木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

スポーツ障害 5

2005-05-08 | カイロプラクティック
新学期が始まって、高校生の最初の大会が関東大会の県予選である。5月の連休明けには各専門部の大会が各地で行われる。練習も調整に入り、通常であれば練習量は減少してくるはずである。例外もある。

CCRKに最近来院した症例を紹介する。

初診日 4月28日 主訴 左第一中手骨骨折 負傷日 4月22日 原因 練習中に卓球台に強打負傷する
専門医でX線検査で骨折を確認。シーネ固定 安静指導を受ける

来院した患者(高校2年生)は、某高校の卓球部でレギュラー選手で5月6日に関東大会の県予選があり、団体戦の欠かせないメンバーである。一番頭を抱えているのは監督である指導者である。この高校は県下でも卓球の強豪校で関東、全国の常連校である。

本人は、春の大会は諦めていたが監督がチーム戦力を考えるとどうしても外せない選手である。監督に「CCRKに行けば何とかなるからいって来い」と云われ来院する。当の本人も行けば試合までに治るものと思っている。

骨癒合に関しては、骨折部位、骨折の形態、転移の程度、血液循環などのいくつかの条件で、大まかな癒合期間が決まります。ある程度の期間が必要であるということである。

初検時には、患部の第一指の関節可動域が減少し、ラケットを握るような動作時に関節の痛みが出た。骨折部位以外の痛みなのでできないことも無いと判断。

骨折の治癒とは仮骨が形成され力学的な働きに耐えられるか、耐えられないかの強度の問題である。したがって、ラケットを力強く振り切れるだけの強度があればOKである。

施術はAMCTにより全身の神経バランスを整え、1週間の練習から離れていた運動能力と神経機能の協調性を調和させることから始まる。その後、ラケットを握らせて練習をさせながら調整していく。

5月2日 2回目の来院時は、関節可動域改善、ラケットを振っても痛みなし。身体と神経機能のアンバランスが残り試合前にもう一度施術を行う計画である。ここまでに2回の治療で90%回復である。・・・・・・試合結果が楽しみである。

拳骨

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