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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

スポーツ障害 7

2005-05-11 | カイロプラクティック
最近、連日スポーツ障害の患者さんが後をたたない。昨日来院した新患は、中学の野球部の監督の紹介で来院した。

中学2年生の外野手。右肘内側痛で来院する。5月7日の練習中に外野からの返球をした際に右肘内側部に痛みが出た。投球ができないほどの痛みと、腫脹が見られた。

すぐに専門医(近所の整形外科)に受診した。レントゲン検査を受け、「肘が外れている・ずれている」との診断???  シップ、3週間の安静。

監督さんに報告する。「えッ・・ほんとに外れているの?」長年野球の指導をしていると、選手の健康管理にには長けたものがある。肘や肩、膝の痛みに関しては現場の指導者のほうが、どの程度の症状か知っている。疑問に思った監督は母親に「CCRKで見てもらってください」

初検時は、右肘の腫脹と圧痛が顕著にみられた。腱の断裂、骨折、脱臼の疑いは無い。関節の不安定、可動域の制限もみられない。前腕屈曲筋付着部の炎症であった。説明に母親は安心したが、これも結果であり、原因は神経機能異常であることを追加説明をする。

神経機能異常により、筋肉骨格系のバランスが乱れ、その結果、腰が使えない上半身の腕力だけの投球フォームになっていた。他の膝、腰も圧痛があり痛みを訴えるのは時間の問題である。

施術後、神経機能異常の改善により筋骨格のバランスが整い、フォームのリハビリを指導すると見違えるように改善した。これで肘にかかる負担が軽減する。アイシング&ストレッチングの指導。

母親は、安心と同時に欲が出てきて「先生、14日に試合があるんですけど出られますか?」小生「カイロプラクティックは魔法の治療ではありません。次回の時の症状を見てみましょう。炎症が治まればでることも可能です。」

専門医がどうして外れている、ずれているなどと安易に言葉にするのか疑問に思う。まして、レントゲンは骨折や、ガンなどの気質的変化を鑑別診断するには必要な検査機器である。その他の症状に関しては決定的な診断にはならない。

外れている(脱臼)などの症状はレントゲンでは明らかに判断できる。外れて(脱臼)いた場合は、素人でも判断できる大きな症状が確認できる。手で直接触れる検査をすれば明らかになることである。

学生スポーツは、試合回数に数がある。年間に春、夏、秋の3回である。3週間の安静では、学生生活6回の大会の1回は出られないことになる。

拳骨

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