激変する未来に向けて、銀色狼の備忘録

遠くない未来、地球も世界も激変すると直感している。愚人は何を考えどう行動していくのか、趣味と生活を含め、その備忘録とする

豊洲市場に「凍土壁」と「爆破弁」を設置してはどうか?

2016-09-15 19:51:09 | 原子力災害

豊洲市場には地下に2000トンの強アルカリ性汚染水が貯留し、地下空洞にはガスが貯留しているそうです。大変危険な建築物らしいので本格的な対策が望まれます。

共産党都議団と都議会公明党の「視察動画」を公開!豊洲市場の地下の水は「強アルカリ性」水深最大20センチ

産経ニュース 2016.9.15 12:30更新

 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の主要施設下で、都が土壌汚染対策に実施したとしていた4.5メートルの盛り土が行われていなかった問題で、共産党都議団は14日、豊洲市場を視察し、盛り土のない青果棟の地下空洞にたまっていた水を調べた結果、強アルカリ性だったと発表した。(抜粋終了)

 

豊洲市場「爆発」の恐れも 地下空洞に引火性ガスの危険性
日刊ゲンダイ 2016年9月15日

 (一部抜粋) そもそも、外部識者の専門家会議がなぜ、盛り土を提言したのかというと、汚染土壌から発がん性の高いベンゼンなどの有害物質が揮発し、建物に拡散するのを防ぐためだ。それが汚染土壌の上を砕石層で覆っただけなんて、シロートが考えても揮発したベンゼンが空気中に広がっていることが容易に想像できる。

  ベンゼンは発がん性以外に「引火性」も高い化学物資だ。工業会などの資料によると、〈揮発性が高くかつ引火性の強い液体であり、空気との揮発性混合ガスを形成〉〈屋内、屋外または下水溝で爆発の危険がある〉と注意喚起されている。(抜粋終了)

 

(私見)

築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の問題は基本的に東京都の問題であまり興味はなかったのですが、、、騒ぎになっているようなので、野次馬的にちょっと考えてみました。基本的に東京都の職員が勝手に変更(笑)して盛土を行わず、地下が空洞になって、その空洞に①汚染水が貯留している②引火性ガスが貯留している2点が問題になっているようです。まぁ、この程度の事は以下の2つの対策で何とかなるのではないのでしょうか?

①汚染水が貯留している→凍土壁を作れば汚染水は流入しない

②引火性ガスが貯留している→爆破弁を設置して内圧を下げれば爆発は防げる

2つとも既に日本で行われた実績があるので「豊洲市場」で行えば済むのはないだろうか?

今回の問題に対する銀色狼の提案:「豊洲市場」に「凍土壁」と「爆破弁」の設置を急げ!(笑)


原発事故収束に向けて世界に助けを求めてはどうか?

2013-08-07 19:58:30 | 原子力災害

福島第1原発:汚染水対策に国費投入…政府検討
毎日新聞 2013年08月07日 13時01分(最終更新 08月07日 13時02分)


 政府は7日、東京電力福島第1原発の放射性汚染水問題をめぐり、対策費用の一部を国費で補助する検討に入った。経済産業省が2014年度予算の概算要求に盛り込む方針だ。これまでも廃炉や事故収束に関係する研究開発費用は国が支援していたが、汚染水対策への補助が決まれば、国による初めての直接支援となる。国がより踏み込んだ対策を取る方針を明確に示して、処理対策を確実に進める構えだ。【大久保渉】


地球変動を受け入れる愚人の備忘録-osen4


福島第1の汚染水、1日300トンが海に流出と試算=資源エネルギー庁


[東京 7日 ロイター] - 資源エネルギー庁幹部は7日午後、東京電力福島第1原発の敷地内から1日あたり約300トンの汚染水が海に流出しているとの試算を明らかにした。同幹部によると、3日に今回の試算内容を確認したという。
同日開催された、政府の「原子力災害対策本部会議」後の記者説明で資源エネルギー庁原子力発電所事故収束対応室の新川達也室長が明らかにした。


エネ庁の説明資料によると、福島第1原発1─4号機には、1日約1000トンの地下水流入があり、このうち約400トンが建屋に流入。残りの約600トンの一部が、放射能の汚染源に触れて海に放出されている状況だという。



私は福島第一原発事故は収束するのが非常に難しい事故であると思っております。一企業たる東京電力に任せて良いものではないでしょう。確かに東京電力が責任取るべきだと、結果責任からは考えられますが、そのような感情的な問題よりも、東京電力には福島原発事故を収束する能力はないのではないかと思っております。それは、技術的な面だけではなく、資金面や人力面でもこの福島原発事故収束のためには国家規模の対応が必要であろうと考えるからです。日本の未来を考えるなら、国際社会に助けを求めても良いのではないかとも思っております。。。。出来ないものをやれと言われても、出来ませんでしたで済む問題ではないでしょう。企業や国家のプライドよりも、、、国家の未来の方が大事だろうと思うからです。



私は個人的にスズ棺を提案していましたが、実は2011年5~6月頃に佐藤記者が私のアイディアをネットで知り、東京電力に質問してくださいました。以下簡単にその当時のやり取りです。



2011年5月~6月頃だったと思います。もしかすると7月かもしれません。以下、当時のやりとりの抜粋です。




回答する記者団
融点、沸点が低い金属を原子炉、格納容器に流し込んで燃料と合金化、純度を下げるという案はどうか。
東電:低融点の金属を入れて固めるという案は知っているが、現実問題として球状に加工して中に入れるのは非常に難しい。
安定的に冷却する循環注水冷却を採用した。


「難しい」というがパチンコ玉を使えばいいという案だが。
東電:配管も上から下に斜度がついているものではない。上に行くこともある。
どこかで詰まってにっちもさっちもいかなくなるリスクもある。


直径数ミリのものであればいけるのでは。
東電:技術的には可能かもしれないが、何か試してみるというわけにもいかない。
より低リスクな水による冷却を選択した。


合金化すること自体はどうか。
東電:技術的な可能性としてはあるが、どうやって冷却を継続するのかなどの問題は引き続きあると思う。



この中で重要なのは水ではなく、スズによって核燃料を冷却する事は可能であると言う事を東電も認めており、問題は固体スズを球状加工するのが難しい。その核燃料にスズを送り込めないと考えている事です。わたしは、既に(2011年3月の時点で)核燃料の入っていた格納容器の健全性は絶たれており、既にメルトダウンあるいはメルトスルーしてただろうと当時考えていたので、上部より直径11mmの穴を開ければ固体スズのパチンコ玉を送り込めると考えていました。また、クロムメッキした固体スズのパチンコ玉を作るのは日本には多くのパチンコ玉工場があり、数ヶ月でも大量に作れるであろうとも考えていたわけです。スズはそれだけでもタンブラーや缶詰の材料になり、耐腐食性も強く、水に混じっても毒性はありません。また、クロムメッキをするのは表面に硬い金属の加工を行って球状表面に傷が付かないようにして、転がりやすくして、詰まりにくくするためです。また、耐腐食性も強くなるからです。




以下参考にして下さい。


固体錫をパチンコ玉にして原子炉を冷却するのはどうか?





福島第1原発、汚染水問題「深刻で、切迫している」

2013-07-31 22:59:50 | 原子力災害

.福島第1原発、汚染水問題「深刻で、切迫している」=田中規制委員長
時事通信 7月31日(水)16時52分配信


 東京電力福島第1原発で放射能汚染水が増加し続けている問題で、原子力規制委員会の田中俊一委員長は31日、定例会見で「かなり深刻で、切迫している」と述べた。
 田中委員長は「汚染されていない水を捨てる了解をいただかないと、原発の後始末は不可能」とし、放射性物質濃度が基準値以下の水は海洋放出が必要との認識を改めて示した。東電に対しては「必死になって頼む姿勢が足りない」と述べ、引き続き漁業関係者らを説得するよう求めた。


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 同原発では汚染された地下水が海へ流出していることが判明し、東電への不信感が高まっている。汚染前の地下水の海洋放出にめどは立っていないが、田中委員長は「(海へ)捨てさせてくださいと言うのは私たちの仕事ではない」とも語った。 
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私は以前、2011年5月17日に「固体錫をパチンコ玉にして原子炉を冷却するのはどうか?
」と言う記事を書きました。メルトダウンした核燃料を水棺(水で冷却する)だけでは核反応を止める事が出来ず、汚染水が大量に発生して現状では早晩収拾付かなくなるのではないでしょうか?水棺と平行しながら、固体錫を使った錫棺を行う事は現時点でも可能だと思っております。福島の原発事故で誰の責任だとか、補償問題とかばかりが言及されていますが、、、核燃料の暴走を止めて、溶融した核燃料を取り出して安全に保管する事こそが最優先事項だと私は思います。原子炉の専門家達がこの問題をスルーして、逃げてばかりいる現状にはあきれるばかりです。



福島の原発事故の溶融した核燃料をどうするか、、、やはり基本に立ち返ってこの問題を解決すべきでしょう。





福島県 健康調査で秘密会

2012-10-04 18:48:47 | 原子力災害

東日本大震災:福島第1原発事故 福島健康調査「秘密会」 県、出席者に口止め 配布資料も回収
毎日新聞 2012年10月03日 東京朝刊



 東京電力福島第1原発事故を受けた福島県の県民健康管理調査について専門家が意見を交わす検討委員会で、事前に見解をすり合わせる「秘密会」の存在が明らかになった。昨年5月の検討委発足に伴い約1年半にわたり開かれた秘密会は、別会場で開いて配布資料は回収し、出席者に県が口止めするほど「保秘」を徹底。県の担当者は調査結果が事前にマスコミに漏れるのを防ぐことも目的の一つだと認めた。信頼を得るための情報公開とほど遠い姿勢に識者から批判の声が上がった。【日野行介、武本光政】


 9月11日午後1時過ぎ。福島県庁西庁舎7階の一室に、検討委のメンバーが相次いで入った。「本番(の検討委)は2時からです。今日の議題は甲状腺です」。司会役が切り出した。委員らの手元には、検討委で傍聴者らにも配布されることになる資料が配られた。


 約30分の秘密会が終わると、県職員は「資料は置いて三々五々(検討委の)会場に向かってください」と要請。事前の「調整」が発覚するのを懸念する様子をうかがわせた。次々と部屋を後にする委員たち。「バラバラの方がいいかな」。談笑しながら1階に向かうエレベーターに乗り込み、検討委の会場である福島市内の公共施設に歩いて向かった。



ついでに北海道新聞(2012.10.04.朝刊)も載せておきます


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このような秘密会を開いてまで、福島原発事故による放射能の影響を知らせたくないんですね。原子力ムラの人達は子供達の未来よりも原子力の未来を守ろうとしているのがありありですね。



甲状腺検査の実施状況(平成24年度)及び検査結果(平成23年度・24年度)についてpdfファイル(2012年9月11日発表)



上記pdfファイルから、16ページの「甲状腺検査の結果概要②」を抜粋します



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平成24年度調査での「のう胞」率は、6~10、11~15歳の女児で50%を越えているようです。同年代の男児でもほぼ50%でしょうか。。。不思議な事にあまり話題になっていないようですが、、、



小児の甲状腺ホルモン分泌は小児の発達に影響がありますからね。。。早期に血液検査の対象を拡げ、その結果ホルモン分泌異常があるなら治療した方が良いのではないでしょうか?



原発事故の放射能影響で甲状腺異常が起きているなら、甲状腺癌だけが治療の対称だとは思いません、甲状腺分泌ホルモン異常も治療の対称だと思いますが、、、違いますかね?



それとも、通常の原因とは異なる原因で起きている甲状腺ののう胞に血液検査は必要ないとか、小児の甲状腺分泌ホルモン異常に治療は必要ないとか、直ちに影響はないと、言い切れるのでしょうか?




甲状腺のホルモン異常について



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原発事故の責任を取らないと閣議決定

2012-06-30 13:23:46 | 原子力災害

野田首相は「首相の任務として再稼働を決めた」、「自分のした事の結果、事故が起きてもその被害について責めを負う気はない」と言う事を福島みずほ参議院議員の6月21日の質問主意書に6月29日に答えている。。。。って、、、、オイッ(笑)!



野田首相、原発事故の責任を取らないと閣議決定
 週刊金曜日 6月29日(金)16時49分配信


地球変動を受け入れる愚人の備忘録-ノダ


 関西電力大飯原発3号炉(福井県おおい町)が7月1日夜にも起動すると報道されるなか、野田佳彦首相の無責任ぶりがあらためて浮かび上がった。6月29日夕方からの首相官邸前抗議行動の参加者をはじめ、全国各地・世界からさらなる怒りの声が上がりそうだ。


 大飯原発3、4号炉の運転再開について、野田佳彦首相は「最終的には総理大臣である私の責任で判断を行いたいと思います」と5月30日の記者会見で述べた。インターネット上などでは即時に「福島をみてるのか!事故の責任を取れるわけがない」「どうやって責任を取るんだよ」などの批判が出た。


 この「責任の範囲と内容」について、きっちりと問いただしたのが、福島みずほ参議院議員(社民)だ。6月21日に提出した質問主意書で次のように質問している。
〈「私の責任で再稼働を判断した」原発が事故を起こした場合、「事故を起こした責任を野田首相が負う」と理解してよいか。その場合、東京電力福島原発事故で明らかなように、国家社会に与える被害は莫大になることも想定すべきだが、首相としてどのように責任を取るのかをその賠償方法を含め、具体的に説明されたい〉


 この質問に対し、政府は6月29日、「政治的判断を必要とする国政上の重要な問題であり、内閣の首長である野田内閣総理大臣がこれに関与し責任を持って判断を行うという趣旨で述べた」との答弁を閣議決定したのだ。その一方で、事故発生時の賠償については「原子力事業者がその損害を賠償する責めを負う」などと従来の枠組みの説明にとどまっている。


 つまり、「首相の任務として再稼働を決めた」が、「自分のした事の結果、事故が起きてもその被害について責めを負う気はない」ということだ。(抜粋終了)。



この野田首相と同じような発言が、昨年の2011年8月15日に日本原子力学会の声明がありました


[PDF]福島第一原子力発電所事故調査に関する声明について ... - 日本原子力学会


この学会が声明を出して、福島事故の原因調査をする委員会に、「事故の調査で、個人の責任追及をするな」と言っているのです。この意味は、これまでも、「原子力の世界は個人としての責任を取っていない、これからも取らない」と言っているのです(笑)。



呆れ果てますね、、、、何なんですか、この無責任ぶり、、、








さて、6月29日には「反原発デモ」があったようです。



全国各地で原発抗議 官邸前「15万人」で騒然
朝日新聞2012年6月29日23時4分


 関西電力大飯原発(福井県)の再起動を7月1日に控え、反対する市民らの抗議行動が29日夜、首相官邸前であった。毎週金曜日夜を中心に実施されてきたが、主催者はこれまで最高だった前回の約4万5千人を大きく上回る15万~18万人が集まったとしており、官邸周辺は騒然となった(警視庁調べで約1万7千人)。同じ時間帯に全国各地でも抗議行動があり、反対の声は広がりを見せた。



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そして、2012年3月11日の「東日本大震災・追悼式典」では天皇陛下の原発事故に対する発言も有りました。



天皇陛下とローマ法王の脱原発発言
(田中龍作ジャーナル2012年3月12日)
 「原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています」。




天皇陛下の脱原発発言(YouTube 4分43秒)


http://www.youtube.com/watch?v=C1x5EEe7r2k



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国民と国土、、、そして、この国の未来をどう考えるか、、、大事ですね、、