木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 102 三言

2005-08-30 | カイロプラクティック
この日記に書いている症例報告には、一部の同業者から誤解を受けている。症例報告というより治療法に誤解を受けているのかも知れない。

CCRKの看板は、いちよう「カイロプラクティック」である。それも学位など持っている。カイロプラクティックらしからぬ臨床をしているように思われる。

実際に、アレルギーやストレスの治療を行う。これらはカイロプラクティックの適応範囲ではないような教育を受けている。明確にアレルギーやストレス治療を行うことは日本のカイロプラクティックの現状では好まれないらしい。

脊柱のメリックシステムを根拠にアジャストメントをして、結果としてアレルギーが改善するのであれば、それはそれで良いらしい。それもカイロプラクティックの効果らしい。結果がよければそれでよしとして受け止められる。できれば、最初からアレルギーを改善することを目的にしたほうが患者さんのためと思うが。

CCRKの治療理念は、筋肉骨格系、アレルギー、ストレスの統合的な改善を目指している。また、各系の乱れは神経系の問題である。神経レベルの問題は避けてとおることのできない、生命の原理原則である。

カイロプラクティックの原理原則「サブラクセーション」が議論されるがサブラクセーションもある意味では結果であり、原因として捉えるのは疑問を感じる。よってサブラクセーションは隣接関節の椎骨の位置異常という機械論は、小生の頭から捨てられた。

カイロプラクティックは魔法の治療ではない。もちろんこの世に魔法の治療は存在しないだろう。(小生が知っている限り)よって治療にも限界があり、適応範囲も限られる。

我々の治療院に訪れる患者さんの症状は様々である。主訴は腰痛であっても、問診表を見ると鼻炎、かゆみ、湿疹、こわばり、頭痛、下痢、便秘、血圧などなど。挙げたらきりがないくらい複数の症状を抱えている。

腰痛、肩こりにしてもこれといって原因(キッカケ)が特定できず、いつの間にか、自然に痛くなったというのが多い。現代の社会情勢を考えると、このような症状は増えることはあっても減ることはない。

これからのストレス社会の患者さんに対応するには、狭義の考え方では対応できない。患者さんの利益に貢献できないはずである。CCRKではこれらの問題に対応するため模索を続けてきた。

その結果(現在のところ)カイロプラクティック、CRET、NAET、カイロ神経学に治まった。カイロプラクティックはAMCTである。主に筋肉骨格系の問題を改善する。CRETは感情ストレスの開放。NAETはアレルギー除去をする。カイロ神経学は大脳機能低下の改善である。

これらを統合的に臨床に取り入れて効果をあげている。カイロプラクティックだけでアレルギーを治療しているのではない。CRETだけで腰痛を改善しているのではない。

これからもこの日記にでてくる症例は、CCRKの統合的な治療法で行ったものである。誤解なきよう3つの言い訳をする。

拳骨


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