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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1011 実践セミナー「格闘技編」8

2009-07-24 | スポーツ障害
捻挫も含めた急性外傷に対する治療は医師法あるいは柔道整復師法の法律上の規制があり他の代替医療では治療は不可能である。

カイロプラクティックの看板を掲げているオフィスにやってくる急性外傷の患者さん、まずは整形外科など専門医に受診しレントゲン検査をして骨折や脱臼の鑑別診断を受けている。

それでも何かしらの理由で早期回復を求めてカイロプラクティックのオフィスに来院することが多い。

患者さんの同意を得て捻挫の治療を行うわけだが、ここでも「捻挫の治療」を目的に治療を行うことは好ましくない。

捻挫の靭帯損傷を何とか早く回復させようと「捻挫」に目を向けると治療は成立しない。

ここでAM臨床家はカイロプラクティックの原点である「神経機能」に目を向けることが大切である。捻挫した関節に他動的に可動域検査やモーパルなどして悪化させたり、痛みを増幅させたりすることは避けたい。

モビリゼーションや四肢のテクニックでの力学的な矯正も痛みを増発させる要因である。今思えば、柔道整復師時代の小生の師匠などはこんなことをしていたように思う。(結果として良かったようだし、当時は患者さんも痛いなどと文句を言わせない空気があった。)

捻挫を含めた急性外傷によって、軟部組織の損傷はさておき、外傷にともなって起きる機能異常、特に「神経機能異常」を改善することがいい結果につばがる。

痛みの生理は急性期の鋭い痛みと後からじわ~っと来る鈍い痛みは神経生理学的にも違いがある。急性期の痛みと慢性的な痛みの脳の活動部位でも大きな違いがある。

AMの治療の刺激は受容器への刺激です。その刺激がどの神経経路を通ってどこに行き、どこから帰って来るか理解すれば難しい治療ではない。横系はもちろん縦系も刺激が伝わっている。


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