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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

安全神話

2005-05-08 | カイロプラクティック
3日、4日と連休を利用して静岡にアレルギー治療の研修に行った。交通手段は新幹線を利用したJRである。
時間的にも木更津から静岡まで3時間弱でいける範囲である。

今の時代では当たり前の時間かもしれない。いや、長く感じるかもしれない。将来的にはもっと短縮が可能になることは間違いない。また列車の運行時間は数秒も違わない正確さであり、これに慣らされた日本人は当たり前の感感覚である。この正確な時間管理によって多くの恩恵を受けている。ありがたいことだ。

話はとぶが、3日の日に静岡県警のヘリが墜落した事故現場から、アレルギーの研修に行った某カイロプラクティックのオフィスまでの距離は、車で15分くらいの距離であった。小生は土地勘が無いので近いといってもピンとこない。

ニュースをみると乗務員5人が死亡と出ていた。翌日、偶然にも現場を通る機会があり車中から通りすがりに見てみたがテレビで見るよりも狭いような気がした。

現場は住宅地の密集地で、アパートと川の間の幅6メートルくらいの道に墜落したようだ。原因はともかく墜落した場所が不幸中の幸いというか建物を避けて、わずかにアパートの屋根をかすめた程度の損傷で、住人には被害が出なかった。1メートルでも建物よりであったらと考えるとゾーッとする。

最近、乗り物の事故が相次いで起きている。JR西日本の脱線事故、高速バスの横転事故、そして今回のヘリコプターの墜落事故。次はなにか・・・・。

原因はいろいろあるが、大方は人為的なものが絡んでいる。例え空中分解が原因でも、整備という人為的行為が関与する。脱線事故もスピードの出しすぎといわれているが、過密なダイヤ再編成の犠牲かもしれない。営利目的によるライバル社との競争の結果である。バスの横転も運転手の運転ミスによるらしい。

現代社会は、高度発展の影響で便利になり、その便利さにならされ当たり前になっている。少しでもこの便利なリズムが狂うと、歯車が狂ったようにぎこちない社会現象が起きる。犯罪、事故、災害などなど・・・・・

今の世の中、何が起きても不思議ではない。また、犯罪、事故、災害に巻き込まれても不思議ではない。人事のような対岸の火事でいたのでは自己防衛ができない。日本の安全神話は崩壊したといえる。

拳骨


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