在韓米軍撤退に現実味

「完全な非核化」目標を明記　南北首脳が共同宣言 
日本経済新聞:南北首脳会談 朝鮮半島 2018/4/27 18:03

抱き合う金正恩氏（左）と文在寅氏

　日米が求める「完全な非核化」に言及する一方で、実現への具体的な道筋は示していない。６月上旬までに開く予定の米朝首脳会談に持ち越した。完全な非核化の範囲も、北朝鮮だけでなく、米軍が駐留する韓国も含めた朝鮮半島と規定した。

　核問題をめぐっては(1)韓国と北朝鮮は朝鮮半島の非核化に向け、それぞれが自らの責任と役割を果たす(2)韓国と北朝鮮は朝鮮半島の非核化に向けた国際社会の支持と協力のため積極的に努力する――とも記した。

 

（私見）

南北首脳会談によって、韓国は北朝鮮に取り込まれてしまったのではないか？続く米朝首脳会談で在韓米軍の撤退も現実味を帯びてくるだろう。北朝鮮が核兵器を所持したまま韓国に核兵器はなく、ましてや在韓米軍がいなくなった状態で統一という事になれば北朝鮮に軍事的に圧倒されることになり、北朝鮮による、、、金正恩による朝鮮半島統一がなされるのではないだろうか。かなり厳しい現実が日本にもさし迫っているのではないかと私は心配している。

北朝鮮 核実験とICBM発射実験中止

北朝鮮 核実験とICBM発射実験中止 核実験場も廃棄と発表
NHK Web News 4月21日 7時00分
北朝鮮国営の朝鮮中央通信によりますと、２０日に開かれた朝鮮労働党の中央委員会総会で、キム・ジョンウン（金正恩）委員長は「われわれには、いかなる核実験も中長距離、大陸間弾道ミサイルの発射実験も必要なくなり、北部の核実験場も使命を終えた」と述べ、核実験とＩＣＢＭ＝大陸間弾道ミサイルの発射実験を２１日以降、中止し、核実験場を廃棄する考えを表明しました。

（私見）

この発表は核ミサイルの量産化のめどがついたか北朝鮮包囲網を崩すために一時的に軟化したしたように思わせるフラグなのか、どちらか一方或いはその両方かもしれませんね。国際社会も北朝鮮に対して強硬な態度はとりにくいでしょう。シリア問題ありますし、国際社会はどうなって行くのか気になりますね。