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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No1032 臨床へのこだわり10

2009-11-09 | セミナー
治療をする際に何を評価して診立てるのかは重要なことかはわかったと思う。ある先生は骨盤の歪みが原因といって骨盤の歪みを評価する。

ある先生は筋肉が原因と筋肉の評価をする。それぞれ評価の仕方によって治療法も当然変わってくる。

AMのテクニックは評価を下肢長の変化でみると思われえているが単なる構造的な下肢長の変化をみているのではない。下肢長の変化は神経学的な変化の表れとしてみている。

末梢の受容器から刺激を入力して神経反射反応を引き出し、どこに問題があるか評価する。その神経反射反応を評価する再に膝関節を軸に膝の曲げ伸ばしで下肢の長さに差が生じ、その差を読み取るのだが簡単なようだが結構、一朝一夕とは行かない。ここがまた面白いところである。

昨日も今年最後のAMセミナーが行われて全国各地から熱心な受講生が参加してくださった。今年最後ということで認定更新の先生方も多かった。

認定更新の先生方は年に一度参加すればいいのだが、そのせいか普段のオフィスの治療を行っている習慣で基本からずれが生じている方も目立った。

一人親方で治療を行っている先生は誰も癖や間違いを指摘してくれず基本からずれたままで行っている。やはりそのような先生は神経反射反応を旨く引き出せずにいたことが目に付いた。

認定を取得してからがスタートくらいに思っていただけるといいのだが、どうしても認定というハードルをクリアすると、そこで一息ついてしまうらしい。認定試験は採点項目があり、その項目でも大方のことができればクリアする。落とす試験ではないので臨床で使っていれば難関ではない。

認定を取得すれば臨床ですぐに結果が出せるかというとそうでもない。臨床は臨床である。認定取得するまでの勉強をした知識、技術を今度は臨床という場で応用として工夫を凝らし腕を磨いていくことが必要である。

拳骨


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