激変する未来に向けて、銀色狼の備忘録

遠くない未来、地球も世界も激変すると直感している。愚人は何を考えどう行動していくのか、趣味と生活を含め、その備忘録とする

北朝鮮のIRBMはほぼ完成している、、、あとは量産だけ

2017-05-20 07:49:07 | 北朝鮮

北ミサイル、米「弾頭の大気圏への再突入成功」
読売オンライン2017年05月20日 01時27分

 【ワシントン=大木聖馬】米NBCテレビは19日、複数の米政府当局者の話として、北朝鮮が14日に発射した新型の中長距離弾道ミサイル「火星12」で、弾頭の大気圏への再突入を成功させたと伝えた。
  
 北朝鮮が米本土への攻撃のために完成を目指している大陸間弾道ミサイル(ICBM)は、大気圏再突入の技術が欠かせず、同当局者らは「重要な技術的進展」と見て、警戒を強めている。

 北朝鮮はこれまで、技術的に非常に難しいとされる弾頭の再突入技術獲得のため、実験を重ねており、2016年3月にも大気圏再突入模擬実験に成功したと発表している。朝鮮中央通信は今回の発射について「過酷な(大気圏)再突入環境の中で、弾頭部の誘導特性と、核弾頭爆発システムの動作の正確性を実証した」と主張していた。米政府当局者の見方は、北朝鮮の主張を追認した形だ。

 

(私見)

北朝鮮の核ミサイル技術について以前から専門家とか解説者がまだまだとかかなり甘く考えて発言している人が多かったようです。高度な知識がなくとも北朝鮮が積み重ねてきた実験をちゃんと見ているとどの段階まで来ているかわかったはずなのですが、、、大変愚かですね。さて、ここにきてようやっと米国もすでに昨年の段階で北朝鮮が再突入実験に成功していた(過去形)ことを認めたようです。核弾頭の方もブースト核爆弾(メガトンクラス、広島長崎クラスの約100倍程度の破壊力)を核弾頭にできるほどの小型化に成功していると考えるべきでしょう。なぜなら、北朝鮮はミサイルと核弾頭の開発を同時進行で行っていたからです。今年中にメガトンクラスのIRBM完全完成するのではないでしょうか。具体的には核実験はあと数回、1,2回程度でしょう。来年中には約30発程度のIRBMが量産されることになります。もちろん、現状でも数発あるいは10発程度の核ミサイルを保有している可能性は非常に高いわけです。

この段階で北朝鮮を空爆しても核弾頭やミサイル関連施設は空爆に耐えられる地下などに有る為、実質的効果はほとんど効果はないだろうと思います。2年を待たずして北朝鮮の脅威は現実のものとなる、、、わけです。

甘い予測や希望的観測を振りまいた、、、そしてそれを信じてしまった付けは大きいのではないでしょうか?


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