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管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」序盤感想

2015年01月15日 12時34分02秒 | 大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が始まりましたね。2回分観ました。戦国時代のドラマではないので毎回感想を書くことはしませんが、少しだけ書きます。

以前の大河ドラマ「龍馬伝」では、龍馬よりも弥太郎のほうに目が行ってしまったことを思い出しました。これは「龍馬伝」ではなくて「弥太郎伝」なのではないかと思ってしまったほどです。

今回の「花燃ゆ」も、主人公の文よりもそのお兄さんである吉田松陰のほうに目が行ってしまうのではないかと思いながら観始めましたが、いやいや、松陰よりも小田村伊之助に目が行ってしまいましたよ。演じているのは大沢たかおさん。

この小田村伊之助という人物についてはまったく知識がなかったのでいろいろ調べてみましたが、おそらく今年の後半までずっと出番がありそうな様子。よしよし。楽しみだ。だって、松陰は若くして亡くなってしまうから、出番が短そうですよね。

大沢たかおさんは和服が似合いますね。ドラマ「仁」でも和服が似合っていて、今回も似合っていて、大沢さんが洋服を着ている姿のほうが違和感があるぐらい。まあ私が洋服姿の大沢さんのドラマをほとんど観ていないからなのでしょうけれど。

それにしても、幕末のドラマを観ていると、現在の日本の政治が不甲斐なくてたまらないです。幕末、20代30代の若者が、どんな日本にしていこうか、どうしたら良い国を作れるのか、どうしたら海外からの重圧に負けないで生きていけるか、本当に真剣に考え、行動し、今の世のなかの元となるものを作ったのです。血も流れました。涙も流れました。

それなのに、彼らがそういう想いをして作り上げた日本という国は、今やどうでしょう。私たちは幕末の人たちに「どうだい? 今の日本は。あなたたちのおかげでこんなに良い国になったよ」と胸を張って言えるでしょうか。

私は「ごめんなさい。あなたたちがあんな想いをして作った国が、こんなとんでもない国に成り果ててしまいました」と言うしかないです。情けないです。悔しいです。涙が出そうです。

なにが私にできるかな。選挙権だけは必ず行使したいと思います。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」最終回「乱世ここに終わる」感想

2014年12月30日 20時40分28秒 | 大河ドラマ感想
少し早いけれど、テンプレートを「お正月 > だるま」にしました。

さて今日は、今ごろですがドラマ「軍師官兵衛」の感想です。

1年間、楽しかったです。途中、秀吉が天下をとってしまってからはちょっと退屈だったけれど、そのあと関ヶ原の戦いあたりは官兵衛がやりたいことをやっているのが、観ていて楽しかった!

私は読書が大好きですが、本を読んでいて、「ああ、この作者はこのセリフを書きたいがためにこの本を書いたんだな」と思うセリフが出てくることがあります。このドラマもきっと同じ。最終回のこのセリフ、このセリフを言わせたいがために1年間放送したのではないかと思うほど。

このセリフは、本当に官兵衛が言ったのかどうか、後世の人の創作だとも言われていて、私としてはドラマが始まってからずっと「あのセリフを最後に聞けるのかどうか」と思っていました。そうしたら、最後の1ヶ月ぐらいの放送を観ていたら「もしかしたら、これはあのセリフを言うかも」というような展開になってきました。

さあ、そのセリフを書きますよ!

如水「内府殿はおまえの手をとったと言うたが、それはどちらの手じゃ」
長政「右手にございますが」
如水「そのときおまえの左手はなにをしておった」

これですよ、これ、このセリフですよ! 

そしてこのセリフのあと、息子の長政を見つめたときの如水の顔ったら!

いやぁ、良かった。本当にこのセリフは良かった! そしてこのセリフを言ったときの官兵衛の家臣3人の悔しそうな顔と、長政の家臣のうちのひとりのきょとんとした顔。長政の家臣の後藤又兵衛はこのセリフの意味がわかっていましたね。

このセリフが聞けて、本当に良かった。このドラマを作った人たちも、このセリフを最終回に官兵衛に言わせたかったのだなぁと思いました。本当に最終回がこんなにスッキリなのはうれしい。

1年間ありがとう! とっても楽しかった!
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第49回「如水最後の勝負」感想

2014年12月08日 21時25分05秒 | 大河ドラマ感想
高校2年生の息子は、ただいま期末試験中です。お昼ごはんはお弁当ではなく、家に帰ってきてから食べます。時間が読めないので、私は息子の分も作っておいて、先に食べてしまいます。

今日も私がひとりで録画しておいた「軍師官兵衛」を観ながらお昼ごはんを食べているところへ、息子が帰ってきました。そして一緒に官兵衛を観ました。

息子は49回のうち、何回かはこうして一緒に観ています。印象に残っているのは、信長が亡くなったとき、官兵衛が秀吉に向かって「好機が訪れました」と言った回です。息子はその回を観て、「官兵衛の顔が悪そうだ」と唸っていました。

そして今回。関ヶ原の戦いの直前です。官兵衛は関ヶ原にはおらず、九州にいます。みんなが関ヶ原にいるあいだに九州を平らげてしまおうということ。いやぁ、官兵衛のいきいきとした顔! そして合間に見せる悪そうな顔! 息子もいろいろ感想を言いながら、私に質問しながら、私もそれに答えながら、楽しくこの回を観ました。中だるみしていたように思える「軍師官兵衛」も、ここにきて俄然おもしろくなってきました。

やっぱり官兵衛はおとなしくしているより、頭をおさえつけれれているより、自分の策で自分で戦うことのほうが好きなのでしょうね。

結果がわかってしまっているだけに残念ですが、関ヶ原の戦いが長引けば長引くほど、官兵衛の領地と味方は増えていったはずで、勢いが自分たちの故郷の播磨まで到達してしまっていたら、本当に天下はどうなっていたかわからない。

もうひとつ今回のみどころは、私としては長政をあげたいです。長政、立派になったなぁ。演じている松坂桃李くんもさすがです。最初は頼りないひよこ武将でしたが、ここにきて、目の色が輝きがちがいます。黒田家の当主なのだと、言い放ちましたね。そうそう、そうでなくては。

いよいよ最終回。来週の放送はお休み。最後の放送は12月21日(日)。関ヶ原の戦いです。楽しみです。息子も最終回の放送は観るから、録画を消さないでとっておいてねと言っています。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第47回「如水謀(はか)る」感想

2014年11月26日 18時30分19秒 | 大河ドラマ感想
「軍師官兵衛」の最終回は12月21日だそうです。本当は12月14日だったのだけれど、急遽、選挙が行なわれることとなり、最終回の放送は延期。12月21日となったようです。今回は第47回でしたが、第50回までということですね。あと3回分で、関ヶ原の戦いの直前となりました。

いやぁ、なんだか楽しそうです、如水。妻の光が言っていましたが、童(わらべ)のような顔をして、いきいきとしています。やっぱりねぇ、タイトルも「謀る(はか)る」ですから。軍師としての血が騒ぐのでしょうね。

息子の長政が家康側についているということは、家康が勝てば黒田家は安泰。如水が好き勝手にやっても大丈夫。これでもし三成が勝ったら勝ったで、長政はダメかもしれないけれど、如水のおかげで黒田家は安泰なのでは?と思わせる展開。

ところどころで如水が見せる、にやりとした表情がすばらしいです。若いころに秀吉のもとで策を練っていたときとはちがう、年齢を経たからこその策を見せてくれるのであろうと期待しています。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第46回「家康動く」感想

2014年11月17日 22時31分32秒 | 大河ドラマ感想
今日は少しだけ。

関ヶ原の戦いが近づいてきました。官兵衛、やっぱり戦いが近づくといきいきとしてくるように見えるのは私だけでしょうか。

今回の放送で、関ヶ原のあとが楽しみになりました。後日の創作話とも言われている、関ヶ原の戦いのあとの黒田親子の会話。もしかして、それ、このドラマでは「あり」かも? と思わせる今回の展開。

それにしても家康が悪人に見えてしょうがないです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第44回「落ちゆく巨星」感想

2014年11月04日 20時41分40秒 | 大河ドラマ感想
ずっとNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の感想を書いていませんでした。なぜかと言うとですね、観ていて「このやろー!」と思う人物が多すぎて、とても感想を書くような気持ちにならないからです。観ている人に「このやろー!」と思わせることができるというのは、それだけ俳優さんの演技力がすごいということなのでしょうけれどね。

「このやろー!」と思ってしまう人物は、なにより豊臣秀吉。やはり文禄・慶長の役は無謀。老いてからのわがままは観ていられません。それから茶々。あの目。凄みたっぷり。そして石田三成。このドラマでは完全に悪役。もうひとり、徳川家康。ほととぎすが鳴くのを待って待って待っているというかんじ。

さて、でもね、今日は感想を書きたいなぁと思うできごとがふたつありました。

ひとつは、のちに「黒田節」になった逸話。速水もこみちくん演じる太兵衛が福島家でお酒呑み対決に勝ち、槍をもらって帰ってくる話。さらっと描かれていてちょっと残念だけど、久しぶりにこのドラマを観ていて、スカッっとしました。

もうひとつは、死期の近い小早川隆景が官兵衛と話をするシーン。ちょっと調べてみたのですが、小早川隆景が亡くなったのは63歳。このとき官兵衛は50歳。ふたりで高松城攻めや、本能寺の変、それに続く中国大返しについて語ります。約14年ぐらい前の話です。秀吉たちも毛利側も大変な日々でした。官兵衛が隆景に言います。ことばがつまりながら言います。

「されど、あのころが……、あのころは……、楽しゅうございましたな」

うなづく隆景。私もうなづいてしまいました。63歳も50歳も、この時代では年寄りでしょうね。若かったころのことを思い返すと、こういうかんじになるのでしょうか。じーんとしてしまいました。

このドラマもあと少しでしょうね。最後の山は関ヶ原の戦いかな。楽しみにしています。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第38回「追い込まれる軍師」感想

2014年09月24日 18時30分25秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

私は読書が大好きですが、どうしても「ドラマ(映像)のほうがいいなぁ」と思う点があります。それは、役者さんの演技。しかもセリフがない演技。

今回の放送では、目だけの演技がすばらしかったです。官兵衛役の岡田准一さん、秀吉役の竹中直人さん、ねね役の黒木瞳さん。セリフがない。でも目で語っている。こういうシーンを観ていると、こちらにも非常に緊迫感が伝わってきました。

だんだん自分勝手で周りに対する思いやりの気持ちがなくなってきた秀吉。それに気がついているけれどもどうしようもないねね。今回の放送タイトルである、追い込まれてきた官兵衛。どの人物も目が光っていました。目が語っていましたよ。俳優さんたちってばすごいですね。俳優ですものね。

いよいよ官兵衛は引退ですかね。さみしいな。息子の黒田長政はまだまだ若いし。どんなふうにして長政と家康が仲良しになるか、注目して観ていきたいと思います。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第37回「城井谷(きいだに)の悲劇」感想

2014年09月16日 18時22分58秒 | 大河ドラマ感想
ここのところずっと大河ドラマの感想を書いていませんでした。最後に書いたのは第32回。今回の放送は第37回です。

なんだかねぇ、山を越えたかなぁという感じがします。このドラマの最大の山場はきっと本能寺の変のあとの中国大返しだと思うのです。あのとき、泣き叫ぶ秀吉に官兵衛が冷静に「好機が訪れましたぞ」と言う。そここそが山場だったと思うのです。

秀吉はこのあと官兵衛の言うとおり、好機に乗って天下人になっていきます。そこへ登り詰めるまでが秀吉の人生をはたから見ている人にとってはとても楽しいドラマ。そこから先はいまひとつなのです。無謀とも思える文禄・慶長の役、異常とも思える側室淀殿と我が子秀頼への愛。いろいろなものを手にしていく過程は楽しいけれど、手に入れてしまったあと、人間こうはなりたくないという見本のようです。

官兵衛と二人三脚で登っているときは良かった。でも天下を治めつつある秀吉にとって、もはや官兵衛は邪魔でしかない。もっと自分の言うことをきく人間のほうが使いやすい。敵に回したら怖い官兵衛は、遠ざけておくに限る。

それがそこここに現われているから、ドラマを観ていてもおもしろくない。長丁場のドラマですから、それに岡田くんだし、官兵衛に肩入れして観ているわけです。それが秀吉のせいで不遇なのは観ていてもつまらない。史実なのでしょうがないのですけれど。

今回、ちょっと立派になった加藤清正と福島正則がそろって出てきましたね。関ヶ原の戦いというのは、ただ単に「家康vs三成」というだけではないのですが、官兵衛視点で観てみると、やはり三成はイヤなやつですねぇ。清正、正則、そして官兵衛の息子の黒田長政。こうした秀吉側の人間がどうして家康側についてしまうようになるのか。それがこのドラマでどれぐらい描かれるのか、そこに注目して観ようと思っています。

今回の放送で官兵衛の家臣である善助が秀吉と話し合いに行きます。秀吉は官兵衛のことをうらやましがります。官兵衛には良き家臣がいると。そうそう、そのとおり。豊臣家が生き残れなかったのは、秀吉に(早い時期からの)跡取りがいなかったからと、良き古き家臣がいなかったから。善助、危なかった。

もこみちくん演じる母里太兵衛のみどころもちゃんと放送してくれるかな。それも楽しみに待つことにしましょう。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第32回「さらば、父よ!」感想

2014年08月11日 22時22分50秒 | 大河ドラマ感想
前回、第31回の感想は書けませんでした。さて、第32回の感想です。

ああ、官兵衛パパー! 1月から8月まで、本当に本当にパパはすばらしかったです! 演じていた柴田恭兵さん、おつかれさまでした。本当に良かったです。

あんなお父さん、欲しいわ。あんな上司、欲しいわ。あんなおじいちゃん、欲しいわ。腕っぷしが強いのもあこがれるけど、心が強い人というのにもあこがれます。息子に家督を譲ってからは、出しゃばらず。しかしみんなを影で支えていく。アドバイスが必要な人にさりげなくアドバイスする。アドバイスを求めてくる人には適したアドバイスを与える。最後のナレーションに「慈愛に満ちた人」という表現があったけれど、まさにそのようにドラマでは描かれていましたね。

人が亡くなるときというのは、どういうものなのだろうと思います。すーっと、これ以上心臓は動きません、肺は動きません。動きを停止しました。というものなのでしょうか。官兵衛パパ、すーっと穏やかに亡くなっていきました。それもまた観ていて感動しました。これぞ官兵衛パパ。

さみしくなるなぁ。官兵衛パパの抜けた穴を埋めるには、孫の黒田長政はまだ幼すぎますね。がんばれ、長政。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第30回「中国大返し」感想

2014年07月28日 20時34分00秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

大河ドラマもはや30回ですよ。半分は越えましたね。ドラマに関する予備知識なしで観ているのですが、どこまで描くのでしょう。官兵衛が亡くなるまでかな、やっぱり。

さて、本能寺の変のあと、明智光秀を「上様の敵(かたき)」と呼び、光秀を討ち果たそうと京都へ帰ってくる秀吉軍。秀吉軍よりも先に途中の城や村に行き、おむすびや草履を用意させていたというのは有名な話。それをドラマで観るのは「百聞は一見にしかず」ですね。手にした草履をかかげ、いかにも「草履、どうぞー。履き替えなさいなー」と叫んでいるであろう人や、おむすびの山を配る人たち。ああ、こういうふうだったのだろうなぁと実感します。

官兵衛という人は、武力よりも知力。ドラマ後半になるにつれ、年齢も上がってくるし、その「知力」の部分が際立ってきましたね。今回のみどころにも、丹羽長秀との交渉がありました。苦手な人とも交渉しなければならない。自分たちを嫌いな人とも交渉しなければならない。自分より上の人とも交渉しなければならない。ゆずれるところ、ゆずれないところ、いろいろあるでしょう。秀吉に代わってみごとに交渉する官兵衛。官兵衛のそういうところを秀吉が買っていたのだと思います。

交渉するには相手を知らなければならない。戦いの状況や地理も知らなければならない。官兵衛のそういう頭の良さは、秀吉にとってすばらしい武器だったでしょうけれど、それがドラマ後半には、すばらしいゆえに怖くなる。そのへんの心理も描かれるのでしょうね。楽しみです。

秀吉が光秀を破ってからは、秀吉の天下統一が進むわけですが、まだまだ困難が残っていますね。それらをどうさばくのかも楽しみです。

もうひとつ私の楽しみは、黒田長政、加藤清正、福島正則の3人です。この仲良し3人が今後どうなっていくのか。関ヶ原の戦いまで描くよね? 楽しみにしています。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第29回「天下の秘策」感想

2014年07月24日 12時12分21秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

私個人が思う今回のみどころは、後半における小早川隆景と官兵衛とのやりとり。隆景を演じているのは鶴見辰吾さんです。

本能寺の変が起こったあと、秀吉と毛利の会談において、「信長が死んだ」ということを毛利側は本当に知らなかったのか。安国寺恵瓊は知っていたのか。いろいろな説があるようですが、このドラマでは安国寺恵瓊は知っていて、でもそれを小早川隆景には言わなかった。という設定のようですね。

まず官兵衛と恵瓊のやりとり。それから番組後半での小早川隆景と官兵衛とのやりとり。これがみどころでしょう。

戦国時代のドラマを観ていたり、本を読んでいたりすると、合戦で戦うシーンがやはりおもしろいわけですが、こういう心理合戦もドラマで観ると緊張感があり、また楽しいものだなぁと今回のドラマを観ていて思いました。

こういうことを言ったら相手はどう言うか。官兵衛も「賭けだ」と言ったし、恵瓊も「その賭けに乗った」と言う。そこに至るまでのお互いの心理はどんなものか。俳優さんって、すごいですね。本ではなくドラマだと顔の表情を観ることができますね。

後半の小早川隆景と官兵衛とのやりとりは、もう毛利にとっては和睦して人質まで出してしまっているので、どうしようもない。もちろん東へ向かう秀吉軍を追うことはできる。でももし追ったとしたら?

せき止めておいた川の堤を壊し、「追えないようにしておけ」という隆景の顔がとても良かったです。なんだか晴れやかな顔をしていたような。もう毛利がやることはひとつもない。というような顔だったような気がします。

天下を取らない。家の存続を第一に考える。そういう毛利がここで秀吉に恩を売っておいたほうが得だと考えるのはもしかしたら自然な話かもしれません。そのおかげで、幕末まで家が存続し、倒幕に大きな役割を果たすのですものね。

来週は「中国大返し」。どんだけ早く帰ってくるのか。楽しみです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第28回「本能寺の変」感想

2014年07月17日 11時45分50秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

前回の第27回の放送を、息子と一緒に観ていました。期末テストが終わったからだったかな。いろいろ質問してくるので、ビデオを止めながら解説しながら観ました。そうしたら息子が「本能寺の変の回、消さないで取っておいてね」というので、取っておいてまた一緒に観ました。私はひとりでも観たし、息子とも観たし、この第28回は2回も観てしまいました。

今回のみどころはふたつ。ひとつめはやはり本能寺で戦う信長でしょう。江口洋介さんの信長は、ぼさぼさ頭のうつけもののときのほうがいいなぁ、晩年を演じるにはまだ若いような気がするなぁと思っていたのだけれど、本能寺の変の信長は良かった! 人間50年。思う存分生きた! という信長。思う存分生きたであろうけど、きっとまだやりたいこともあっただろうなぁ。無念だろうなぁ。いや、是非に及ばずかなぁ。などと思いました。

今回の放送のタイトルが「本能寺の変」なのですから、本能寺で戦う信長がみどころなはずなのだけれど、もうひとつみどころがありました。それは官兵衛が秀吉に話をする場面です。これは歴史にも残っていて、いろいろな小説やドラマでも描かれていて有名な場面ですね。信長が亡くなったと知って大泣きする秀吉に「好機が訪れました」と官兵衛が言う場面です。

いやぁ、こここそが今回のみどころでしょう。本能寺での戦いがかすんでしまいましたよ。それにしても官兵衛の悪そうな顔! 悪そうと言ったらちょっとちがうなぁ。策士の顔ったらない。笑っているような顔だったけれど、秀吉に話をしたあとになにをどうしたらいいか、ものすごい数の策略が頭のなかをかけめぐっていたでしょうね。息子もこの場面には唸っていました。俳優さんってすごいねって。

音楽の使いかたがまた良かったですね。秀吉に官兵衛が語る、ここぞというときに番組のテーマ曲の一番良いところが使われていました。盛り上がるよねぇ。

軍師って策士よねぇ。本願寺顕如のまた悪そうな顔。官兵衛は、顕如には信長が亡くなったことを知らせてしまっていますね。一世一代の賭け。さあ次回も楽しみです。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第27回「高松城水攻め」感想

2014年07月07日 18時12分35秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

今回の放送の目玉はなんと言っても徳川家康でしょう! 今回のドラマで家康初出演です。演じているのは寺尾聰さん。家康を演じるのが寺尾さんとわかってから今日まで、いったいどんな家康になるのだろうと思っていましたが、まあなんともいいじゃあありませんか!

どこが良いかと言うと、寺尾さん演じる家康がとってもとっても悪そうなところ! 腹黒タヌキですわ! いやぁ、こういう悪そうな家康、いいじゃあありませんか。まあね、私はアンチ家康で、家康は悪いヤツと思っているので、そういう気持ちが最初っから入ってしまっているのでしょうけど、今回の家康が悪く見えて悪く見えてしょうがない。

腹のなかでは黒いことを考えながら、表情はあっけらかんとしていて、すっとぼけタヌキという家康も過去のドラマにはありました。でも今回は黒い! そういう脚本なのか、寺尾さんの演技力なのか、両方なのか。いやぁ、楽しい。

今回は、高松城がいよいよ水浸しになってしまったり、後藤又兵衛が黒田家に戻ってきたり、光秀がいよいよ信長を討とうと決意したり、有名なセリフ「敵は本能寺にあり!」が放たれたりして、みどころはたくさんあったのだけれど、私個人の意見としては、今回のみどころの一番は家康でした。今後あの腹黒タヌキ家康がどう動くか楽しみです。

家康ファンのかた、ごめんよぉ。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第26回「長政初陣」感想

2014年07月01日 21時00分47秒 | 大河ドラマ感想
7月になりましたね。テンプレートを「夏 > フィッシュワールド」にしました。

今日の日記は大河ドラマの感想です。興味のあるかたはお付き合いください。

今回のみどころはなんと言っても、黒田長政でしょう! 松坂桃李さんが演じていますが、いいですねぇ、若々しくて。でもね、黒田官兵衛役の岡田准一さんも、その家臣役を演じている濱田岳さん、速水もこみちさん、高橋一生さん、みなさん若く見える。

そこで私はちょっと調べてみましたよ。本能寺の変があった1582年、いったい黒田官兵衛と黒田長政はいくつだったのか。諸説あるようですが、官兵衛は36歳。長政は14歳です。

さてさて、それを頭に入れて今回の放送を振り返ってみると、長政の幼稚さもしょうがないなぁと思いませんか。まだまだ戦いかたなんてわからないでしょう。そんな長政を複雑な想いで官兵衛は観ています。そんな達観したかのような官兵衛だって36歳。現代で考えればまだまだですよね。

もうひとつ。加藤清正と福島正則が出てきましたね。このふたりと黒田長政は秀吉とねねのもとで小さいころを過ごし、その後みな立派な武将となり有名になるわけですが、そういう武将3人の若かりしころが描かれていて、とっても良かったです。今回のドラマは関ヶ原の戦いも描かれるだろうから、この3人のこれからの関係性と行動が楽しみです。

小さい松寿丸が出なくなってしまってさみしいな。また出ないかな。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第25回「栄華の極み」感想

2014年06月24日 18時34分16秒 | 大河ドラマ感想
大河ドラマの感想が1回抜けました。第24回「帰ってきた軍師」は書く時間がありませんでした。今日は第25回「栄華の極み」の感想です。

と言っても、短いです。今回のポイントは死んでいく宇喜多直家が発したことば、

「信長は危うい(あやうい)」

でしょう。このひとことにつきます。信長は危うい。そう思わせるポイントがまるで伏線のようにフラグのようにちらちらしていました。それにちらちらと気づき始める周りの人々。

それから今回楽しみにしていたのは、なんといっても官兵衛の息子である黒田長政! 演じているのは松坂桃李さん。楽しみにしていたけれど、出てきたのは最後にほんのちょこっとでしたね。本格的な活躍は来週からのようです。たくさん出そうなので楽しみ。

ああ、でも、松寿丸くんがそうすると出なくなっちゃうのよね。彼、良かったなぁ。凛々しくてかわいかった。また出ないかしら。
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