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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 982 サーブが苦手

2009-05-29 | スポーツ障害
関東大会予選の大会に出場するテニス選手。肩の痛みと腰痛、右臀部から大腿部に走るような痛み。30,31日が大会である。

AM治療後は肩、腰痛、臀部痛改善する。さて原因は? サーブがいまいちらしい。眼球運動、頚部反射機能が著しく低下している。

本人はサーブはうまくできているつもりだが神経学的には身体動作の機能は著しく低下している。痛みがともなわないと気づかないものだ。サーブを打つ際に意識(脳)でコントロールしすぎて他の部分で身体バランスを整えるように制限した結果の傷害である。

頚反射は左を向いたときに左手が伸展する。逆に右手が屈曲する。このときのトスを上げる際の頚部の動きと両手の反射機能が乱れてる。

これではトスがうまくあげることはできない。当然左右の腕の伸展、屈曲のリズムが狂う。このような状態ではサーブがうまく打てないのは当然である。

神経反射のメカニズムが狂うのは主に病的以外のものである。心理的要因が大きく影響している。

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