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日々の出来事 2月28日 きんさんぎんさん

2018-02-28 09:00:00 | A,日々の出来事_





  日々の出来事 2月28日 きんさんぎんさん





 今日は、蟹江ぎんさんが亡くなった日です。(2001年2月28日)
また、姉の成田きんさんは、2000年1月23日に亡くなっています。
蟹江ぎんさんと成田きんさんは、100才を越えた記録的な長寿で話題となった双子の姉妹です。
 1991年に姉妹は数え年百才を迎え、新聞やニュースで紹介されました。
その後ダスキンのテレビCMで”きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳”でテレビデビューし、1992年の流行語大賞にも選ばれるなど”きんさん ぎんさん”として全国的に有名になりました。
 また、1992年2月には、”きんちゃんとぎんちゃん”でCDデビューし、浦辺粂子の持っていた最高齢レコードデビュー記録を大幅に更新しました。
1993年には、敬老の日スペシャルゲストとして”笑っていいとも!”に出演、年末には紅白歌合戦に応援ゲストとして出場しました。
1995年には、台湾へ招待され、103才で初めての海外旅行を経験しました。
この姉妹の100才を超越した元気な姿は”理想の老後像”と言われ、国民的アイドルとして慕われました。










      きんさんぎんさん




















☆今日の壺々話











年齢より若く見える人は長生き?




厳しい人生を歩んできた人は寿命が短い。
その人生は顔に反映される。
(南デンマーク大)




人間は年を重ねれば肌のハリを失い、シワが増え、その年齢相応の顔立ちになっていくもの。
しかし、中にはいつまでも実年齢よりも若く見える人々もいる。
そうした見た目の違いが、実は寿命にも関わっているかもしれない。
そんな研究結果をデンマークの研究グループが発表した。

 英紙ガーディアンによると、この研究は南デンマーク大学で老化を専門にしているコーア・クリステンセン教授らのグループが行い、英専門誌「British Medical Journal」で発表したもの。
クリステンセン教授らは、2001年1月時点で生存していた1,826人の双子(70歳以上)をサンプルに選び、その写真を20人の看護師、10人の若い男性、11人の中年の女性に見せた。
そして、写真の人物がいくつに見えるか、年齢を推測するよう依頼。
この質問結果と、2008年の生存状況の関連性を調べた。

 ここで双子を取り上げた理由については、老化に関わる遺伝子情報を同様に持っている点を考慮。
環境の違いにより生じた見た目の変化が、寿命の違いに結びつくのかどうかを容易に掴めるためだ。
英紙デイリー・メールによれば、クリステンセン教授らは同じ双子の写真は別の日に見せ、客観的にその人の年齢を推測させるようにしたという。

 調査の結果、2008年の生存状況では、全体の37%に当たる675人が亡くなっていたことが判明。
その多くは2001年の年齢推測の際に、実年齢より老けて見られた人だったことから、「見た目の年齢は、生存状況とかなり関係している」と結論付けている。

 また、同じ双子の間で推測された年齢の幅が大きいほど、老けて見られたほうは先に亡くなっていた例が多く見つかったという。
この結果にクリステンセン教授は「簡単に言えば『厳しい人生を歩んできた人は寿命が短い』。その人生は、顔に反映される」(デイリー・メール紙より)と語っている。

 また、米紙ニューヨーク・デイリーニュースによると、研究ではサンプル者らの染色体調査も実施。
この中で教授らは、染色体の末端に見られる「テロメア」という部分の長さを調べている。
「テロメア」は染色体末端部を保護する役割があるとされ、「この部分が短い人は、老化のスピードも速く進行すると考えられる」という。
すると、今回の研究でも若く見えた人ほど、長い「テロメア」を持っていることが分かったそうだ。

 クリステンセン教授は「成人の人が『年齢より老けて見える』と言われれば、健康状態が良くない証だ」(ガーディアン紙より)と忠告する。
肌のシワやたるみなども、軽く見てはいけないのかもしれない。



















きんさんぎんさん






きんさん ぎんさんのTVインタビュー

「 こんなに稼いでどうするのですか?」
「 老後に備えて!!」


名古屋での健康フェスティバルにて

「 長寿の秘けつは何ですか?」
「 とにかく気力!!」


島根県美保関町の小学生の質問

「 生きていてうれしかったことは何ですか?」
「 あんたに会えたことじゃ!!」

















双子の行動パターン







 私が中学生になった頃の話です。
入学にあわせて新しい家に移り、双子の姉とそれぞれの部屋を与えて貰いました。
翌日は休日で、初めて一人部屋での就寝という事もあり、少し夜更かしをしました。
朝、遠くから母の声が聞こえます。

「 ・・・・じよ、早く起きなさい。」

まどろみの中、また母の声が聞こえました。

「 火事よ、早く起きなさーい!」

“ え!? “

 そこからの記憶は曖昧で、何をどうしたのか。
気付いた時には、学生カバン片手に息を切らしてリビングに立っていました。
朝食の準備をしていた両親が、ポカンとこちらを見ています。
ふと隣に目を移すと、同じく息を切らした姉が立っていて、その手にはシッカリ学生カバンが握られていました。
 どうやら私達は、母が言った「九時よ」を「火事よ」と聞き違えたようでした。
部屋が分かれても同じ行動をする私達を見て、両親は涙を流して笑っていました。
私達も「なんで、学生カバンなん?」と大笑いしました。


















    長生き







 私は、旦那より長生きしたい。
旦那は専門馬鹿で不器用で、一般常識も家事能力もなーんにもないから。
私が先に死んで、旦那が葬式の作法わからずアワアワしてるのとか、
靴下の場所とか米の研ぎ方とかわからなくて右往左往してるのとか、
つまんなそうな顔してるのとか、
さみしそうに一人で晩酌してる背中とか、
あっちの世界から見えちゃったら、私は絶対に成仏できない。
幽霊になって旦那の世話を焼きに、笑わせに、うざがられに出ると思う。
そんな「オカルトちょっといい話」にならないよう、旦那を先に見送る。
来世までストーキングしてやるんだ。

















双子







 私の知り合いに双子がいますが、同時刻に三ヶ所で目撃されたという話を聴きました。
本人も怖がっていたので私は、

「 見間違いだよ。」

と言ったのですが、その友達Aは、

「 でも世の中には自分と似た人が三人いて、三人目に会うと死ぬとか・・・。
私は双子だからもう一人目にはあってるし、どうしよう。」

と取り乱している様子。
 果たして双子も数に含めるのかどうかは置いておくとして、私もその話は聴いたことがあるのですが、失礼ながら本気で信じていないし、そもそも本当に見間違いだと判断しているのでその場は笑い飛ばしました。
 で、次の日、Aに会ったときに、

「 よく考えたらAが直接会ったわけじゃないし、カウントする必要はないよ。」

と言ったら、まぁ、怖い話にはよくある結末なのですが、

「 昨日あなたと会ってないよ。」

と、こちら以上にガクガクブルブルながら言われてしまいました。
 自分と似た人ってのはその存在すら乗っ取るのですかねえ。
私はてっきり似ている人がいるだけで、その人はその人で人格を持っているモノだと思っていたのですが・・・。
あ、双子の片割れ(昨日話した人とは違う方)でした、ってオチじゃありません。













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