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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 756 無意識の緊張

2007-12-26 | 感情ストレス
患者さんへの説明で「無意識」を説明するのは難しい。意識できることは患者さんも理解しやすい。更に、無意識の緊張は自律神経系を乱す。さて、どうやって説明するか。

ギックリ腰や頚部の寝違え、肩こり、慢性腰痛などの症状は「筋肉」が関与する。関与するといっても原因ではない。結果として筋肉が関与してくる。このような症状の時には、関与している筋肉は過緊張を起し硬くなっている。

更に、硬結を圧すると痛みが出る。伸張しても痛みが出る。血流が減少し組織(筋肉細胞など)の酸素欠乏が発生し痛みの物質(発痛物質)が生成されセンサーが痛みを認識する。それが慢性痛や何度も再発する痛みである。自律神経系の影響が大である。

これを説明するのが難しい。患者さんに何とか理解していただく方法は無いのか?考えた結果がこうだ。

患者さんにコップに水を入れてこぼれないように歩いてもらう。できるだけはやく。水(ストレス)が少ないとこぼさず早く歩ける。ストレスが少ないと解釈し「水をこぼしてはいけない」という意識は「無意識」の緊張(自律神経系の乱れ)をつくらず筋肉の緊張が少ない。

コップに溢れんばかり水をいっぱい入れて、歩いてみるとどうだろう。「水をこぼしてはいけない」という意識は強く働く。その反対に無意識の緊張(自律神経系の乱れ)は強くなり、筋肉の緊張も強くなる。

この時に、水をこぼさないために、腕の筋肉に力を入れなさい。足の筋肉に力を入れなさい。と意識して命令している人はいないはずである。これが「無意識の緊張」である。この状態でくしゃみなどをするとどうなるかやってみといい。重いものを持ってくしゃみをしてみると想像がつくはずである。解りやすい説明かな?

拳骨


大掃除は楽しく、きれいになることを楽しみながらやりましょう。ギックリ腰の際は早めに御来院ください

アレルギー・ストレス・筋骨格の統合療法
カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・K

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