北朝鮮、ICBMを発射 飛距離1000キロ、米国防総省が発表
AFP通信 2017年07月29日 04:19 発信地:ワシントンD.C./米国
米国防総省は28日、北朝鮮が同日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したと発表した。北朝鮮によるICBM発射は2度目。
国防総省のジェフ・デービス(Jeff Davis)報道官によると、ミサイル発射はグリニッジ標準時の午後2時45分(日本時間同11時45分)ごろに実施された。米日両国はこの直前、今月上旬に北朝鮮が行ったICBM発射実験を受け制裁措置を強化していた。
同報道官は「このミサイルは予想通り、大陸間弾道ミサイルだったと分析している」と説明。舞坪里(Mupyong-ni)から発射され、1000キロほど飛行した後に日本海に着水したとの見解を示した。安倍晋三(Shinzo Abe)首相によると、ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した可能性がある。
一方、ロシア国防省は声明で、同国軍の警報システムが検知した飛行データから「中距離弾道ミサイルの特徴」が確認されたと発表。高度は681キロに達し、飛距離は732キロだったと述べた。
北朝鮮は今月4日に初のICBM発射実験を実施。同ミサイルの射程は米アラスカ(Alaska)州に達するとみられ、国際社会の懸念が高まっていた。このミサイルについては、米国に加えて北朝鮮もICBMだと認めていたが、同国と良好な外交関係を保つロシアは「中距離ミサイル」との見解を示していた。(c)AFP
積丹の西200、奥尻の北西150キロに落下か
読売オンライン 2017年07月29日 03時34分
防衛省は29日未明、北朝鮮が28日深夜に発射した弾道ミサイルについて、3500キロを大きく超える高度に達し、約45分間にわたって飛行した後、北海道・積丹半島の西約200キロ、奥尻島の北西約150キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下したと推定される、と発表した。
(私見)
北朝鮮が2度目のICBMの発射を行ったようです。今度のは高度3,500kmにも達し、水平飛距離なら5,500kmを大きく超え1万キロも達する見込みだそうです。簡単に言えば米国本土も射程距離に入ったという事ではないでしょうか。また、米国も今回のミサイルはICBMだったと認めたわけです。2ヵ月くらい前の日本の報道ではあと2年くらいで北朝鮮はICBMを完成させるのではないかと解説者が言っていましたが、、、、2ヵ月で完成してしまったわけです。核弾頭の小型化にも成功しているだろうし、それはメガトンクラスの核弾頭だろうと私は推測しています。そして、その核弾頭は20-30発は既に保有しているだろうと推測されます。兵器級プルトニウム抽出のための黒鉛炉も稼働させましたから、現段階でも更に10発以上保有しているかもしれません。IRBMと核弾頭はほぼ量産体制に入っており、それにICBMが追加されたわけです。いくら作っても使う事はないだろうとマスコミや解説者は言っていますが、、、その保証はどこにあるのでしょうか?希望的観測とか願望に過ぎないのではないでしょうか。。。現実はもっと不愉快で厳しいと認識すべきではないでしょうか。。。2年後いや1年後の未来さえ、、、分からない時代に入っています。