木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

NO 1006 実践セミナー「格闘技編」4

2009-07-13 | スポーツ障害
急性外傷のアプローチは損傷部位に対してのアプローチというより外傷をしたことにより痛みや生化学的な反応で生理学的、筋骨格系の機能低下が起こる。

何度み言う様だが、決して損傷部位へのアプローチではない。外傷によって2次的に発生する機能障害を改善することが良い結果を出す。

損傷部位は放っておけばいい。患者さんの訴えるのは損傷した部位の痛みであるが、ほとんどは機能障害の改善で痛みも軽減できる。

損傷部位を追いかけていると本質的なものを見失い、結果がでない。構造的なものや器質的なものを改善しようとするとおかしくなる。

AMで治療を行う場合は、先ずはベイシックを間違いなくきっちりとることである。そこから先が見えてくる。たとえ足関節捻挫であっても。

参考までに加茂先生の捻挫の治療です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

足関節捻挫

以前はよくテーピングをしましたが、最近はしていません。

それよりも、足関節付近の圧痛点(ひ骨筋も)に徹底的に局所麻酔を注射します。

注射後はすぐに痛みは軽減し歩行可能になることが多い。

このような治療を1~数回行うことによってとても早く改善します。

ほとんどの捻挫は靭帯損傷というよりも筋肉の微小損傷によるMPSととらえたほうがいいのではないかと思っている。

固定を厳重にはしません。

靭帯断裂をきたしているようなものはほんのわずかだろうと思っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

損傷部位に対してのアプローチというより筋肉の機能にアプローチしていい結果を出している。共通することがいえる。


拳骨

ポチおね
↓  ↓
にほんブログ村 健康ブログ カイロプラクティックへ