激変する未来に向けて、銀色狼の備忘録

遠くない未来、地球も世界も激変すると直感している。愚人は何を考えどう行動していくのか、趣味と生活を含め、その備忘録とする

ICBMは迎撃できるのか?

2017-05-31 07:47:17 | 米国

米軍、初のICBM迎撃実験に成功…北をけん制
読売オンライン2017年05月31日 05時59分

 【ワシントン=大木聖馬】米ミサイル防衛局は30日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃実験を同日、初めて実施し、成功したと発表した。
  
 北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返し、米本土を攻撃可能なICBMの開発に向けて技術力を高める中、米軍のミサイル防衛能力の高さを誇示し、北朝鮮をけん制する狙いだ。

 同局によると、太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁にある米軍施設からICBMを模したミサイルを打ち上げ、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地に設置した地上配備型ミッドコース防衛(GMD)システムから迎撃ミサイルを発射して、大気圏外で迎撃した。(抜粋終了)

 

(私見)

米軍のミサイル防衛システムは進化しているようです。たぶんこの分野では他国の追随を許さないでしょう。もちろんこれは初期段階の実験で実戦配備まではまだ多くの課題が残っていると思っています。ただ、戦争や武器の分野では基本的に攻撃側が有利なわけで、「盾と矛」を比べると矛が常に有利なのは変わりません。

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プーチン大統領は核戦争を含む世界大戦に備えている

2017-05-23 07:47:58 | ロシア

落合信彦氏 「プーチンは戦争したくて仕方がない男だ」
ZAKZAK 2017.05.22

 アメリカと北朝鮮による武力衝突が懸念されているが、「朝鮮有事とともに脅威となっているのは、米ロの衝突が起きること」と指摘するのは、ジャーナリストの落合信彦氏だ。

 昨年秋に上梓した『そして、アメリカは消える』で指摘したように、プーチンは戦争したくて仕方がない男だ。

 プーチンは2014年にクリミア半島を略奪し、ウクライナと戦争を起こした。さらに、アサドをIS(イスラム国)の攻撃から防ぐという口実をつけて、シリアに介入した。あの男は、自分が世界の覇者だと考えているのだ。

 米軍のミサイル攻撃は、シリアでの米ロ衝突につながる可能性がある。トランプとプーチンというまともではない指導者のことだから、それが全面的な戦争に発展することさえ懸念される。

 クリントン政権で国防長官を務めたウィリアム・ペリー氏も一昨年の講演で、「アメリカとロシアの間で核戦争が起きる可能性が大きい」と語っている。ペリー氏の主張が、信憑性を増してきたのだ。(以下略)

(私見)

プーチン大統領は以前から欧米とぶつかって世界全面核戦争になる可能性を考慮して準備をしているのではないかと私は思っています。現在の世界の状況は非常に危ういもので、北朝鮮の核ミサイルだけではないのです。サウジアラビアとイランの状況も一触即発であり、米国もサウジアラビアへの軍事的テコ入れも行っています。

プーチン大統領に対して落合信彦氏の言う「彼は戦争したくて仕方のない男だ」には賛同しかねますが、「戦争への備えを怠らない男だ」と言うのが私の評価です。世界全面核戦争などと書くとちょっとSFじみて現実離れしていると思われるでしょうが、私は高確率で2020年代半ばころまでには起きるのではないかと考えているのです。そしてそれが現実の未来であろうと私は直感しているのです

 

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北朝鮮のIRBMはほぼ完成している、、、あとは量産だけ

2017-05-20 07:49:07 | 北朝鮮

北ミサイル、米「弾頭の大気圏への再突入成功」
読売オンライン2017年05月20日 01時27分

 【ワシントン=大木聖馬】米NBCテレビは19日、複数の米政府当局者の話として、北朝鮮が14日に発射した新型の中長距離弾道ミサイル「火星12」で、弾頭の大気圏への再突入を成功させたと伝えた。
  
 北朝鮮が米本土への攻撃のために完成を目指している大陸間弾道ミサイル(ICBM)は、大気圏再突入の技術が欠かせず、同当局者らは「重要な技術的進展」と見て、警戒を強めている。

 北朝鮮はこれまで、技術的に非常に難しいとされる弾頭の再突入技術獲得のため、実験を重ねており、2016年3月にも大気圏再突入模擬実験に成功したと発表している。朝鮮中央通信は今回の発射について「過酷な(大気圏)再突入環境の中で、弾頭部の誘導特性と、核弾頭爆発システムの動作の正確性を実証した」と主張していた。米政府当局者の見方は、北朝鮮の主張を追認した形だ。

 

(私見)

北朝鮮の核ミサイル技術について以前から専門家とか解説者がまだまだとかかなり甘く考えて発言している人が多かったようです。高度な知識がなくとも北朝鮮が積み重ねてきた実験をちゃんと見ているとどの段階まで来ているかわかったはずなのですが、、、大変愚かですね。さて、ここにきてようやっと米国もすでに昨年の段階で北朝鮮が再突入実験に成功していた(過去形)ことを認めたようです。核弾頭の方もブースト核爆弾(メガトンクラス、広島長崎クラスの約100倍程度の破壊力)を核弾頭にできるほどの小型化に成功していると考えるべきでしょう。なぜなら、北朝鮮はミサイルと核弾頭の開発を同時進行で行っていたからです。今年中にメガトンクラスのIRBM完全完成するのではないでしょうか。具体的には核実験はあと数回、1,2回程度でしょう。来年中には約30発程度のIRBMが量産されることになります。もちろん、現状でも数発あるいは10発程度の核ミサイルを保有している可能性は非常に高いわけです。

この段階で北朝鮮を空爆しても核弾頭やミサイル関連施設は空爆に耐えられる地下などに有る為、実質的効果はほとんど効果はないだろうと思います。2年を待たずして北朝鮮の脅威は現実のものとなる、、、わけです。

甘い予測や希望的観測を振りまいた、、、そしてそれを信じてしまった付けは大きいのではないでしょうか?

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もうすでにいろいろと手遅れでしょうね。北朝鮮のICBM実戦配備は現実の問題。

2017-05-16 07:35:43 | 北朝鮮

「北」ICBM実戦配備は2~3年後か

フジテレビ系(FNN) 5/16(火) 5:02配信


北朝鮮が14日に発射した弾道ミサイルについて、韓国メディアは「ICBM(大陸間弾道ミサイル)」の実戦配備には、まだ時間がかかるとの見方を示している。
14日発射された弾道ミサイルについて、韓国メディアは、落下速度について、「ICBM」のマッハ24には及ばないものの、中距離弾道ミサイル「ムスダン」の最速、マッハ15を超えていると伝えている。
また、正常な角度で撃てば、4,000kmから5,000km飛行し、着実な技術的進展が見られるとして、ICBM開発への道が開かれたと分析している。
しかし、発射の際の熱や、圧力への耐久性に課題があったとみられ、専門家は、大気圏再突入技術など、ICBMの実戦運用には、あと2~3年かかるとみている。
最終更新:5/16(火) 5:02

(私見)

以前から北朝鮮の核ミサイルはまだとかムリとかの論調が多かったのですが、先日のムスダン(新型?)ミサイルが高度2,000kmを越えた状況で一変したようです。2年後には隣国の核ミサイル恫喝に耐えられるのか?と言う現実です。核兵器廃絶は理想かもしれませんが、、、現実はもっと厳しい時代がやってくるわけです。

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昨日の北朝鮮のミサイルはIRBM(中距離弾道ミサイル)のムスダンのようです

2017-05-15 07:35:03 | 北朝鮮

「新型ミサイル試射成功」=北朝鮮
時事ドットコム2017/05/15-06:52
 


 【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、新型の地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」の試験発射に成功したと報じた。金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会った。
 北朝鮮は14日、北西部・亀城から弾道ミサイル1発を発射しており、これを指すとみられる。

(私見)

昨日のミサイルの事を北朝鮮はミサイル「火星12」と呼んでいますから、前回ムスダンミサイルの事を「火星10」と呼んでいましたから、ほぼ同様の中距離弾道ミサイルIRBMのムスダンでしょうね。移動発射式なのが発射兆候をつかみ難いという厄介なミサイルですね。

北朝鮮
諸元
重量 12,000kg
全長 12.5m
直径 1.5m

射程 3,200–4,000 km
精度 CEP1,300m
弾頭 核弾頭 12-50kt
生物弾頭
化学弾頭
炸薬量 650-1,200 kg

エンジン 液体燃料ロケット
推進剤 非対称ジメチルヒドラジン
赤煙硝酸
誘導方式 慣性航法装置
発射
プラットフォーム
輸送起立発射機
(MAZ-7916)
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