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首都でまた戦闘=南スーダン【ジュバAFP=時事】 (2014/01/05-07:26)
4日、ジュバで、取材に応じる南スーダン軍報道官(AFP=時事) 【ジュバAFP=時事】南スーダンの首都ジュバ中心部で4日、激しい銃撃戦が起きた。現場は大統領官邸や議会も集まる官庁街で、砲弾の着弾音や自動小銃の銃声が響いた。南スーダンの戦闘は12月、ジュバで始まったが、その後は比較的平穏な日々が続いていた。交戦の当事者は分かっていない。
一方、政府軍報道官は4日、ジュバで「わが軍は(東部ジョングレイ州の州都)ボルへ向けて進軍中だ」と語った。反乱軍は逆にジュバへ向けて進軍を開始したと主張しているが、報道官は一蹴した。ボル郊外で激戦が続いているという。(2014/01/05-07:26)
南スーダンでは自衛隊のPKO活動が行われていますが、現状では反政府側がボルを陥落し、首都ジュバに迫る勢いで進軍中らしいですね。昨年暮れには韓国軍PKO部隊への10,000発の銃弾提供も問題になりましたが、その韓国軍は反政府軍に取り囲まれて孤立してしまったような状況のようです。もちろん2014年1月4日の段階で、韓国政府からの銃弾その他の物資も届いていません。
韓国軍、対立派の妨害受け銃弾補給できず
内戦の危機にある南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加し、陸上自衛隊から
緊急に銃弾1万発の提供を受けた韓国軍部隊が、同国政府が送った銃弾を含む追加の支援
物資を4日になっても受け取れずにいることが分かった。韓国軍合同参謀本部の話として
韓国メディアが報じた。
部隊が展開する東部ジョングレイ州の州都ボルが、政府と対立するマシャール前副大統領派に
掌握され、物資輸送用の国連ヘリコプターが飛べない状況にあるとみられる。同本部は、
部隊は安全だと主張しているが、孤立の危機との報道も出始めた。
韓国軍部隊は昨年12月23日に陸自から銃弾の供与を受けた。その後韓国政府は、世論の
警戒心が強い安倍政権の「積極的平和主義」の推進を後押しする結果を招いたと国内で批判
され、支援要請は国連にしたと主張し、銃弾の補給が終われば1万発を国連に返却すると表明した。
韓国軍は同27日にボルから約200キロ離れた首都ジュバの空港に数万発の銃弾などを
運んだものの、その後部隊に届けられない状態が続いている。このため1万発の返却も
見通しが立っていない。(共同)
自衛隊PKO部隊は現在のところ補給には心配がなさそうなのですが、やはり南スーダンの状況によっては、、、心配ですね。