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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 398 病気治りたくない

2006-09-16 | 感情ストレス
今朝の新聞記事より。人生相談のコーナーに掲載されていたがん患者さんからの相談ごと。

癌の手術をしてその後、現在は放射線治療をしている。症状も落ち着き快方に向かっている。通常であれば家族も本人も死の恐怖から開放され喜ばしいことである。

この相談者の相談事とは、癌からの快方は喜ばしくないようで癌は治らないほうが良かったらしい。というのも、病気になる前から「死」への願望があったらしい。

死にたいけど家族や世間のことを考えると死ねない。幸い? 癌になり「死」への願望が満たされるかと思ったが、治療のかいあって快方に向かっている。「死」への願望は異常か? というような相談である。 皆さんはどう答えます。

人の意識は、心理学的には4%位の顕在意識と残りは96%位の潜在意識らしい。意識的に考えたり行動できるのはたかだか4%に過ぎない。普段行われている行動などは意識外の潜在的なものが動かしているらしい。

患者さんの中にも、潜在的に「病気が治りたくない」というような感情を持っている。こんなことを書くと「何をバカなこと言っている。そんな人はいないだろう。」といわれるかもしれない。96%は潜在的な感情があるわけだから「病気を治したくない」というような感情があってもおかしくない。

もちろん「自殺願望」や「人を殺してみたい」といった感情も潜在的には持っている。ジキルとハイドの両極端な人格があってもおかしくない。潜在的な意識の気づきがないだけである。

潜在的な意識への気づきが無い人は、感情の滞りができ身体エネルギーのブロックができる。そんな人ほど病気やケガが多い。また、治りも遅い。

新聞の記事では、精神科医の回答者は「・・・過去をのろい他人を恨むという調子がなく、むしろ家族や病気に苦しむ人たちのことを思いやる優しい心が・・・裏目に出ているのかもしれない。・・術後で憂鬱になり悲観的な考えになっている。術後の気持のゆれだ。」と、顕在意識への回答である。

このような回答が大方の意見であると思う。できれば潜在的な意識への「気づき」を与えてあげることも必要と思う。

拳骨









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