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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 403 テニスエルボー

2006-09-25 | PCRT(心身条件反射治療)
今日の新患。30歳代 主婦 右肘テニスエルボー テニスは数年前から始めてほぼ毎日練習をしている。

2週間前から右ひじの痛みを訴えて整形外科を受診する。例のごとく「テニスエルボー」と診断されシップと安静を指導される。原因は「使い過ぎ」である。決まりきった診断と処置である。

しばらく安静にしていて痛みが楽なり再度練習をした。再度痛くなった。当たり前である。原因は使い過ぎではないからである。原因が解決していないのに練習を再開すれば再発を繰り返すのは当たり前である。

友人からの紹介でCCRKに来院する。検査する。右肘屈曲時に痛みが外顆に出る。イス持ち上げテストで同部位に痛みが増発する。所謂、外顆炎である。まさにテニスをして痛くなったから「テニスエルボー」である。上手いことを言う。

テニスをして外顆炎になると「テニスエルボー」と傷病名?のごとくいわれているが、テニスをしなくても肘の「外顆炎」はおきる。事務職の人に多い。パソコンや筆記仕事をする人に多い。この人たちも「テニスエルボー」か? そんなことは同でもいいか。

検査をする。感情が絡んでいる。「上達しない」「嫌になる」本人は全くそんな感情を意識したことが無い。潜在的に懐いている感情である。「三焦経」のブロックが見られる。AMCTで神経バランスを整えて、更にPCRTで感情のブロックを開放する。屈曲痛はなくなった。若干、イス持ち上げ検査で痛みが残るが1か2くらいの疼痛である。

多くは「テニスエルボー」は使い過ぎ症候群といわれているが、使い過ぎだけではないこともある。見極めが必要である。

拳骨