激変する未来に向けて、銀色狼の備忘録

遠くない未来、地球も世界も激変すると直感している。愚人は何を考えどう行動していくのか、趣味と生活を含め、その備忘録とする

中海に起きた謎の渦は浅海底地殻表層の急速劣化による陥没穴ではないだろうか?

2010-11-26 23:33:28 | トンデモ科学理論

以前、このブログで世界中に起きている陥没穴について地殻表層の急速劣化によるものではないかと述べたとおもいます。これが、海底の比較的浅い部分で起きると陥没空間がそれなりの大きさの渦を作ると思われます。もちろん地殻のウェは渦構造の破綻で出来た空隙空間ですから、海水で埋まってしまえばその渦は消えてしまいます。



中海に緑の巨大渦出現 直径約50メートル
(日本海新聞2010年11月07日


 6日正午ごろ、島根県松江市八束町の北約1キロの中海で、緑色の物体が大きな渦を巻いているのを監視飛行中の八管本部美保航空基地のヘリコプターが見つけた。アオコとみられるが、はっきりした理由などは分からず、珍しい現象という。


地球変動を歓迎する愚人の備忘録-nihon


この渦は比較的陸地に近く(陸地から約1キロ)、浅い海底で起きており、地上に起きた陥没穴と同様の原理ではないかと思います。また、規模も直径50メートルであり、陸上で陥没穴が発生した場合、もし陥没穴の上に水があれば、同様の規模の渦が出来るのではないかと考えています。つまり私は、この中海の渦の原因は浅い海底で地殻の劣化による陥没穴が発生したと考えているわけです。




沖縄・久高島沖に巨大渦 台風の強風で形成か
(産経ニュース2010.9.2 20:56


 沖縄本島南部の沖合にある久高島の近くの海面に、直径約5・5キロもの大きな渦が浮かび上がる珍しい現象を、第11管区海上保安庁(那覇)がヘリコプターから撮影、2日に写真を公開した。






地球変動を歓迎する愚人の備忘録-oki


この沖縄の海の渦は、規模も上記の中海と比べて直径で約100倍あり、記事に書いてあるように台風か気圧の変化で発生したものではないでしょうか。中海の様な浅い海底での陥没穴ではないと思われます。少なくともこの規模で原因が海底で突然発生した陥没穴あれば、近くの陸地で地震や津波等の地殻変化が原因と思われる現象が観測されると考えるからです。



まぁ、地球の変化を観察するのは子供の成長(歯が生える・立って歩くようになる・欲しいものがある時は親を大事にしたくなる・彼氏が出来ると、、、、父親は邪魔になる、、、、orz)を見守るのと同じ事なので、地球変動を温かく見守ってあげようではありませんか(泣)。



今私達が不安に思っている地球変動(火山噴火・地震・異常気象etc.)って、もしかして、地球の歴史では必要な事かもしれない、、、、、と思って安心された方は↓をクリック。
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SPADAよ、静かに眠れ

2010-11-21 18:00:33 | バイク
SPADAを冬季保管用車庫に冬眠させました。
1.まず、「カーボンクリーナー」でエンジンキャブレター及び燃料系内部を掃除して、その後に燃料を満タンにして「燃料劣化防止剤」をに入れました。少し、走ってから、保管です。
$地球変動を歓迎する愚人の備忘録-tomin_01
$地球変動を歓迎する愚人の備忘録-tomin_02

2.冬季保管用の車庫は氷点下以下になるので、バッテリーははずして、室内保管。1-2ヶ月に一度充電してやる必要があります。
$地球変動を歓迎する愚人の備忘録-tomin_09

3.冬季保管用の車庫です。雪が積もれば、来年の春までSPADAは出せなくなります。
$地球変動を歓迎する愚人の備忘録-tomin_05
$地球変動を歓迎する愚人の備忘録-tomin_06

4.冬季保管用の車庫に置かれたSPADAです。漬物や冬季用の野菜と一緒に保管されます(笑)。
地球変動を歓迎する愚人の備忘録-tomin_04
地球変動を歓迎する愚人の備忘録-tomin_03

5.走行距離メーターです。5299キロになりました。譲り受けた今年の4月が2090キロでしたので、修理し、その後走ったのが、約3200キロ程度走った事になります。
$地球変動を歓迎する愚人の備忘録-tomin_08


これで、来年春まで、SPADAには乗れません。SPADAが寂しくない様にここに「Streets of Fire」の「Tonight is What it Means To Be Young」を子守唄代わりに貼っておきます。

PS:ちょっと前に張ったYouTubeが重かったので差し替えました(2010.11.21. 22:20)
<param name="wmode" value="opaque" /></object>

この「Streets of Fire」という映画は私の心に強く影響を与えた映画で、「人に対する優しさ」とか「人を助ける」という意味を教えてくれた映画でもありました。私の人間形成の基礎になった映画です。今も、気に入っており、DVDなどを借りて、時々観ますね。なんと言うか、心温まる映画なんですよ。。。。ちょっと古い映画ですが、若い方にもお薦めですね(笑)。

SPADAよ静かに眠れ。来年も私と一緒に走ろう。
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日本鬼子(ひのもとおにこ)と言う、、、新しい萌えキャラらしい

2010-11-18 22:58:26 | ブログ
娘が教えてくれたのですが、最近「日本鬼子(ひのもとおにこ)」と言う萌えキャラがはやっているらしいのです。ニコ動のランクで4位ぐらいだと言っていました。うちの娘達も殆どテレビを見ず、パソコンの「サイト」か「ブログ」か「YouTube」か「ニコ動」ばかりで、音楽は「ボーカロイド」ばかりなのです。人間の歌手や芸能人も知らないようです(笑)。残りは携帯端末(電話?)でしょうか。まあ、一応テレビは持っていますが、、、今テレビ番組で何をやっているのか、私も娘達も殆ど知りません。。。。。テレビってもう要らないですよね(笑)。あ、私は新聞も一般雑誌も全く読みませんので。世の中に起きている事象はすべてネットで見ています。ネットの端末があれば十分ですから。

中国で「反日運動」の時に日本の事を「日本鬼子(リーベングイズ)!」と言うらしいのですが、どうも、この動画を見ると中国の反日感情が日本人には今ひとつ伝わりません。日本の事を「小日本」とも言うらしいのですが、確かに日本は国土が小さいので、妙に納得している人の方が多いのです。変な言い方ですが、「日本鬼子」「小日本」ともに日本を批判しているようには聞こえないのです。



他にも「日本鬼子」の画像を上げておきます。

地球変動を歓迎する愚人の備忘録-oni1
地球変動を歓迎する愚人の備忘録-oni2


多分、中国の鬼のイメージと日本の鬼のイメージが違うから、なんでしょうね。

多分この元々のイメージは「うる星やつら」の「ラムちゃん(鬼の女子)」ではないでしょうか?
$地球変動を歓迎する愚人の備忘録-ramu


まあ、なんにしても、中国の反日運動の「日本鬼子」が日本人にとっては「ラムちゃん」のようなキャラクター。「可愛い女の子の鬼」あるいは「我侭な女の子」のを連想させるのは、止むを得ませんね。

あ、他にも「うちの嫁は鬼だ」と言う事が日本では日常会話で使われる事があるのですが、大抵の場合、「いつもは優しい嫁なんだが、ちょっとおこずかいを減らされたとか、酒を飲み過ぎないように注意された」という意味です。

反日運動の時にはぜひこの「萌えキャラ」と「ボーカロイド」の歌を使って欲しいと思った方は↓をクリック。
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「はやぶさ」見事、小惑星の粒子1500個

2010-11-17 00:42:55 | ブログ

 6月に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の試料容器から、小惑星イトカワの微粒子約1500個が見つかったと、宇宙航空研究開発機構が16日、発表した。(2010年11月16日09時21分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101116-OYT1T00208.htm



はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について(平成22年11月16日 宇宙航空研究開発機構)


http://www.jaxa.jp/press/2010/11/20101116_hayabusa_j.html



ハヤブサが持ち帰った試料はどうやら小惑星イトカワの微粒だったわけですね。数々の苦難にもかかわらずすべてのミッションを成功させたはやぶさに乾杯します。


地球変動を歓迎する愚人の備忘録-hayabusa2


ハヤブサの偉業で重要な事は、「イオンエンジンの実用化」「月より遠くの試料を人類史上初めて持ち帰った」という事ですね。とくに、イオンエンジンについては、諸外国が諦めた技術であり、外宇宙で使用可能な航続距離の長いエンジンという事で、人類の夢がまた一つ広がった事にあると思います。



人類の宇宙への進出、困難ではあるでしょうが、やはり、「宇宙への夢を酒の肴」にして飲む酒は美味い!!



JAXAの皆さん、また、美味い酒を飲ませてくれ、そう思った方は、↓をクリック。



                            人気ブログランキングへ


宇宙開発のこういう話は好きなんですよね。なんか、夢があり、未来に希望があるじゃないですか。



【ニコニコ動画】【初音ミク】 はやぶさ 【オリジナル曲】


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架空小説 官邸の誤算(副題 海猿_戦国39の戦い)

2010-11-14 22:00:16 | ブログ

まあ、文学の才能なんて無いんですが、世の中の空気を読んで、ちょっと面白い小説(未完)を思いつきました。結末までは考えていないので、後はご想像に任せましょう。で、出てくる人も内容もすべて架空の人物で、完全なる妄想ですよ。で、やっぱり、自分で思いついても書けないので、、、ネットから、いろいろ拾ってきた内容が元です。。。著作権法違反ですかね(笑)。このブログに載せるのが問題でしたら、同様の内容を書いた人はご連絡下さい。。。私ですか?「笑い男」ですよ。「わ・ら・い・お・と・こ」。




地球変動を歓迎する愚人の備忘録-waraiotoko


官邸の誤算1
11月4日に尖閣映像44分がYoutubeで公開された時点で 官邸は海保関係者による内部告発である可能性が高いことは分かっていた。 公開された映像が海保の資料映像であると海保から説明されたからである。 また、内部告発の容疑者は全国ほぼ全ての海保職員があてはまることもすぐに分かった。この資料映像が全国の海保内部で長期間閲覧自由であったことが分かったからである。



官邸が最初に最も恐れたことは、内部告発者が名乗り出ることであった。


まず、この映像は某国国内にも流出し、多くの某国人がこの映像を見て動揺した。 この映像が日本の政府機関の作成した映像であることはすぐに分かるので、 某国政府はこれを日本政府が関与した謀略ではないかと疑った。 もし海保職員が関与していたと名乗り出れば、ますます日本政府は某国政府に疑惑の目を向けられる。 そうなると目前に迫っていたAPECへの某国のコキントー国家主席の参加の可否に影響を及ぼすことになる。 また、海保職員の内部告発ということになれば 某国政府との密約で映像を隠蔽していた日本政府は国内でも責任問題を追及される。 そこで官邸は内部告発者が名乗り出てこないように、あるシナリオを考えた。 それはこの映像が重大な国家機密であり、それを盗み出した重罪人の犯人が存在するというシナリオであった。 そうして厳しく犯人には刑事罰を科す方針を表明することによって 内部告発者を恐れさせ名乗り出るのを躊躇わせることにしたのだ。 またこうして政府があくまで犯罪の被害者であると強調することによって、 国内に向けては政府の情報隠蔽の問題点を隠し、某国向けには政府の関与を否定する狙いもあった。



官邸の誤算2
官邸はこの映像が石垣海保が那覇地検へ提出するために作った資料映像をベースにして作られたものであることから、 これが機密映像で石垣海保と那覇地検にしか無い物であるというシナリオを作り、調査先をほぼこの2か所に絞った。 もちろん海保の内部調査は馴れ合いのお芝居である。 海保職員なら石垣海保に調査を絞るのがナンセンスであることは分かっていたからだ。 その後の警視庁による捜査は本気の捜査であったが、簡単に進むような捜査ではなかったし、仮に石垣海保に内部告発者がいたとしても刑事罰をほのめかしているので名乗り出る者はいないと官邸は踏んでいた。官邸としては石垣海保の管理が杜撰であったので何者かによって盗み出されたということにして犯人の正体が謎のままAPECの期間が終わり、いっそのこと犯人は捕まらずに世間に忘れられるのが望ましいと思っていた。この事件が外部の謎のハッカーや泥棒による犯罪で、政府は被害者であるということにしておけば政府は情報隠蔽の責任も問われないし、某国政府も日本政府を信用してAPECにコキントーを訪日させるからであった。



官邸の誤算3
ところがここで官邸にとって第一の誤算が生じた。
それはYoutubeに映像をアップロードした際に使用したIPアドレスが11月9日に警視庁の捜査で特定出来てしまったことである。GoogleがIPアドレス情報を提供したのは本当は予想外だったに違いない(笑)。官邸が内部告発者をネットに詳しい人物だと思い込んでいたため、もっと工夫してIPアドレスがすぐに分からないように細工していると思っていた。だから少なくともAPECが終わるまではIPアドレスの特定は出来ないだろうとタカをくくっていた。ところが内部告発者の戦国39氏はネットに詳しくなかった(笑)ので殆ど何の工夫も無く映像を投稿しており、APEC開始前の11月9日には映像の投稿した場所が神戸の漫画喫茶だと判明し、その旨は11月10日の朝には報道されてしまった。



しかし官邸はそれですぐに内部告発者が名乗り出て来るとは思っていなかった。ところが官邸の第二の誤算は、その報道の後、間髪入れず、戦国39氏が出頭してしまったことであった。戦国39氏は神戸という地域が特定されたことで第五管区が捜査されることを想定し、上司や同僚にかける迷惑を最低限にするためにすぐさま出頭を決意したのだった。しかしこうなると外部の犯罪者ではなく公務員が映像の公開をしたことが明らかになり、某国からは政府の関与を疑われ、APECに悪影響を及ぼし、国内的には内部告発という扱いとなり政府の責任論が強くなってしまう。



官邸の誤算4
そこで苦慮した官邸は、あくまで政府は被害者であるという線で押し通すために、戦国39氏を守秘義務違反の罪で刑事告発し、行政処分の前に検察による刑事事件としての捜査を先行させるという異例の対応をとった。
戦国39氏を外部と接触出来ない状態にしておいて、その間に情報操作をして卑小な犯罪者のイメージを作りあげてしまおうとしたのだ。もちろん起訴して裁判が始まれば、この戦国39氏の公開した映像が「機密」にはあたらないことは明らかになってしまうので、官邸は実際に裁判をするつもりはなかった。戦国39氏をすっかり犯罪者のイメージに染めてしまい、APECを乗り切り、尖閣映像問題が鎮静化した頃に温情的に起訴を取り下げるつもりであった。そしてその後でひっそりと彼の行政処分を行い免職とするつもりであった。その後、彼が世間に向かって何を言おうとも、もはや大した影響力は無いという目算であった。


ところが官邸の第三の誤算は、戦国39氏があらかじめ読売テレビの山川記者と接触し取材を受け、インタビューやメモを残していたことであった。官邸は海上保安官というものをよく分かっていなかった。レスキュー隊員のような肉体労働者的なイメージしか無かったのかもしれない。それに内部告発者はもっと若い未熟な隊員が怒りに任せて感情的に決断したのだろうと思っていたのだろう。つまり甘く見ていた。しかし実際は戦国39氏は外事事件のベテラン捜査官で、かなり優秀で頭脳明晰な人間であった。そして動機も至って冷静で理性的であった



官邸の誤算5
戦国39氏は当初はすぐに内部告発者として名乗り出ようかと思っていたが、政府が映像公開を無理に刑事事件にしようとしていることから、もし自分が逮捕されたり出頭したりすれば、その後、外部との連絡を断たれて犯罪者に仕立て上げられるであろうことは予想しており、その罪状が国家公務員法の守秘義務違反であろうことも予想していた。そこで彼は出頭を躊躇い、しばらく迷った後、事態の推移を見守りながら、自分が出頭や逮捕で軟禁された場合に備えて、事前に記者に接触し、あの映像が機密ではなく自分の行動は守秘義務違反にはあたらないということや、自分の行動が不満や義憤などによるものではなく不当に隠された情報を国民に開示すべきという公務員としての使命感に基づいたものだということを、必要最低限な分だけ冷静に計算して説明しておくことにした。


その後、10日になって神戸の漫画喫茶が捜査線上に浮上したことで戦国39氏は出頭することを決断し、その直前に山川記者に連絡し、連行されていく自分の姿を撮影させて本人確認をさせた。これも官邸には誤算であった。本人の姿をマスコミの前に晒すことなど予定していなかったからである。全ては闇から闇へ葬るつもりであった。



官邸の誤算6
連行されていく戦国39氏の姿を見た山川記者はこの時初めて、自分が取材していた男が世間を騒がせていた戦国39氏だということを確信し、取材内容を報道した。この山川記者が関西のテレビ局の記者であったことも官邸には誤算であった。在京キー局であれば政府の統制が強く効いているので事前に押さえることも出来た。 あるいは地方のローカル局であればほとんど報道機関としての影響力は無い。
しかし関西ローカル局だけは、中央の統制があまり効かず、それなりに報道力、情報発信力がある、一種の政府にとっては治外法権的存在であったので対応出来なかった。そして、関西の1つの放送局が大きな影響力を有するようになった背景には、ネットの普及という要素も大きいが、このネットも既存マスコミとは違い、完全に政府の統制外にあった。こうして読売テレビを発火点として戦国39氏の実像や事件の真実はネットやマスコミ報道であっという間に国民全体に浸透してしまった。
この時点で官邸は既に戦国39氏を犯罪者として糾弾してしまっていたので、世間が知ってしまった真実とは全く乖離した暴論を狂ったように叫び続けるしかなくなってしまった。



官邸の誤算7
もし戦国39氏が犯罪者だという主張を官邸が引っ込めてしまうと、彼の公開した映像は「機密」ではないということになり、つまり「政府が不当に映像を隠していた」という彼の主張を認めることになってしまい、映像を「機密」だと詐称して隠していた官邸が責任を問われることになってしまう。
また、そうなると、その不当な映像隠蔽の原因となった日某国密約にまで話が及んでしまい、日某国間が険悪化して目前に迫っていたAPECに大きな悪影響を及ぼす。だから官邸は正常な国民から呆れられながら、それでもシンパを動員し一部マスコミをも使って、強引な屁理屈を駆使して、意地でも戦国39氏を犯罪者として非難し続けるしかなかった。
戦国39氏に対する取り調べも任意聴取を延々と続けるという異常な国策捜査であり、現場の捜査官も官邸の主張に無理が有ることは分かっていたが、上からの命令であるのでやるしかない。ただ、もし読売テレビの報道が無くて官邸による情報統制が成功していれば、この検察の国策捜査にも非難が集まることは無かったのであろうが、国民が真実を知ってしまった結果、この国策捜査に世論の非難が集中してしまい、これには検察や警察も困り果て、官邸の命令に従い続ける方針を維持することも困難になった。これも官邸の大きな誤算であった。



官邸の誤算8
結果、11月14日現在、未だ戦国39氏は任意取り調べという名の軟禁中であり、一方なんとかAPECは終わろうとしており、日某国首脳会談も成果は全く無かったが一応は無事13日に開催できた。
戦国39氏は捜査に異議を申し立てることや自分の意思で帰宅することも出来たはずだが、そうしていない。 これも官邸にとっては誤算であった。彼が何らかの主張をしたりアクションを起こしたりカメラの前に姿を見せれば、何処か必ず突っ込み所があるであろうから、あわよくばそこを突いてネガティブキャンペーンを展開して形成逆転を図っていたのであるが、戦国39氏はベテラン捜査官であるので権力側のそうした手法は予測しており、余計な動きはとらなかった。これによって、従容として違法な取り調べを受けている可哀想な人を官邸サイドが執拗にヒステリックに叩いているだけという、官邸にとっては最悪の構図となってしまった。



官邸の誤算9
この後、検察は戦国39氏を守秘義務違反で起訴することは出来ないだろう。起訴しても有罪判決を得る見込みが無いのだから、起訴しても仕方ない。あくまで官邸が今の時点さえ主張を通せればいいとして敗訴覚悟で検察に起訴させるという手も無いではないが、現在の世論でそれをやれば国民世論の非難は検察に集まり、検察はそれは怖くて出来ない。また、そうなれば官邸も大変な非難に晒されることになり、政権維持が困難になってしまう。
起訴をしないのであれば逮捕など出来ない。いや逮捕することにもはや意味など無い。当初は逮捕によって犯罪者イメージを持たせようという方針であったのであろうが、このような世論状況になった以上、起訴出来ないことは国民には周知であるので、それで逮捕を強行すれば権力の暴走として非難されるだけのことだ。逮捕も出来ないのであれば、何時までもこの非難の集中している国策捜査まがいの任意聴取を続けるわけにもいかない。APECが終われば守秘義務違反の刑事罰の件に関しては無罪放免とするしかない。これで一応、某国との間でこの問題についてはOKであろう。


問題はこの後、官邸が日本国内の国民世論とどう向き合っていくかである。



官邸の誤算10
次は戦国39氏の行政処分をどう下すのかという段階となる。
ここで軽い処分で済ますというのは難しいであろう。武装組織の構成員が上司の命令を無視して独自の判断で動くというのは大問題で、これを軽い処分で済ますと組織の規律が緩み、作戦行動の精度が落ちてしまう。また今回の場合、彼を刑事罰に問えなかったということは、あの映像は機密ではないということだから、彼の行動は公務員としては正当だったということになる。それで組織内の処分が軽ければ「正しいと信じた行動であれば組織の規律は破っても軽微な処分となる」という前例となってしまう。これは反乱やクーデターを正当化する論理となってしまい、組織内の下剋上奨励という昭和陸軍の轍を踏むことになる。だからここは戦国39氏への行政処分は厳罰(1割減俸3ヶ月or停職1ヶ月etc.)とならざるを得ない。どういう形にせよ失職(諭旨免職)する可能性はあるであろう。


それは本人も当初から覚悟しているようで、おそらく仮に処分が軽微(訓戒のみ)であっても、自主退職の可能性もあるであろう。しかし、国民が彼の行為が公務員としてはむしろ正当であったと知ってしまった中でそうした処分を下すとなれば、彼をそうした行動に駆り立てた原因を作った、官邸の不当な映像の隠蔽も捌かれなければいけなくなる。


彼が正しい行動をしたのに職を失うのであれば、その原因である不当な隠蔽をした官邸の責任者もまた職を辞するのでなければ道理が合わない。


つまり○首相は辞職すべきなのである。すなわち○内閣の総辞職が必須ということになる。そして、○○党の国会議員がほぼ内閣と一体化して映像の隠蔽や今回の国策捜査も推進していた以上、「○○党政権」というもの自体が一旦国民の審判を受ける必要があるのであって、解散総選挙もまた必須といえる状況になってしまった。 そして、野党党首も戦国39氏の意図を汲み取らず、無思慮にも必要以上に戦国39氏を非難してしまった。受け皿の無くなった民意は何処へ流れて行くのだろうか






うーん。ここまで全部で10編、架空小説としても、これって、映画化出来るんでしょうか?出来たら、仕事を休んで観に行きます(笑)。小説として出版されたら買いますよ(笑)。



私は、「攻殻機動隊」と言うアニメが好きで、何度も観ました。でも、自分が「笑い男」の模倣者になるとは思いもよりませんでしたね。。。。ちょっと私の「電脳活性」をチェックする必要がありそうです。私も普段周りから「頭脳より野生人」のように思われていますので、人間的には、ちょっと、この架空小説の登場人物の一人に親近感を覚えますね(笑)。。。。私も「個別の11人」ですかね。。。(笑)。


「攻殻機動隊」と言うアニメって、意外と面白いかもしれないと思った方は↓をクリック。



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PS:多分この架空小説の元を書いた人の名前は「パトリック・シルベストル」と言う人ではないかと思うのですが、この小説は11編で、完結するはずなんですよ。でも、ネットの何処を探してもこの第11編が見つからない。不思議ですよね。誰か、USBメモリーでも良いですから、この完結編である「幻の第11編」を教えてくれると嬉しいのですが、、、、続きは、国会議事堂首相官邸にでもあるのでしょうか(笑)。




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