ここに、図鑑でよく見かける地球の内部構造を示した図があります。ただ、誰も地球内部なんて覗いた事など無いわけで、どんな立派な先生が述べても、結局、想像図に過ぎないのです。
それでも、これを基にして考えると、地球にとってとても薄い(直径3cmの卵で0.3mm程度)地殻がマントルの高温(2000℃以上)を押さえつけている(地表は15℃)構造になっている事は分かると思います。私は個人的にマントルは溶融していると考えますが、地球表面近くでは高重力と低圧が働き(地球中心部では無重力と高圧が働きます)、マントルは成分は、物質化あるいは固体・液体・気体などに分離していくと考えております。この成分が分離した、固体部分がプレート(地殻)を構成していると考えるわけです。分かりやすく言えば、マントルを遠心分離機にかけてフリーズドライして、残った固体成分がプレート(地殻)と言う訳です。
このプレート(地殻)形成時には外に飛び出せ無かった液体や気体成分を含んだ部分(部屋)が存在し、ウェハウス構造を構成していると考えます。その固体(地殻の岩石)成分の隙間に石油や天然ガスがあるわけです。熱伝導度に大きな差を持った固体(これもそれぞれ熱伝導度の差の大きい物質に分かれている)・液体・気体の入り混じった構造は丁度熱を伝え難くする発泡スチロールと似ていいると考えても構いません。地表は地球内部に比べて低圧で高重力が働く為、マントルがさまざまな岩石成分と火山ガス、水や水素や酸素(水素や酸素の解離性ガスあるいはブラウンガス状態での分離などのマントルからの解離性ガス爆発は地震の原因だと考えています)、石油や天然ガスetc.に分離する為そのような構造が成り立つと考えています。
そうすると、マントルの高熱(2000℃以上)も地表近く(約15℃)ではプレート(地殻)で熱はシールドされて、マントルの熱エネルギーは簡単に放出されないわけです。非常に薄いプレート(地殻)で覆われているだけで、地球は内部のエネルギーを失わないのです。
トーマス・ゴールドの地球深層ガス説http://www.horagai.com/www/book/read/rd2001c.htm
に近い考えです。この説はトンデモ科学として認識され、誤解されているのではないとも思っております。
そして、このプレート(地殻)の経年劣化現象こそが、現在の異常気象や増加した地震・火山噴火の原因であり、今後起こりうる、本格的地球変動の原因だと考えます。そして、プレートの経年劣化と破断は地球の回転軸の重心移動さえ起こすと、、、私は個人的に、考えているわけです。
卵の殻は卵全体から見れば非常に薄いのですが、卵を守っているだけでなく、卵の殻は熱シールドの役目を果たしています。卵を殻を割って沸騰したお湯に入れれば短時間で茹で上がるのに、殻を割らないでそのままゆで卵を作るには長時間お湯を沸騰させ続ける必要あるのです。
ゆで卵を眺めながら、殻があるせいで、かなりの熱エネルギーが使われたんだなと、考え込んでしまった方は、↓をクリック。