回のドラマの村重は理由を叫びましたね。このドラマでは光秀も叫ぶのかな。どうでしょう。

今回の放送の私なりのみどころは、やはり宇喜多! ホントーに喰えないヤツ。画面いっぱいに存在感をふりまいています。すごいよ、陣内さん。

それからもうひとりの注目は高山右近! 演じているのは生田斗真さん。必死になって村重を説得しようとする高山右近。高山右近って、こんなに激しい人なのでしたっけ。穏やかな印象のある武将だけれど、そうではない部分ももちろんあったのでしょうね。今後が楽しみです。

官兵衛の息子である松寿丸がかわいい、かわいい。片肌ぬいで剣の稽古をしているところが、本当にかわいい。松寿丸はそのあと黒田長政になりますが、途中で役者さんは変わってしまうわよね。松寿丸かわいくてずっと出ていて欲しいけど、でも黒田長政を演じるのは松坂桃李さんですもの。それもまた楽しみです。

官兵衛、がんばれ。ほかの役者さんに埋もれている感が大きいですわ。かっこいいのに。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第17回「見捨てられた城」感想

2014年05月01日 20時21分33秒 | 大河ドラマ感想
5月になりましたね。テンプレートを「春 > 新緑」にしました。

今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

大河ドラマは最初にちょこっとドラマをやって、そのあと主題音楽が流れます。そしてまたドラマが始まるのですが、今日はその主題音楽前の冒頭のドラマがすべてでしたね。その冒頭部分とは、信長と秀吉のセリフ。

信長「700を救うために5万と戦い、兵を失う。何の利がある」
秀吉「失うのは兵ではございません。播磨での織田の信用にございます」
信長「今大事なのは織田の信用ではない。毛利を倒し、新たな世を作ることだ」

この冒頭のセリフが今回の放送のすべてを言い尽くしていたような気がします。このセリフ、この信念のもとに、信長は上月城を見捨てます。それを見ていた家臣たち。なかでも、荒木村重と明智光秀が苦しそうでした。官兵衛はその苦しさを直接秀吉にぶつけられたからいいものの、村重と光秀はぶつける相手というか的がない。どんどん気持ちのなかに重いものがたまっていく様子が描かれていました。

秀吉は言います。「すべては天下布武のため。乱世を終わらせ、戦のない泰平の世を作るため」と。

でもだからと言って見捨てていいのか。捨て駒にしていいのか。割り切れるか否か。問題はそこでしょうね。

秀吉が冒頭で言ったように、播磨での織田の信用はガタ落ち。揺れる播磨。官兵衛の上司であるあの困ったちゃんな殿もそろそろ本当にあぶないですね。

それにしても、宇喜多直家。本当に喰えないヤツ。これからどう織田軍の臣下に入るのか。楽しみです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第16回「上月城の守り」感想

2014年04月24日 17時01分58秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

今回は特に私の視点での「みどころ!」はないのですが、一般的なみどころとしてはやはり、兄と妹の別れのシーンでしょうね。

官兵衛の妻である光(てる)。その兄である櫛橋左京進。官兵衛は織田方、左京進は毛利方。身内で戦うことになってしまいます。光を演じるのは中谷美紀さん。左京進を演じるのは金子ノブアキさんです。

この左京進がねぇ、ドラマ始まった当初からとてもイヤなかんじでした。もちろんこれは官兵衛視点で見るからイヤなかんじなのであって、実際はどんな人物だったのかは私はわかりません。でも今回の放送で初めて「ああ、この人にもいろいろ事情があって、そんなにイヤな人物だったわけではないかもしれないなぁ」と思いました。

なにより、兄と妹が敵同士になってしまうのが悲しい。光は黒田家に嫁に行ったのだから仕方がないとは言え、兄はどうしても織田方にはつかないと言っている。戦うしかないのでしょうね。

身内で戦うのは今回が初めてではなく、光の姉が嫁いだ先である上月家は、結局最後には毛利家につくことになり、織田軍である官兵衛と戦うことになってしまいます。これもまた悲しい話。嫁いだ先と嫁いだ先の戦いと言っても、姉妹になんの罪があるわけでもない。悲しいです。

今回気になることとしては、やはり荒木村重。だんだん心が重く暗くなっているのがわかります。いろいろなことが少しずつ少しずつ積み重なってきていますね。来週もそれに積み重なるであろうできごとが起こりそうです。もはや寝返るのは時間の問題でしょうか。もうひとつ気になるのは竹中半兵衛の病状。とうとう寝込んでしまいました。官兵衛の良き理解者&相談相手なだけに、いなくなるのはさみしいです。

次回は信長の冷たさが表にばっちり出ますね。秀吉と官兵衛がどうするのか。楽しみです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第15回「播磨分断」感想

2014年04月14日 15時42分47秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

今日のみどころは、荒木村重と本願寺顕如との話し合いの場面でしょうか。それが凝縮されていたのは、顕如のセリフ。

「荒木殿、あなたは信長殿を本当に信ずることができますか」

荒木、揺れます。いちばん痛いところを突かれたかんじがします。自分は信長についていっていいのか。荒木、荒れます。美人な妻にも当たります。もう笑い顔は見られません。このあとの展開が恐いです。

一方、播磨。あの困ったちゃんの小寺の殿ですが、私が思っていた展開とはちがう展開になるのでしょうか。私は小寺の殿みずからが毛利へ寝返ると思っていたのだけれど、官兵衛の義兄である櫛橋左京進が小寺の殿にはなにも告げずに毛利へ寝返ったようですね。小寺の殿はそれを知らなかった。というかんじが今回はします。本当に知らなかったのか、それとも次回の放送で、実は知っていた、なんてことになるのでしょうか。どうでしょう。それともこれから櫛橋から「毛利へ行きましょう」と声がかかるのか、それとも信長が怒ってしまって小寺を攻めてしまうのか。うーん。

官兵衛の子、松寿丸が今日もかわいかったです。かわいいなかにも凛々しさが見えてきましたね。今後が楽しみです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第14回 「引き裂かれる姉妹」感想

2014年04月10日 13時58分09秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

今回はなんと言っても、山中鹿介ですね。演じていたのは別所哲也さん。官兵衛たち黒田軍がピンチになったところへ、槍をぶんぶん振り回してやってきた山中鹿介。なんだなんだ、こいつは誰だ、すげぇヤツがやってきたぞ。というかんじでした。これが山中鹿介だと気づいた宇喜多軍は早々に撤退。

その宇喜多ですが。以前にも書きましたが、陣内孝則さんがさすがです。本当に曲者っぷりがたまらない。煮ても焼いても食えないヤツ。なにを考えているのかわからない恐ろしいヤツ。そんな宇喜多直家が見事。にらみ返すしかない官兵衛。今回の大河ドラマでは、信長よりも怖いんじゃないのと思います。

別所哲也さんも陣内孝則さんも、とってもいいです。主役の官兵衛が食われてしまっていますね。がんばれ官兵衛。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第13回 「小寺はまだか」感想

2014年04月02日 20時51分10秒 | 大河ドラマ感想
4月のテンプレートは「春 > チューリップ」にしました。

さて。今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

今回の放送はあまり書くことがないなぁ。とにかく鶴太郎さん演じる小寺の殿が、本当にどうしようもなくてイヤになります。視聴者をそういう気持ちにさせるという意味では鶴太郎さんの演技はすばらしいということになりますが。

もうひとり。私がこの日記に「荒木村重がいいヤツじゃあないの!」と書いていたころの村重から、風貌が変わってきましたね。あんなに明るくて快活だったのに。暗い顔をすることが多くなりました。

戦国時代は裏切りや寝返りが日常茶飯事と言うけれど、そういうことをするにはそれぞれ理由があると思うのです。小寺の殿の場合は、もともと織田にはつきたくなかった。織田なんてそのへんの小大名が成り上がりおって。うちのほうが歴史が長いし格も上なんじゃあないの。それなのにそんなわけのわからん織田につくなんて。と思っていて、それなら毛利につくほうがいいだろうという気持ちが根本にある。そんなところへ黒田官兵衛にうまく説得されてしまったせいで、なんとなく織田についた。そんな気持ちでは織田を裏切るなんて簡単。もちろん裏切ったら攻められることを覚悟しなければなりませんが、小寺の気持ちはわかりやすい。

荒木村重に関して言えば、これはもう恋愛のようなもの。織田信長に惚れこんでついていこうと決めて、がむしゃらについてきたけれど、あれ、俺の好きだった人物はこんな人物だっけ? 最初に惚れたときのような人物じゃあなくなってきちゃったよ、あれあれ? このままついていっていいのだろうか。自分の気持ちとして、ついていく気持ちは残っているのか。うーん。というところでしょうね。

今後このふたりの動きに注目です。心の動きにも注目したいです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第12回 「人質松寿丸」感想

2014年03月27日 13時48分36秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

さて、今回の放送の主役は、前回少し書きました「松寿丸」です。官兵衛の長男ですね。演じているのは、第1回の放送で出演していた若山耀人くんです。この若山耀人くんは、第1回では官兵衛の子ども時代を演じていました。それから時がたって、今度は官兵衛の息子役で出ているわけです。

大河ドラマ「天地人」でも同じ手法が使われていました。「天地人」ですっかり有名になった加藤清史郎くん。直江兼続の子ども時代を演じていて人気が出てしまったわけですが、時がたってから直江兼続の息子役としても出演していましたね。加藤清史郎くんの場合は予定になかったけれど、あまりにも人気が出てしまったので急遽出るようになったという話を当時どこかで読んだけれど、今回はどうだったのかな。最初から息子として再出演が決まっていたのかな。

なにはともあれ、この若山耀人くんが良いです! 目の輝きが良いです! でも第1回の放送のほうが良かったなぁ。子どもの時代の官兵衛が目を輝かせていろいろなものを吸収していく様子がとても良かったです。官兵衛の息子というのは、やはり官兵衛の子ども時代と比べると、状況がいくぶん恵まれているような気がするので、貪欲になにかをつかみとろう、という気持ちは薄いような気がします。

松寿丸が馬に乗って、城から出ていくところは、私も涙が出ました。馬に乗った小さな背中に風呂敷包みを斜めにかけて。背中がまだまだ子どもで。その背中が馬の動きに合わせて揺れるのを見ていると、本当に切なくなりました。そして、信長や秀吉と会うことになります。今まで自分の城のなかで育ってきた松寿丸が、信長や秀吉の御殿にいる様子はなんだか不思議。よその場所、というかんじですね。がんばれ松寿丸。

前回、善助と結婚したのは「おみつ」ではなくて「おみち」でしたね。大丈夫かなぁ、スパイじゃあないかなぁと私は書きましたが、大丈夫そうでしょうか!? 善助の赤ちゃんがおなかにいるようです。このままなにごともなくいきますよう。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第10回「毛利襲来」感想

2014年03月12日 11時58分59秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

映画やドラマや本のお話で私が大好きなパターンがいくつかあります。それは、小さな勢力が大きな勢力を打ち負かすとき。小さな力しか持っていないものがたくさん集まって大きな勢力を打ち負かすとき。こつこつがんばってきた小さなものが大きな勢力を打ち負かすとき。

今回の放送では、そのパターンが出てきました。官兵衛のお父さんが農民に頼みごとをします。できるだけたくさんの男を連れてくること。老人でも構わないと。戦わなくていいと。女たちはありったけの布を作って旗を作ります。その旗を持って老人たちは、あたかも援軍が来たかのように声をあげ、ほら貝を吹きます。襲来してきた毛利たちはそれを見て、本当に援軍が来たのかと勘違いし、撤退していきます。うー、しびれます。

今回、やっぱり、もこみちくんがカッコ良かった! 敵(毛利)は5000人、味方は1000人。まともに戦ったら勝ち目はありません。うなだれる味方にもこみちくん演じる太兵衛は言います。

「たやすい算術でござる。1人が4人倒せばよいのでござる」

5000人対1000人だから、これじゃあ算術が合いませんよね? 味方の兵は言います。「1人、4人では、4000。1000人余るではないか」と。うんうん。余りますね。そうすると、太兵衛は叫びます。

「わしが1000人倒す!」

おお。カッコいい! 確かに算術は合いますな。太兵衛、毎回楽しみです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第9回「官兵衛試される」感想

2014年03月04日 18時54分53秒 | 大河ドラマ感想
今回の見どころはズバリ、片岡鶴太郎さんでしょう! 官兵衛の主である小寺政職を演じています。この殿が煮え切らない。人の意見にひょいひょい左右される。自分で決められない。前にも書きましたが、本当に「困ったちゃん」。これでよく殿が務まると思いますが、いよいよ務まらなくなるかもしれなくなってきました。

東に織田、西に毛利。そのあいだに存在している播磨国。現在の兵庫県ですね。播磨にはいろいろな大名が力を持っていて、そのなかでも有力な3人の大名を織田信長に拝謁させると、官兵衛は言ってしまいます。官兵衛は鶴太郎さん演じる小寺の殿を説得しますが、「ほかの2人が行くのならワシも行く」などと言う始末。そこで官兵衛はほかの2人の大名を説得に出かけます。なんとか説得して戻ってくると「やっぱり、イヤじゃ。ワシは行かん」と言いだします。おお、おお、困ったちゃん。

そこへ荒木村重がたくさんの兵を率いて挨拶に来たおかげで、小寺の殿は織田信長に会いに行くことを決めます。織田信長に拝謁する播磨の3大名。小寺の困ったちゃんを演じる片岡鶴太郎さんがうまい、うまい。織田信長の前ですっかり恐縮してしまって、おどおどした物言い。信長と目を合わせようともしない。

拝謁が終わってからは、コロリと態度を変え、威張りながら官兵衛に当たり散らします。それを見ていた竹中半兵衛は「おぬしがとっとと御着城をのっとってしまえばいいのに」などと言いますが、観ている私もそう思いましたよ! こんなに困ったちゃんの殿を抱えて、小寺家はこれからどうなるのか。目に見えています。

うまいですね、鶴太郎さん。観ていてイライラします。観客をそういう気分にさせてこその俳優でしょうか。次回も楽しみです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第7回&第8回感想

2014年02月26日 18時43分14秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマ「軍師官兵衛」の感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

感想が1回抜けましたね。今日は、2月16日放送の第7回「決断のとき」と、2月23日放送の第8回「秀吉という男」の感想です。

官兵衛の住まいは現在の兵庫県です。東から織田の勢力が迫ってくる。西には巨大な毛利家。さて、織田につくか、毛利につくか。思案のしどころです。官兵衛は迷わず織田家につくことを決断しますが、困ったちゃんなのが上司の小寺政職。演じているのは片岡鶴太郎さん。鶴太郎さんの演技が良いわぁ。困ったちゃんの様子がよく表現されています。

この困ったちゃん。いったん織田につくと決めるのですが、内心は迷っている。いろいろな人の意見にあっちに行ったりこっちに来たり。優柔不断とはまさにこんなかんじ。まさに困ったちゃん。

そして、第8回の放送のみどころはずばり、

  「たとえ百万石積まれようとも、我らの忠義はびくともいたしませぬ」

でしょう! 官兵衛の家臣である井上九郎右衛門のセリフです。泣きそうになりました。官兵衛は本当にすばらしい部下に恵まれましたね。秀吉はこうやっていろいろなところから優れた人間をスカウトしようとします。私が大ファンの上杉家からも家臣の直江兼続を同じような手でスカウトしようとしましたが、きっぱりと断られています。

秀吉はそういう意味では、部下には恵まれなかったのかなぁと思います。それに子どもにも。

いいですね、官兵衛と家臣たち。これからもこの家臣たちはずっと出演するでしょうね。楽しみです。
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